山口未桜のレビュー一覧

  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    最後が衝撃すぎてびっくりしてしまった。
    受精卵や不妊治療の方法について、結構専門的すぎてよくわからない部分が多かったが、城崎先生のやさしさにほっとしてしまった。
    小説とわかっていても、どうしたらいいんだろうと、と勝手に思ってしまった。
    不妊治療について親の立場でしか想像したことがなかったが、確かに子供の立場に立ってみると自分の生物学的両親については気になるし、遺伝的に近い人がまわりにいることに気づかないことは怖いかもしれない。
    自分の出自を隠すのではなくしっかり事実として受け止めるという考え方になっていることに納得した。

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    2026年06月10日
  • 禁忌の子

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    なるほど、お医者さんが書かれたミステリーだなぁと思いました。ただ、最後の終わり方は、少し意外だったかな。
    正論だけでは割り切れないことはあって、それをどう仕舞うのかだよなぁと思いました。

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    2026年06月07日
  • 白魔の檻

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    会いに行ったら尊敬してたコーチが死んでて、病院の外は霧で身動き取れず、警察も来れない、地下から硫化水素、地震停電、死人もいっぱい出て、逃げられない空間の中に殺人犯が紛れてて絶体絶命すぎる。そんな状況で前作にも登場した城崎と春田が迫りくる恐怖と戦いながら誰がXなのか探っていく。前作では感情がなんなのか分からないと言っていた城崎先生が今回も冷静に淡々とタネを明かしていくところが来た来た!と思った。
    ラストでみせる城崎先生の少しの変化がまた気になる感じ。

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    2026年06月06日
  • 白魔の檻

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    犯人がまさかの人だった。ハラハラしていっきに読んでしまった。みんなが命を救いたいと思ってる、その気持ちは同じなのに。犯人はもちろん許されるべきではないけれど、なんか最後は悲しい気持ちだった。一番感じたのは僻地医療の問題だと思った。医者の待遇(医師不足や勤務過多、お金の問題)、患者が平等に受けられる医療が受けられない現実、社会の問題を定義したような本だったし、リアルだった。

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    2026年06月06日
  • GOAT Winter 2026

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    私は紙の本も電子書籍も読む。
    媒体にあんまりこだわりはない。
    でもこの文芸誌を作る過程の様子をYouTubeで見て、いまだに紙の本好きが一定数いる理由がわかった。
    私にとって読書は文字を情報として捉えるだけだった。でも本当に本が好きな人は、ページをめくるという行為そのものも読書体験の中に含んでいる。
    作り手はそこをいちばんわかっていて、こだわり抜いてできたのがこの文芸誌。
    本屋で見つけて手に取ったらすぐに理解できた。

    内容も、普段本をあまり読まない層にも届かせようと完結型の短編にしている。
    派手な展開はなくとも日常の中でじわじわ人の心理に訴えかける話が多くて楽しめた。
    ミステリー好きとしては

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    2026年05月28日
  • 白魔の檻

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    『禁忌の子』の作者の2作目

    禁忌の子で探偵役だった城崎先生が今回も探偵を務める

    ストーリーは女性研修医
    城崎とともに北海道の僻地にある病院へ研修として派遣されるところから物語が始まる

    今回は【嵐の山荘】もの
    地震と濃霧により閉じ込められた病院
    あたりには硫化水素が発生し、生存出来るエリアも段々狭まっていく極限状態で起こる連続殺人

    終盤に探偵が
    「さて、」と語り出す解決ターンといい
    theミステリという感じ

    緊迫した状況下での病院スタッフの対応はさすが現役医師と思う
    僻地医療の難しさも織り込まれ、改めて病院関係者へ感謝も感じる(コロナ禍でも始めはみな感謝していたのに、次第に忘れられてい

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    2026年05月12日
  • GOAT Winter 2026

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    新潟国際アニメーション映画祭に行った際に、古町の書店で買った。1ヶ月ほどで読み終えた。良い買い物だったと思う。前号も買おうかな。以下好きだったのメモ。

    小説
    『いつになったら大人になれる?』大前粟生
    『ハッピーエンドの小説』金子玲介
    『家になった男』八木詠美
    『少女は椅子に座っている』遠田潤子

    エッセイ系
    『わたくしは猫です 世界一の』北大路公子
    『待ち焦がれたね、こんなもんだね日記』ゆっきゅん

    対談系
    『生き直すパイプ椅子と人間の生き様』
    『日本社会再定義 排外主義・鬱漫画・AI』平野啓一郎×マライ・メントライン

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    2026年03月15日
  • GOAT Winter 2026

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     「かわいい」や「普通」にいろんな意味を込めすぎて、言語化をサボっているという朝井さんのお話が印象的。
     サボっているという見方もあるし、あえて濁してるという見方もあるんじゃないかなあと。あまりにも明瞭に表現しすぎると、あからさまになってしまうこととかある。

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    一気に読むというよりは、毎日少しずつ。

    気に入った話
    ◎わたくしは猫です世界一の 北大路公子
    ◎simeoウイルス 村崎キコ

    紹介と広告で気になった本
    ◎海の仙人・雉始雊 絲山秋子
    ◎天橋立物語 3年菊組ロリィタ先生 嶽本野ばら

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    youtubeで紹介されてて気になってたので初めて文芸誌なるものを買ってみた。
    思った以上にボリュームあってこれで510円!?大丈夫か?と思ってしまった。
    これで好きな作家見つけて長編を読むのが良さそう。
    文芸誌って連載ものがほとんどでいきなり読み始めてもついていけないことが多そうなイメージだったけど、ほぼ全部読み切りで楽しめた。

