山口未桜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
題名から、おっかなびっくりで読み始めましたが、始まりから引き込まれて、なんと一気読み。一晩で読み終わりました。
火星の女王の時切望した登場人物と地図が、この本では両方とも巻頭についていることも、一気読みを助けてくれました。
早い段階から気持ちを揺すられる緊迫した展開になってきたとき、城崎という登場人物が出てきます。とても冷静で、感情の起伏がない、という設定だったことに、とても助けられました。
主人公と一緒になって騒ぐような登場人物ばかりだと、激しすぎるいろいろな事件を読み進める気持ちを保つのは、難しかったと思います。
さて、この本には、いくつのも問題提起があります。
その中でも私は、子供は親を選べない、ということが一番心に残りました。
この本に、親ガチャという言葉は出てきませんが、
一般的には親の社会的地位や経済力に使われますよね。
だけど、親の愛情の深さこそ、子供にとって人生に多大な影響を与えるという点で、一番の親ガチャと感じてしまうのです。
どんなことがあっても最後まで子供を責任持って愛情を注ぎ続けられる人だけが、親になるべきです。
私も、心を引き締めました。 -
Posted by ブクログ
『禁忌の子』の続編にあたる作品。前作同様、城崎が探偵役を担うミステリ。
濃霧と硫化水素に閉じ込められた僻地の病院で起こった殺人事件という、いわゆる嵐の山荘モノではあるが、硫化水素によるタイムリミットと活動範囲が狭まっていくシチュエーションは夕木春央氏の『方舟』を想起させる。ただあちらと違うのは、あくまで病院が舞台であり入院患者の命を守るために医療従事者たちが心身を削り働くというお仕事モノとしての緊張感もあり、ガスの蔓延が進行した中盤以降は手に汗握る展開に。
今作、ミステリとしてはやや平凡な印象でしたが、僻地医療を巡る問題提起は、実際の我が国でも定期的に提起されては黙殺されてきた問題であると感じた。人が住む地域である以上、医療は行き届かなければならないが、その従事者たちを人ではなく駒として扱っていないか。「やりがい」という体のいい幻想で搾取してしまってはいないか。持続可能なものとなっているのか、それとも風前の灯火なのではないか。
医者と一言でいっても、どういう医療をどういう環境でどういう信念で、と考えていくと本当に様々な形があるのだなと思い知らされました。 -
Posted by ブクログ
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この世界には目に見える美もあれば、見えない美もある。
誰かにとっての美が、誰かにとっての醜であることもある。
最近あなたの心を震わせた美は何ですか?
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GOAT第三弾!!
今回は"美"をテーマにした特集。
表紙がキラキラでめっちゃ綺麗〜♪
もちろん中味も色合いや紙質なんかにもこだわられてて素敵だった
短編小説、エッセイ、対談などなど 今回もめちゃくちゃ盛りだくさんな内容で、しかも豪華ラインナップ!
これで510円だなんて、ほんと いいんですか?って感じ。
時間はかかったけど、とても楽しめた〜!
小説で特に好きだったのは、間宮改衣さんの「ルリ色のハね」、大前粟生さんの「いつになったら大人になれる?」、蝉谷めぐみさんの「蜻蛉の衣」、佐原ひかりさんの「魔法の咲く丘」あたり。
あと対談もどれも面白かった◎
大満足♡
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購入済み
タイトルからして
重いお話かな?と読み始めましたが
もう凄い作品力さすがの受賞作
まさかの展開過ぎて圧倒されました
所でこの作品誰が主役?
て思ってましたが次回作で主役が明らかに