【感想・ネタバレ】5秒日記のレビュー

あらすじ

『日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くと書きやすい。日々をすごしたっきりにして忘れてしまう贅沢もすてきだけれど、私は貧乏性だから、家のちょっとした瞬間を残して覚えてわかっておきたいと思うのです』そんなつぶやきから生まれた、エッセイスト・古賀及子氏の人気連載がついに書籍化! 高校生の息子、中学生の娘との3人での暮らしの様子や、自身の心の機微を書きとめる日記エッセイ。電子書籍版では、イラストレーター・芦野公平氏による挿絵をフルカラーで掲載!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「一日のあらましをまとめるのではなく、ある5秒にぎゅっと注目する。200字かけてみっちり書く」という日記。
1日の記述は短いけれど、くすりとしてしまうようなちょっとした出来事や家族とのやりとりが記録されている。これが面白くて、1ページごとに確かに…と思ったりなるほど…と思ったり、驚きがあったりする。やっぱり私にはこの著者の本はエッセイより日記が面白い。
今回読んでいて気づいたが、この人の日記には嫌なこと、辛いことが全然書いていない。いつもちょっと面白いことばかりだ。たぶんマイナスな感情や出来事は記録して残しておきたくないんだろう。鬱々とした日記も嫌いじゃないけど、こういう忘れがちな日々の気付きや面白かったこと、笑ったことだけをたんたんと書き連ねていく著者の職人的な姿勢は好きだ。
寝たはずの息子が急に部屋から出てきて面白い短歌を共有してくる話と、洗濯ばさみが手のひらで壊れ、破壊の悲惨さがないと評している日の日記がなんだか良かった。どの日も良いんだけど。

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2026年06月01日

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