山口未桜のレビュー一覧

  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    運ばれてきた死体が、自分と同じ人間だった。

    登場する人たちも分かりやすく、ストーリーもおもしろくてすぐ読み終えてしまいました。

    子どもがかわいそうで、読んでいると辛い部分があった。自分は、まず自分の子をきちんと愛せているか考えた。 それから何かできることがないか考えないとと思った。

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    2026年01月01日
  • 白魔の檻

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    前作「禁忌の子」がとても良かっただけに期待して手に取ったが、残念ながら私には合わなかった。作品としては非常に作り込まれており、登場人物の説明に加え、病院内のフロアマップまで用意されている点は、やや過剰にも感じられた。ただ、へき地医療の厳しさや、医師に過度な負担がかかりやすい現状を描いた部分には強い現実味があり、社会派小説としての読み応えは十分にあった。

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    2025年12月31日
  • 白魔の檻

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    エピクロスの処方箋に続いて、現役医師による小説

    作者はミステリーを書きたいんだろうけど、最初にある登場人物リストや病院の間取り図を見るだけで、既にお腹いっぱいな感じ

    ミステリーとして期待を裏切らない展開ではあったものの、やっぱりお腹いっぱい感は否めず

    へき地医療、更には医療そのものに対する問題意識が物語のベースにあるようなので、そっちがメインのミステリーでないお話を読んでみたい気がした
    (作者はミステリーを書きたいんだろうけど)

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    2025年12月31日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    妊娠中の妻(絵里香)と幸せに暮らしていた救急科医師武田航のもとに、ある日自分に瓜二つの溺死体(QQ12)が搬送される。同じく医師で難題解決に定評のある城崎響介とQQ12の正体を探り始める。調査で浮上した不妊治療専門病院を訪れ、生島京子理事長とQQ12の接点をつかむが、面会の直前に京子は縊死する。京子はかつて胚盤胞移植の研究を行っており、DNA鑑定により航と京子の親子関係、航とQQ12が別々の母が産んだ一卵性双生児であることが明らかとなる。航は身元の判明したQQ12(中川信也)の母を訪ね、信也が愛情のない暴力だけが残る不遇の人生を送ったこと、最近自身の出生の秘密を知り、3/5と言い

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    2025年12月31日
  • 白魔の檻

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    『禁忌の子』から探偵役を引き継いでの2作目。相変わらず医療行為の描写は臨場感があって良いが、全体的にインパクトは前作よりも弱いかな。シリーズものにするなら、城崎先生の過去や内面を少しずつ掘り下げていっても良かったのでは。

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    2025年12月30日
  • GOAT Winter 2026

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    今号も お得感ありあり。いろいろな意見あるけど、気軽に読書するには 最高だと思ってる。作家さんとの新しい出会いもあるし。整形の話も バレリーナの話も 建築家の話…どこを切っても 読めるから ほんと楽チンな 本!で、作家さんは 話題の方々ばかり。
    こんな 本に出会えたこと、こういう本を作ってくれたことに感謝かな。次のテーマはなんだろう?

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    2025年12月29日
  • 禁忌の子

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    意外な犯人と展開。謎解きの場面は古い探偵小説のお手本のようで鼻白んだが、その後の展開には斬新さを感じる。

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    2025年12月25日
  • 禁忌の子

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    「禁忌の子」…タイトルの意味が読み進めていくうちに分かり、何とも複雑な心境に。世界中、生まれてくる子には罪はない。とても胸が痛む。鮎川哲也賞受賞、本屋大賞4位のこの作品、医師として働きながら執筆されたとは。才能がいくつもあって、羨ましい!

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    2025年12月24日
  • GOAT Winter 2026

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    テーマは「美」。よかったものをいくつか。

    『ふたえ』高瀬隼子
    子どもの頃からずっと、単身赴任で川崎に住んでいるお父さんと、遊びのため四国から上京して何年かぶりで会ったら、目が二重になっていた。そしてさらに、顎の骨を削る手術をするという。ずっと別居、67歳になって退職しても田舎には帰ってはこない、でも離婚もしていない、両親がケンカしていた感じもない、父の家に行ったが、愛人がいるような感じもない。で、整形。じつに不思議な家族の話。

    『ヴィンテージ』井上先斗
    古着屋を経営する大学時代の友人に、50万円のデニムジャケットを持って飛んだアルバイトを探して欲しいという依頼を受けた探偵。アルバイトのイン

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    2025年12月24日
  • 白魔の檻

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    理想だけではどうにもならない地域医療の現実。問題提起には共感したが、いかんせん推理小説としては登場人物の行動や心理、人物造形がチグハグで理解できない。大仰な二字熟語が素人っぽさ浮き彫りに。「頑張れば頑張るほど報われないシステム」医療だけでなく日本中、あちこちに。

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    2025年12月22日
  • GOAT Winter 2026

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    美しさとは
    ただ見た目のものだけではなく
    その振る舞いであったり
    姿勢であったり
    言葉であったり
    さまざまなものが
    絡み合っていると思う

    「そとばこまちの夜」
    の中で老婆が言う
    『そうして私が私と出会えた時、
    ずいぶんと小さく縮こまった小娘が
    胸の内で泣いていたっけ
    華やかで美しいと信じていた美女など
    己の中にはいなかった
    他人の目によって造られた幻影だった
    だからその怯える小娘と
    向きあうことにした
    その子が本当に好きなものを探して
    愛でる
    それは人目を気にして
    怯えていた日々に比べて
    どれほど豊かで満たされたものか』

    本当の自分が求めるものは
    いったい何か
    はたして今、どれくらい
    豊か

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    2025年12月15日
  • 白魔の檻

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    濃霧と地震による硫化水素の発生の中で起こる殺人。城崎響介の推理が冴える。ミステリーとしても面白いが特に過疎地の医療現場の悲惨さ、医師不足の深刻さにやりきれない気持ちになった。

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    2025年12月11日
  • 白魔の檻

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    研修医の春田芽衣は先輩医師の城崎響介とともに北海道の山奥にある病院を訪れる。春田の知人でもある九条環に案内を頼もうとしていたが、院内で彼女が遺体で見つかる。病院一体は濃霧に覆われて、麓に降りることも叶わない。加えて翌朝大地震が起こり、病院内を硫化水素ガスが迫る状況で、新たな事件が…

    こんなクローズド•サークルがあったのか!
    殺人に加えて、濃霧と地震と毒ガスが迫るクローズド•サークル×パニックサスペンス。火事とか洪水が迫るケースは読んだことあるけど、毒ガスが迫るケースは初めてかも。さすがデビュー作でいきなり本屋大賞にノミネートされただけあり、独創性が素晴らしい。膝を打つタイトルも秀逸。

    謎解

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    2025年12月14日