【感想・ネタバレ】よくわからないまま輝き続ける世界と~気がつくための日記集のレビュー

あらすじ

岸政彦さん・花田菜々子さん推薦!

ZINE発!日記文学の新星が綴る小さな試み“やってみた”
いつもの日常に小さな試みを取り入れてみたら――?

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2024年の6月から10月のあいだ、週に3日から4日、“暇をふせぐ”ための簡単なトピックを生活に組み入れてみることにした。その日々の日記をまとめたのがこの本だ。
ポリシーを破ってめぐりめぐって日記を書くために何かし続けた。そこには非日常ではない、日常がかすかにふるえるような手応えがあった。

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23年ごしでハーゲンダッツのクリスピーサンドを食べる / 喫茶店で回数券を買う / 朝のラジオを外で聴く / かつてのバイト先に行く / 小学生の頃に読んでいた少女漫画雑誌を買う / 資格を取ろうと思い立つ / 駅にあるワーキングブースを使う 等々…!
やったことないけど、ちょっと気になる…日常にあふれている小さな試み。
よくわからないまま輝き続ける世界に飛び込んで、得た気づきを集めた日記本です。


■目次
はじめに
1章 身近な未体験にふれる
2章 過去を振り返って思い出すように気づく
3章 アナログの質感に気づく
4章 あたらしい暮らしに気づく
5章 自分がやってこなかったことをやる
6章 家事に気づく
7章 身近な未体験にふれる おかわり

おわりに

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Posted by ブクログ

ちょっとしたことに目を向けると、毎日がこんなにも鮮やかで彩りのある1日になるのか。

『気がつくための日記集』というテーマと、表紙に惹かれて買ったが正解だった。
1冊終わるのがこんなに寂しいとは。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

「喫茶店で回数券を買う」「朝マックのホットケーキを食べる」といったように、ちょっと憧れるけど行動に移すまではしない日常の小さなきらめきを切り取って集めた本。
エッセイというジャンルはこれまで通ってこなかったんですが、ほかにも読んでみたくなるくらい面白かったです。
作者の息子と娘のなにげない会話も、ふふっと笑ってしまうようなユニークさがありました。
章ごとにテーマがわかれていて、「身近な未体験にふれる」がいちばん読んでて面白かったです。

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

今まで試したことがなかったことを取り入れていく日常を日記のように(でも時系列では並んでない)綴られた作品。
私はかなり思い切ったことを、えいや!と思い切って取り入れようとしてエネルギーをかなり使ってしまう。
そうじゃなくて、今まで買ったことのない商品を1個だけ買ってみたり、ルーティンからちょっと逸脱してみたり…
今までの自分のテリトリーのほんのちょっと外にあるものを取り入れて、日記を通してそこに思いを乗せることで、その日その日が輝いた1日になっていくんだなと勉強になった。

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文章を書きたいから日記をつける、しかも中身が本にできるレベルというとんでもないな作者。
日常の中で食べたり感じたり笑ったりすることをメインに書いているし、中身もいい意味で軽いので面白い。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

息子さん娘さんの視点の鋭さがすごい。素敵な家族だ〜

日常の些細な出来事をここまで広げて面白くできることに感動。クスッと笑えて心がホワホワする。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

またもや古賀及子さんの日記を読む。
どんだけ古賀及子の日常が好きなんだという話だが、気になるんだから仕方がない。

本作は日記集と銘打っているだけあり、日記だった。
古賀及子は日記で最も旨味が出る。

特に古賀さんと子供達のやりとり、描写が相変わらず良い。
古賀及子さん的に表現するなら、子供達の感覚の鋭さに震える。

とりあえず、古賀及子作品は今後も楽しむ所存だ。
過去の自費出版の日記の再販求む!

星は3つ。3.7くらいはある。

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2025年07月23日

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