あらすじ
『日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くと書きやすい。日々をすごしたっきりにして忘れてしまう贅沢もすてきだけれど、私は貧乏性だから、家のちょっとした瞬間を残して覚えてわかっておきたいと思うのです』そんなつぶやきから生まれた、エッセイスト・古賀及子氏の人気連載がついに書籍化! 高校生の息子、中学生の娘との3人での暮らしの様子や、自身の心の機微を書きとめる日記エッセイ。電子書籍版では、イラストレーター・芦野公平氏による挿絵をフルカラーで掲載!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日常の中にある、本当にささやかな一瞬を拾い上げて魅力的な文にする手腕に魅せられました。
一見すると簡単そうに見えますが、かなり高等なことをさらっとやっていると思います。
家族の話題がほとんどですが、古賀さんがお子さんたちを見つめる視線の優しさを感じました。
もう高校生と中学生とはいえ、まだかわいくてしかたないのだな、と微笑ましくなりました。
Posted by ブクログ
日々の暮らしのなかでの着目点がとても面白かった。子供たちに対しても一個人として、個性や考え方を古賀さんが面白く感じていて、そこがとても好感だった。
Posted by ブクログ
おもしろかった〜!!2023年7月から2025年10月までの1日200文字の日記。ほぼほぼ日常のたわいのない事だけど、忘れないように書き留めておくことでこんな面白いことになるんだという発見!!
最近失恋して、その期間丸々一緒に過ごしたなぁと読みながら涙が止まらなかったところもあったけど、ハンガーのタトゥーの人の話とか、古賀さんが「レストランに連れてきてもらっていいな〜」ってなぜか子ども側の気持ちになってることとか読んでて爆笑させてもらえる場面も多かった。
どの年代の自分も自分の中で生き続けるっていう言葉も今の自分の心に残った。 辛かったこの期間の自分も将来の自分が肯定してくれるといいなぁって思う。
Posted by ブクログ
いつのまにか、息子くんが高校3年になっていて驚いた。娘ちゃんの足なでなでエピソードにほっこり◎
『すべての年代の自分が自分のなかに居続ける』という言葉に、共感。
Posted by ブクログ
再読。
お子さん2人のユニークな感性や発想を見つけ出して言葉にする著者の観察眼。
また2人から伝わってくる優しさや温かさは著者自身の穏やかな人柄によって育まれたものだと感じた。
本当にこの人の文章が好き。
Posted by ブクログ
エッセイや日記が、昔から大好きなわたし。
フォロワーさんの感想を読んで、これはおもしろそう、絶対好きそうだと思ってましたが、予想通り、
すごく好きなエッセイストさんを見つけてしまいました…!
日常の何気ない一コマ、誰にでも経験のありそうなやりとりや出来事が、こんな風にステキに切り取られて表現されていることの素晴らしさ!
変わり映えしない自分の毎日だって、なかなかいいじゃないと思わせてくれるような作品でした。
ぜひぜひ、他の著作も読みたい!
Posted by ブクログ
ちみちみ読んでたがようやく読み終わった。
何気ない日常から感じられる幸せが詰まった本だった。娘さん、息子さんと仲良さそうで会話も微笑ましい。娘さんは独特な感性があるなと思った。
Posted by ブクログ
日々の暮らしの中から何でもない、けれど忘れてしまうには勿体ないことを拾い上げるのが上手いなと思った。
そしてなんて素敵なご家族!
