山口未桜のレビュー一覧

  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    面白かった!続きが気になってどんどん読んだ。
    これはまた子供を産む前と産んだ後では更に印象が変わったと思う。
    この話に登場する『親』の気持ち、全員わかっちゃう気がする。血は繋がってなくても子供を愛しきった父母。どうしても血の繋がりが欲しくて血の繋がらない子供を愛せなかった父母。生まれてくる子供を守りたかった父母。……どの人も間違ってない、だから苦しい。
    タイトル回収も秀逸。

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    2026年09月02日
  • 白魔の檻

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    『禁忌の子』に引き続き、城崎が事件を解決する第2弾。今度は北海道の僻地を舞台にしたクローズドサークルミステリー。
    前回の『禁忌の子』ほどの驚きなどはないものの、ミステリーとして楽しみつつ、僻地医療や過重労働など、医療従事者の様々な問題なども考えさせられる作品でした。

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    2026年08月31日
  • 白魔の檻

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    医療ドラマとしてもミステリーとしても本当にレベルが高い。城崎おはよ。
    前回より更に色んな要素詰め詰めだったのでもう途中から推理や考察を放棄し、ただただ流されるままに読んでしまった。なんだか今すぐにでも映画化できそうな内容だな。。。

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    2026年08月26日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    面白かった!
    読者のことをめちゃくちゃ考えてくれてると思った!

    王道ミステリのやり方を踏襲しつつ、
    (・登場人物の一覧や部屋の間取りが冒頭に出る
     ・謎の部分や、分かった事を物語の途中で        整理する
     ・重要な文章に傍点をつけるなど)

    セオリーで分かりやすい方法をとりながら、その他にも

     ・読点が多く、読み間違えが少なくなるようにしている
     ・専門用語に注釈を入れている
     ・仮名使いがひらきすぎていない


    など、気づいただけでもいくつも列挙できるほど細かい配慮を感じた。
    「ちゃんとついてこれてますか?」
    「知識や教養はいかがですか?」
    「音楽や食事のシーンで少し休みませんか

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    2026年08月24日
  • GOAT Winter 2026

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    買ってから長らく放置し続けてしまった。
    そのくらい読み応えのあるボリュームと値段の安さは素晴らしい!内容も面白いものが多かったけれど、字が細かくて少し見づらさはあった。

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    2026年08月15日
  • 白魔の檻

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    ネタバレ

    禁忌の子が面白かったので、シリーズ第二弾「白魔の檻」を読んでみた。
    読みながら自身も病棟に閉じ込められている感覚になり、また春田が更冠病院で働く人々と関係性が出来ていく中で犯人だと疑いたくない気持ちにも共感しながら読むことができた。
    全体的に面白く、謎解きも病院図を見ながら考えられるようになっていて前作同様良かった。ただ深山さんは結局事故だったのか?さらっと読んでしまった箇所もあったのでその点だけ真相がわからないまま終わってしまった。

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    2026年08月07日
  • 白魔の檻

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    「禁忌の子」に続く作品。名探偵役の城崎先生は続投で主人公が前作でチラッと出てきた研修医の先生。同じ病院で事件が起こるとコナンくんの米花町状態になってしまうので二人が北海道の病院に派遣され、そこで事件が起こるというストーリー。ちゃんと考えられてる。。

    そして、わたしの大好きな見取り図ついてる。嬉しい!…ですが、入院患者一覧にはギョッとしました。ま、覚える必要はなく物語の進行とともに誰がどこにいるか時々チェックが必要なくらいで。

    ミステリーとしては多分、前作よりも難しいです。頼むからこの人だけは犯人にしないで…というわたしの祈り(もはや犯人を当てようという意欲もなく)も空しく、わたしにとっては

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    2026年08月03日
  • 白魔の檻

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    禁忌の子に続き、有毒ガスで閉じ込められる展開など作者が医療従事者だからこそ描けるストーリーのだと思った。
    事件発生からトリックまでは面白かった一方でオチが少し弱かったように感じた。

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    2026年07月26日
  • 白魔の檻

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    ネタバレ

    禁忌の子よりもこっちの方が好き!
    面白かったな〜。自分で謎を解くには難しすぎるから、推理とか予想とかはせず、淡々と読んだ。
    城崎先生、良い。
    悲しい終わり方だけど、禁忌の子のようなモヤモヤ感がないのが良かった!

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    2026年07月22日
  • 白魔の檻

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    ネタバレ

    「禁忌の子」を読み終えた時から、続編を楽しみにしていました。
    続編である「白魔の檻」。
    深い霧と硫化水素ガスによって閉ざされた病院で起こる殺人事件。
    前作とは違う面白さを持ったミステリでした。

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    2026年07月21日
  • 白魔の檻

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    濃霧と有毒ガスに覆われた山の中の病院。大地震も起こり、誰も逃げる事は出来ないクローズドサークル。発見された変死体は事故か事件か!?

