山口未桜のレビュー一覧
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「禁忌の子」に続く城崎響介シリーズ第二弾。
研修医・春田芽衣の視点で書かれているが、前作同様探偵役は城崎先生。
事故死と区別がつきにくい殺人事件から大地震、さらに第2、第3の事件が起きていく。
最初に登場人物と病院の配置図が8頁使って掲載されているが、その時点ではピンとこない。事件が起きる度、また城崎先生の推理の度に確認が必要かも(^_^;)
事件は難解で、結末は意外な展開になる(と私は思った)が、最後まで集中力が途切れることなく読めた。
環さんの言いかけたことは何だったのか、深山さんは回復できたのか、遠山さんは娘と会えたのか等、置き去りにされた疑問は残っているが、とにかくシリーズ次回作 -
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ネタバレ本を開いて最初に目に入ったのが、作者の受賞あいさつだった。
その内容に、正直なところ強い違和感を覚えた。
医者でありながら小説を書き、子育てもして、鮎川哲也賞まで受賞した――まるで「私ってすごいでしょう」と言われているように感じてしまったのだ。
大谷翔平が二刀流なら、自分はさらに上の“三刃流”だと言わんばかりで、いきなりマウントを取られたような気分になった。
作者の底意地の悪さのようなものまで想像してしまい、かなり嫌な感情を抱えたまま読み始めることになった。
そんな状態で読み進めたにもかかわらず、気がつけば物語に引き込まれていたのは事実である。
出生の秘密をテーマにした物語は重く、簡単に楽し -
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ネタバレ読む本を自分で選ぶとどうしても偏ってしまうので、
こういう形で予想外の作家さんと出会えるのは良いですね。
個人的に好きだった作品↓↓
【ふたえ:高瀬隼子】
→「まあそうだね。ずっと整形したかった。二重の目になりたかったし、違う顔になりたかったよ」
この言葉を発した父親の感情に想いを馳せる。
もしかして、違う顔、じゃなくて違う自分になりたかったんじゃないのかなと。
支配的な両親と自分に依存する気満々の妻に囚われて、今思えば逃げたかったかもしれない、けど、それは自分の中で言葉にもならなかった。
代わりに、違う顔になりたかった、という感情として現れたんじゃないかな。違うかな。
わかんないけどそん -
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第2号に続いて発売後まもなくの3号を手に取りました。「うまいなあ」というのが実感ですね。
うまいなあその1。黒色が基調だった前号とは打って変わっての表紙の色合いの美しさ。日光に反射してキラキラしています。今号の特集が「美」というのも頷けます。
うまいなあその2。各短編がみな読み切りになっているということ。他の文芸誌を読んでいて困ったのは、好きな作家の作品が連載の途中だったりしたんですよね。その点、こちらは読み切りなのでスッキリ。さらに、続きが語られる作品はウェブ上で連載が始まるという。上手に読者を小説の世界へと誘っています。
うまいなあその3。映画好きの自分としては、まもなく公開される映 -
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ネタバレ仕事が忙しく、なかなか読み進められず(最近読みのスピードも非常に遅く、、、)やっと読み終えた。
途中まで、「あまり刺さらないかな」と感じた瞬間や「ちょっと都合良くないかな」と思う場面(液体を上部から垂らすシーンなど)があったのは正直な感想。犯行のトリック自体にはそこまで刺さらず。ただ、階段を登り降りする回数から導く論理的な解は見事だった。
しかし、犯人の語りから絞り出される僻地医療、いや医療に関わらないかもしれない社会課題と犯人の思いが非常に物語に深みを与えていた。いやぁ、犯人かっこよすぎるよ。二階堂先生との思い出•最後の屋上の場面は、非常によく、目頭が熱くなった。城崎先生が真相を暴いた理 -
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ネタバレつまみ読み中
藤ヶ谷くんと朝井リョウさんの対談、大笑いした上に勉強になった。
私もサバ番好きの端くれ、「イン・ザ・メガチャーチ」読もうっと。
九段理恵「Beauticide」
ちょうど、海部陽介著「人間らしさとはなにか」を読んだ直後で、これもシンクロニシティというのか?と不思議な想いを抱えながら読んだ。
重たい衝撃を受けた。
間宮改衣「ルリ色のハね」
朝霞の言葉にどんどん引っ張られて行動する陽菜を応援していたので、朝霞の正体を知った時にはショックだった。
ただ、これは残念とは言い切れない受け取り方もできるので、折り合いのつく自分なりの受け取りを採用したい。 -
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ネタバレ第2号もまだ読み終わってないけど、発売が楽しみで発売日に購入!
表紙がキラキラで、机に置いて視界に入るだけでワクワクする。
ページを捲ると、新品の写真集のような匂いでワクワクする。
最初の小説が、大好きな高瀬隼子さんの「ふたえ」。もうこれだけでテンション上がる。
しかも、今回は私の好きな「ほんタメ」のあかりんとたくみさんまで!!
「小説を、心の栄養に。」と書いてあるけど、ほんとに510円で心の栄養買えるのがありがたい。
まだ途中までしか読んでいないけど、好きな作品の感想を書いていきます。
●高瀬隼子「ふたえ」
ずっと会っていない父が整形した話。なぜ父が定年過ぎて整形するのか理解ができない -
購入済み
スタートから引き込まれる設定に、怒涛のスピードで進んでいく物語、息をつく間もないほど次々と明かされる真実、そしてハラハラと感動が入り混じったラスト。控えめに言って最高、面白かった。愛があるが悲しくもある物語、胸がぎゅっと締め付けられる。