著者はもちろんのこと、息子さん、娘さんのファンになってしまった。
この人が書く小説もきっと面白いんだろうな。
機会があればぜひ書いてほしいと切に願う。
Posted by ブクログ
この方の本を読むのはこれが初めて。
日々の瞬間瞬間を淡々と語る日記なのだけれど、ときどき、「分かる!私はそういうことが言いたかったんだな」と思わされたし、微笑ましい瞬間もあり、読んでいてとても落ち着く作品だった。
『何がどうなっているのかよくわからないことが、あまりに多い。現代を生きるとは、謎を謎のまま受け取り続けることだと常々思う。』(本作から引用)
まず、(日常の中のおおよそ)5秒を切り取って細かに表すということ自体が斬新で、ともすれば当たり前のこと、いつものこととしてシュッと通り過ぎてしまいそうな場面を大切にできるからとても良い。
ネガティブなことを書いていないのも何かポリシーがあったのかなあ。
息子さんと娘さんのぽろっと放つ一言ひとことに唸らされることも多かった。このお母さんにしてこの子らありなのかも。
こんなに豊かに書き表せる自信は全くないけれど、自分も真似してやってみようかな5秒日記。たぶんめちゃくちゃ難しいと思う。
Posted by ブクログ
相変わらず息子と娘の会話が楽しい。
ふたりとも発想が豊かでほんとユニークなかわいい子たち。
お菓子の個数をすぐ3で割って食べる数を決める娘ちゃんの可愛さよ。
ご飯のあと、夜のコンビニへ3人で歩いていって一人1個好きなものを買う。
そんななんてことない日常がめっちゃかけがえのない幸せなひとときなんだよねぇ。
そんな日常が溢れている幸せな日記だった。
Posted by ブクログ
子どもが小さい頃、育児日記をつけていたことがある。起きてから寝るまでのあれこれを書いた、ただの1日の記録。それと対極にあるのがこの5秒日記だと思う。
1日の中のほんの5秒を切り取って200字ほどの文章を書く。すると、何気ない日常が一瞬でドラマティックに変わるのが不思議。24時間の中でどこを切り取るか、どんな言葉で表現するかで書き手のセンスが問われるだろうけど、やってみたくなる。
学校でみんなでやってみても面白そう。普通の日記よりも個性的なものが集まるだろうな。
Posted by ブクログ
5秒のことを200字で書く日記。最後の一文がおもしろい。クスッと笑えたり、「この出来事にこんな感想を持つんだ」ってびっくりしたり。お母さんが面白い文章書く人だからなのかな、お子さん2人も言語化能力が高いなあと思った。お子さんの発言やお子さんとのやりとりは読んでいてとても楽しかった。
Posted by ブクログ
日常のあるあるが満載。わかる!うちも〜!のエピソードがたくさんあって、楽しく読みました。当然影響されて5秒日記書き始めたけれど、あれ、なんか違う。全然言いたいことが収まらない。さすが作家さんの表現力は違う。だから一冊の本になるんだとあらためて分かる。些細な気持ちの揺らぎとか、子どもへの眼差しとかをあんなふうに的確に書けたらいいな。そして、人間的にできた方なのか、愚痴っぽいことは書かないようにしているのか、ネガティブな内容がないのがよい。鳩サブレのくだり、私は山賊以下だと軽く凹んだ(大きい方を渡すのをいつも迷う笑)。あと、お子さん2人の気付きや発言が時に味があって時に賢くて、日々の会話が豊かなんだろうと想像しました。
日常の些細だけど覚えておきたい気持ちを残すのには5秒日記いいかもです。めげずに続けようかな…だけど、今の力量だとただただしょうもない人生の記録になりそうだな。
Posted by ブクログ
日記に一日のことを書くのではなく、5秒間に注目してそれを200字で記すというのが目から鱗でした。
読んでみると、ほっこりしたりくすっとしたり、じんとしたり。こんなふうに一日を切り取って未来に残せたらなんて素敵なんでしょう。
自分もやってみよう!とは思いましたが、当たり前ですが作者のように文才もなく、ただ未来に残したくない駄文が残るのみで即断念しました。
Posted by ブクログ
そうそう、そういう感じ、と思わせられる日常の些細なことの感覚の言葉たち。何となく同じようなことを考えてても言葉にしてこなかったことから、全く考えたこともなかったけど、言われてみればわかる、ということまで。
独特のルールが作られたり、造語が作られたりする家族の感じが良い。
Posted by ブクログ
“何がどうなっているのかよくわからないことが、あまりに多い。現代を生きるとは、謎を謎のまま受け取り続けることだと常々思う。”(p.95)
“子どもの私も、小学生の私も、中学生の私も、高校生の私も、短大生の私も、20代の私も、30代の私も、ぜんぶそれなりの鮮度で自分のなかに保存されていて、それぞれに今なお世界を見ている。”(p.237)