    読んだ順でメモ。記号の意味は以下の通り。
    ◎=めっちゃよかった
    〇=結構面白かった
    ×=途中で読むのやめた

    ◎永井紗耶子/そとばこまちの夜
    一応近代よりだけど時代小説。横浜にいるジャズシンガーの話。
    木挽町のあだ討ちのイメージがあったからカタカナがたくさん並んで

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    2026年02月28日
  • GOAT Winter 2026

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    色んな作家の短編小説や対談などが入っている本誌が510円という事実に驚愕。それだけでも買う価値あり。
    今まで読んだことのない作家さんやあまり触れたことのないジャンルの作品に出逢えるのも文芸誌ならでは。

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    2026年02月06日
  • GOAT Winter 2026

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    いろんな作家さんの短編や対談があり、ものすごく読み応えがあった。
    中でも、貴志祐介の短編は笑わせてもらったし、平野啓一郎とマライ・メントラインさんの対談、俵万智さんと岸田繁さんの対談が面白かった。
    あと、編集後記も何処となくサークル感を感じさせてくれて親近感が沸いた。
    雑誌を読んでもあんまり自分のなかで読書の実績にはなかなか認めにくいところはあるけれど、安価でこれほどの質と量を兼ね備えた文芸誌は貴重な存在なので、コスパ最高。定期的に出してほしいな、と思う。

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    2026年02月01日
  • GOAT Winter 2026

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    相変わらず、悪ふざけが過ぎる(褒め言葉)!

    こんなに豪華な文芸誌を510円で手にして良いはずがない。まずなんだこの表紙は?!!笑
    テンションが上がりすぎるう!!!

    今回の私のおすすめ1つ目は、藤ヶ谷太輔さんと朝井リョウさんの対談。朝井リョウさんの軽妙な相槌がいつものことながら楽しい。
    2つ目は遠田潤子さんの作品。ぐいぐい引き込まれて、思わぬところにミスリードもあり、読後感がとても良かった。遠田さんの作品は初めて読んだが、もっと読んでみたいと思った。

    次号も楽しみです。

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    2026年01月18日
  • GOAT Winter 2026

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     大掃除・小掃除が終わったら、「美」をテーマにしたGOAT第3号(2026 Winter)を読んでみましょう。

     表紙ではゴートくんが手鏡でお顔を映しています。
    表紙を開くとゴートくんと羊くんが美について話していました。

    「美ってなんだろう
     大きな羊?
     羊の角を頭に飾った人?」

    「由来は所説あるけど、
     ヤギじゃなくて羊なのか・・・」
    ちょっと残念そうなゴートくんです。。。

     最初の小説は、高瀬隼子さんの「ふたえ」でした。
    67歳のお父さんが、二重まぶたに整形したのに飽き足らず、顎やら頬やらを全身麻酔の手術を受けて整形するというお話です。

     思えば、美しい顔の基準は個々人によって

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    2025年12月31日
  • GOAT Winter 2026

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    朝の情報番組で紹介されてて早速購入
    GOATにちなんで510円!
    表紙がキラキラしてて、ひとつひとつが読みやすい
    名前は知ってても、初読み作家さんが盛りだくさん
    「父の輪郭」はなるほどです

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    2025年12月24日
  • 禁忌の子

    購入済み

    奇想天外

     全体的には、とてもよく考えられた作品であると思いました。文章の組み立てもしっかりとしていて、読み進め乍ら、この先どうなるのだろうかとの期待感が大きかったです。
     内容的には、このような事、現実的に起こりうるのだろうかと、少し飛躍しすぎてはいないだろうかと、少々フィクションぽく、思い入れがイマイチでした。
     でも、描写の細やかさには、感銘いたしました。

    #エモい #深い

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    2025年05月10日
  • 禁忌の子

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    昔読んだ東野圭吾の本を思い出して、最後オチが予想できてしまった。ただ、もうひとどんでん返しがあるからまあ面白い。お医者さんが書いた本ということで勉強になった。

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    2026年06月26日
  • 禁忌の子

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     緊急医の主人公・武田航の下に運び込まれた溺死体は何と、自分自身に瓜二つの人物だった。驚くような導入から、武田の中学時代からの友人の医者・城崎響介が名探偵ぶりを発揮し、2人による謎解きのストーリーは凄い展開である。カギを握ると思われる人物に会う直前にはその人の突然の死もあり、ミステリ―はいよいよ佳境に入っていく。しかし、徐々に悲惨な事実が明らかになってきて重く辛い展開に!全く予想もつかない驚きの結末にこんなことがあるのだろうか!

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    2026年06月26日
  • 白魔の檻

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    状況が状況だけに、読んでいるだけで息がつまりそうになる。よくわかったなぁ。一つずつ考えていけば、結論が得られるということ。

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    2026年06月24日
  • 禁忌の子

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    ゾッとするような斬新なアイデアに感服。登場人物も良く書けてると思うものの、もっと整理してもらいたい気もした。医学用語が多いし、犯人を特定するための推理を披露する場面がちょっと長い。途中で中弛み。とはいえ、たどり着いた真実は想像を超えるものだった。最後の最後に、禁忌の子は誰なのかが明かされるところには、全面的に白旗をあげた。

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    2026年06月24日