    過疎地医療協力で派遣された城崎と、研修医の春田が辿り着く真実が辛かった。過疎地医療問題を読んでると、日本のあらゆる場所で医療崩壊が起きるのではと心配になりました。

    禁忌の子に続くシリーズ第二段。読みやすかったので一気読み。ただ前作のようなあっと驚く展開、すごいものを読んだみたいな感じはなかったです。

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    2026年07月17日
  • GOAT Winter 2026

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    私は紙の本も電子書籍も読む。
    媒体にあんまりこだわりはない。
    でもこの文芸誌を作る過程の様子をYouTubeで見て、いまだに紙の本好きが一定数いる理由がわかった。
    私にとって読書は文字を情報として捉えるだけだった。でも本当に本が好きな人は、ページをめくるという行為そのものも読書体験の中に含んでいる。
    作り手はそこをいちばんわかっていて、こだわり抜いてできたのがこの文芸誌。
    本屋で見つけて手に取ったらすぐに理解できた。

    内容も、普段本をあまり読まない層にも届かせようと完結型の短編にしている。
    派手な展開はなくとも日常の中でじわじわ人の心理に訴えかける話が多くて楽しめた。
    ミステリー好きとしては

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    2026年05月28日
  • GOAT Winter 2026

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    新潟国際アニメーション映画祭に行った際に、古町の書店で買った。1ヶ月ほどで読み終えた。良い買い物だったと思う。前号も買おうかな。以下好きだったのメモ。

    小説
    『いつになったら大人になれる?』大前粟生
    『ハッピーエンドの小説』金子玲介
    『家になった男』八木詠美
    『少女は椅子に座っている』遠田潤子

    エッセイ系
    『わたくしは猫です 世界一の』北大路公子
    『待ち焦がれたね、こんなもんだね日記』ゆっきゅん

    対談系
    『生き直すパイプ椅子と人間の生き様』
    『日本社会再定義 排外主義・鬱漫画・AI』平野啓一郎×マライ・メントライン

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    2026年03月15日
  • GOAT Winter 2026

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     「かわいい」や「普通」にいろんな意味を込めすぎて、言語化をサボっているという朝井さんのお話が印象的。
     サボっているという見方もあるし、あえて濁してるという見方もあるんじゃないかなあと。あまりにも明瞭に表現しすぎると、あからさまになってしまうこととかある。

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    一気に読むというよりは、毎日少しずつ。

    気に入った話
    ◎わたくしは猫です世界一の 北大路公子
    ◎simeoウイルス 村崎キコ

    紹介と広告で気になった本
    ◎海の仙人・雉始雊 絲山秋子
    ◎天橋立物語 3年菊組ロリィタ先生 嶽本野ばら

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    youtubeで紹介されてて気になってたので初めて文芸誌なるものを買ってみた。
    思った以上にボリュームあってこれで510円!?大丈夫か?と思ってしまった。
    これで好きな作家見つけて長編を読むのが良さそう。
    文芸誌って連載ものがほとんどでいきなり読み始めてもついていけないことが多そうなイメージだったけど、ほぼ全部読み切りで楽しめた。

    読んだ順でメモ。記号の意味は以下の通り。
    ◎=めっちゃよかった
    〇=結構面白かった
    ×=途中で読むのやめた

    ◎永井紗耶子/そとばこまちの夜
    一応近代よりだけど時代小説。横浜にいるジャズシンガーの話。
    木挽町のあだ討ちのイメージがあったからカタカナがたくさん並んで

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    2026年02月28日
  • GOAT Winter 2026

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    色んな作家の短編小説や対談などが入っている本誌が510円という事実に驚愕。それだけでも買う価値あり。
    今まで読んだことのない作家さんやあまり触れたことのないジャンルの作品に出逢えるのも文芸誌ならでは。

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    2026年02月06日
  • GOAT Winter 2026

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    いろんな作家さんの短編や対談があり、ものすごく読み応えがあった。
    中でも、貴志祐介の短編は笑わせてもらったし、平野啓一郎とマライ・メントラインさんの対談、俵万智さんと岸田繁さんの対談が面白かった。
    あと、編集後記も何処となくサークル感を感じさせてくれて親近感が沸いた。
    雑誌を読んでもあんまり自分のなかで読書の実績にはなかなか認めにくいところはあるけれど、安価でこれほどの質と量を兼ね備えた文芸誌は貴重な存在なので、コスパ最高。定期的に出してほしいな、と思う。

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    2026年02月01日
  • GOAT Winter 2026

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    相変わらず、悪ふざけが過ぎる(褒め言葉)!

    こんなに豪華な文芸誌を510円で手にして良いはずがない。まずなんだこの表紙は?!!笑
    テンションが上がりすぎるう!!!

    今回の私のおすすめ1つ目は、藤ヶ谷太輔さんと朝井リョウさんの対談。朝井リョウさんの軽妙な相槌がいつものことながら楽しい。
    2つ目は遠田潤子さんの作品。ぐいぐい引き込まれて、思わぬところにミスリードもあり、読後感がとても良かった。遠田さんの作品は初めて読んだが、もっと読んでみたいと思った。

    次号も楽しみです。

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    2026年01月18日
  • GOAT Winter 2026

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     大掃除・小掃除が終わったら、「美」をテーマにしたGOAT第3号(2026 Winter)を読んでみましょう。

     表紙ではゴートくんが手鏡でお顔を映しています。
    表紙を開くとゴートくんと羊くんが美について話していました。

    「美ってなんだろう
     大きな羊?
     羊の角を頭に飾った人?」

    「由来は所説あるけど、
     ヤギじゃなくて羊なのか・・・」
    ちょっと残念そうなゴートくんです。。。

     最初の小説は、高瀬隼子さんの「ふたえ」でした。
    67歳のお父さんが、二重まぶたに整形したのに飽き足らず、顎やら頬やらを全身麻酔の手術を受けて整形するというお話です。

     思えば、美しい顔の基準は個々人によって

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    2025年12月31日