古賀及子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃおもしろかった〜〜!!!ただただ好きな食べ物について考えるだけ(ほんとーーーうにそれだけ)なのに、読み応えがあって笑える瞬間もあってすごい!!
⬇️以下、本文引用
なにかに夢中になる人が輝く時代だ。推しという概念が広がりに広がって、愛による心のときめきを、今や多くの人が可視化して認識している。同時に、夢中になれない宙ぶらりんの状態を拗ねる気分も自分にばれてしまって、いつもなんだか物足りないような気に、どうしてもなりやすい。
その物足りなさを、今は餅がもちもちむっちり埋めて、ああ、あそこに大福があると私は駆けよって眺める(買う)。楽しい。
⬆️ここが特に良すぎる。核心を突くよう -
Posted by ブクログ
人生の本棚に入ってしまあた〜!
この本を手に取ったのは、まさにちょうど今、「私の本当に好きな食べ物ってなんなんだろう」「食べ物の総当たり戦でもやってみようかな」と考えていた時、本屋で出会ったからである!!!
ドンピシャ、運命的な出会い、それも、表紙めくると「いつだって私たちは言い切れなさのなかにいる」という、ただの食のエッセイじゃないぞ感漂う言葉が、わくわくをもっと大きくした。
そしてその期待を裏切らず遥かに超える自己観察、こだわり、言語表現力…!!!解説にもあったように、古賀さんは各方面に尊敬の気持ちを持ちながら、自分の言葉や心の向き方に正直に、最後まで考え抜いた人であり、それが真似できな -
Posted by ブクログ
最高だった、、
こんな文章を書きたい、こんな本を出したいと切望した、、
思い出というには別にそんな輝かしい記憶でもないけど、
すごく記憶に残っている、そんな話とその街とを組み合わせて、そして今その街に再度訪問してみるという構成になっている。
ノスタルジーだとか、切なさとかそんなのではなく、
ただ、誰しもこういうその街に残した記憶ってあるよな、といった感じで。
それが何とも言えない。
今まで『好きな文体』って自分にはよく分からなくて、
この作家が好き、だとかはたくさんあるけど、
文体が!と語れるほど、文体に惚れ込むといったことが無かった気がするが、
なるほどこれがそういうことなのか、と思っ -
Posted by ブクログ
このエッセイ大好きです。
なんか久しぶりに、内容が面白いとかどうとかではなくて、心地よい・ずっと読みたい・この匂いが好き、と心から感じました。なんか私の内側にビタっとくるのです。もちろん内容もとても面白いのですが。
日常の些細なことを短めに詳しく書く。それが5秒のことを200字で、ということ。殆どが家の中の出来事ばかりで、出掛けたエピソードといえばコンビニかスーパー。
また子どもたちとの掛け合いが何とも滋味深い。
内容から察するにシングルマザーでいらっしゃるのだと思います。息子さんと娘さんと古賀さんの3人暮らし。お子さんたちからホロリと出てくる言葉が、なんとも愛らしく笑えて、それでいて新鮮 -
Posted by ブクログ
とても読みたいと思っていた本でした。
読めて嬉しいです♡
「ある5秒にぎゅっと注目して200字で書く。」
興味深い試みだと思いました。
その日の日記に、どの5秒を選んで書くかは、後々日記を見返した時に、その時の自分が何に興味を持っていたかを知ることができる大切な記録だと思います。
興味は日に日に変わります。そして、しばらくするとその興味が戻ってきたりします。
長い期間で見ると、興味の移り変わりが螺旋状に循環しているのに気付いたりします。不思議です。
きっと、忘れたくない何かが意識に浮かんだり沈んだりしてるのでしょう。自分のことが分かってきます。長生きはしてみるものですw
-
Posted by ブクログ
『習慣で、というよりも、好きで毎日、日記を書く。書いているうちに5秒が面白いと思うようになった。一日のあらましをまとめるのではなく、ある5秒にぎゅっと注目する。200字かけてみっちり書く』―『5秒のことを200字で書く』
例えば、指先程の大きさの甘いメレンゲ菓子を一袋買い、全部食べるとしたら。それも子供用の小分けにされた小袋ではなく、お徳用の大きさとまでは言わないもののそれなりの大きさの袋に直に詰められた絞り袋から絞り出された形の白いメレンゲがどっさり入っている袋だったとしたら。そんなことを妄想しながら読む。
一つひとつの日記は、前書きにある通り、一日の内のたった五秒で感じたことを書いてお