Posted by ブクログ
「一日のあらましをまとめるのではなく、ある5秒にぎゅっと注目する。200字かけてみっちり書く」という日記。
1日の記述は短いけれど、くすりとしてしまうようなちょっとした出来事や家族とのやりとりが記録されている。これが面白くて、1ページごとに確かに…と思ったりなるほど…と思ったり、驚きがあったりする。やっぱり私にはこの著者の本はエッセイより日記が面白い。
今回読んでいて気づいたが、この人の日記には嫌なこと、辛いことが全然書いていない。いつもちょっと面白いことばかりだ。たぶんマイナスな感情や出来事は記録して残しておきたくないんだろう。鬱々とした日記も嫌いじゃないけど、こういう忘れがちな日々の気付きや面白かったこと、笑ったことだけをたんたんと書き連ねていく著者の職人的な姿勢は好きだ。
寝たはずの息子が急に部屋から出てきて面白い短歌を共有してくる話と、洗濯ばさみが手のひらで壊れ、破壊の悲惨さがないと評している日の日記がなんだか良かった。どの日も良いんだけど。
Posted by ブクログ
「5秒のことを200字で書く」という発想が面白く、やってみたくなった。
「暮らしのなかにある、ささいなことにただ気がつきたい」という言葉に共感。
目の付け所が古賀さんならでは。何気ない出来事がこんなふうに表現できるのかと何度も唸る。
自分の日常も少し丁寧に見たくなった。
Posted by ブクログ
あるPodcastでゲストで出ていた古賀さんを初めて知り、5秒日記を紹介されていた。
最近、日記を付けてはいるものの、何となく毎日何書こうかなあとなっていた所だったので、興味深く聴いた。お話が面白かったので、本を手に取って見た。
初めは、日記の書き方が書いてある本なのかと思っていたがエッセイだった。まさしく日々の何気ない一瞬を切り取った文章に何気ない幸せを感じた。
それからは、ちょっとした心の動きを、あとでこれ書こうと思ってメモするようにしている。
あとで見るとネタ帳のようでこれはこれで面白い。
Posted by ブクログ
日記である。
何気ない日々だったとしても、何か特別な日であっても、そのときを忘れずに書くというのはいい。
だが、自分がここまで書けるのか…?書けないだろうと想像できる。
昔は、10年日記を書いていた時もあった。
しかし、振り返って見れば誰かに見られたら恥ずかしいかもと思い燃やしてしまった。
それ以降は、手帳に出来事のみの記載でそのときの思いや感想などはない。
5秒日記には、出来事に加えて細かい面白みや興味がある。
しかも子どもたちとの会話も弾んでいるのが伝わってくる。
たとえば、どこかへ行くことがなく家にいたとしても同居人の行動や言動でちょっとした気づきがあるかもしれない。
それを掬い取って日記にするのもいいのかもしれないと思った。
2024年2月1日
息子さんが、部屋から飛び出してきて、すごい歌があったと、手に持った本の短歌を一首読む。
〈寝た者から順に明日を配るから各自わくわくしておくように 佐伯紺〉『おやすみ短歌・実生社』
何気なくさらりとこういう嬉しさを共有できるって素敵だなと思った。
Posted by ブクログ
日常の一コマをこんなに丁寧に切り取れるのが羨ましいし素敵だなと。
息子さん娘さんとの関係性も良く、ほっこりエピソードがたくさん出てくるので暖かい気持ちになります。
日常を大切にされている方なのが良く伝わります。
◾️心に残った文章
寝た者から順に明日を配るから各自わくわくしておくように
Posted by ブクログ
最近、日記本ブーム?と思うほど関連書籍が増えている気がします。本来、日記は他人に見せない前提でしょうが、コロナ禍が要因したのか、日記という自己表現の形が確実に広がってますね。
本書、黄色い表紙・タイトルともとても目を引きます。日記を書く際、一日のあれもこれもではなく「5秒のことをを200字で」(要は〈一点突破・全面展開〉ですね)という、古賀さん流のシンプルな方針で綴る、日記風体裁のエッセイです。
古賀さんの文章は、タイトルほど厳密なものではなく、一日の文量も視点とその膨らませ方もアバウトな印象です。ユーモアがあり、感情を抑えてさらりとした筆致は、人生の切実さを薄め、愛おしく心地よいものに変え、それが読み手にも伝わります。
古賀さんが何を見てどう感じたか、という思考の跡を辿ることができ、子どもたちとの関わりを中心に生活が立ち上がります。さらに、一日の何気ない断片が積み重なることで、古賀さんという人間の輪郭が浮かび上がるようです。
最近のブームといっても、もともと日記文学は平安の昔からありました。現代ではSNSに疲れて日記のアナログ性へつながりを求めて逃避し、共感できるよさが再認識されているんですかね?
私もスケジュールや事実の記録のみの日記でなくて、出来事から得た視点や心の動きを捉え、記してみるのもいいかも…いや、続かないな。
Posted by ブクログ
日記を続けたいと常々思っているが、「今日何もなかったなー」という日がほとんど。
しかしこの著者は一日のたった5秒の事を書けばいいという。読んでみたら、本当にどうでも良さそうな事?を掘り下げて書いている。そして息子さんや娘ちゃんがとてもいい味出していて、楽しい家庭を覗き見たようだった。
Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。
以前、『休むヒント。』という本の中の、古賀さんのエッセイを読み、少し気になったので手にとりました。
「日記は一日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くといい」
という帯に、目をひかれました。
なるほどなと思いました。
パラっと日記を読みました。
息子さんが夜、急に古賀さんに、本を読んでいて見つけた詩を教えてくれます。
「寝た者から順に明日を配るから各自わくわくしておくように」
すごく印象に残りました。
他人の日常を覗いてみるのも面白い!
Posted by ブクログ
初めて読んだ作家さん。なんだか、ほっこりしていて良かった。そして、同居の息子(高校生)と娘(中学生)との関係も、とてもイイ感じだった。
その日あった5秒くらいの出来事を、200字くらいのエッセイにする。そんなコンセプトが、とても楽しい。
Posted by ブクログ
タイトルが素敵。
5秒のことを200字かけて書く、というオビの文言もいい。
あくまで日記なので、奇跡のような出来事は起こらない。
人の日常を覗いて、何が楽しいんだとさえ思う。
でも、読みながら、一日のたった一幕に注目しながら生きていけたら楽しいだろうな、と感じる。
ふとした会話、いつもと微妙に違う光景、一年に一度のあれこれ。
スポイトで吸いながら、一滴一滴を大切に保存できたら、後からきっと見直して、そこに意味を感じるような気がする。
Posted by ブクログ
言葉のチョイスや、置き方、例えが個性的(良い意味で)面白く感心させられる。そして何より息子と娘さんの距離感がいいことが伺われ、彼らの着眼点や言葉選びにもクスリとさせられました。日記本、良き。
Posted by ブクログ
古賀さん、初読。
初出のサイトがオシャレサイトなので、オシャレ生活をこれでもかと見せられる(言い方失礼ですみません)かと思いきや、程よく気持ちの抜けた日常、笑いのわかるこどもさんとの会話、等身大のことばの羅列。
とても心地よいエッセイでした。
等身大のことばだけど、そのチョイスや過不足なくピッタリな言い回しに、すごくセンスを感じました。
さすがだなぁと、うらやましく…
娘さんが焼き芋のケムリを見て、教皇選挙(教皇決定!みたいな)と言った話、めっちゃスキすぎた!
Posted by ブクログ
5秒のことを200字で書く
なるほどな思いつき。
古賀さんとお子さんたちとの掛け合いに、クスッと笑いがこぼれる。
素敵な日記を読ませていただきました♪
焼き芋とコンクラーベ
財布に入れとくカエルくらいの大きさ
イヤホンのケーブルで(物理的に)釣れる息子
三が日の先、どこまで餅を走らせるか
細かく上げるとキリがないほど、日常に潜む小さなひとコマにぐぐっと心引き寄せられました。