山口未桜のレビュー一覧

  • 白魔の檻

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    自然災害によるパニックが起きそうな中での殺人事件。今回も大変読みやすく(電車を乗り過ごすところだった)人物造形も悪くない。もっとくだくだしくなりそうなのに、そうはならず、あっさりと人が死んで行く。探偵役は前回と同じだが、相方が異なる。ただ探偵役の人物にも何かしらの過去がありそうで、まだ続きが出るのかな?

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    2026年04月19日
  • 白魔の檻

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    閉塞感強くて読んでて辛かった 見えないもののせいで命が脅かされるのは怖い さらに殺人事件だし

    感想じゃないんだけど、亡くなった母親が大病で入院したときもコロナ禍が始まって、亡くなる頃外出自粛の施策で面会とかできなくなって大変だった 対応してくれた病院の人たちほんとありがとう

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    2026年04月15日
  • 白魔の檻

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    濃霧と硫化水素ガスという白と毒ガスによる檻の中で、人間の醜い欲望渦巻く殺人事件が起こります。その解決はすっきり綺麗というかたちではないけれど、いったんの終結を迎えました。

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    2026年04月10日
  • 白魔の檻

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    北海道の僻地病院を舞台としたクローズドサークル系ミステリ。現代の医療現場における問題への警鐘が重い

    城崎先生の一見冷徹な推理の中に見え隠れする人間味が本シリーズの魅力だ

    前作に続き医療シーンの緊迫感は本職作家の真骨頂で一気に引き込まれる。

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    2026年04月09日
  • GOAT Winter 2026

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    新潟国際アニメーション映画祭に行った際に、古町の書店で買った。1ヶ月ほどで読み終えた。良い買い物だったと思う。前号も買おうかな。以下好きだったのメモ。

    小説
    『いつになったら大人になれる?』大前粟生
    『ハッピーエンドの小説』金子玲介
    『家になった男』八木詠美
    『少女は椅子に座っている』遠田潤子

    エッセイ系
    『わたくしは猫です 世界一の』北大路公子
    『待ち焦がれたね、こんなもんだね日記』ゆっきゅん

    対談系
    『生き直すパイプ椅子と人間の生き様』
    『日本社会再定義 排外主義・鬱漫画・AI』平野啓一郎×マライ・メントライン

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    2026年03月15日
  • GOAT Winter 2026

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     「かわいい」や「普通」にいろんな意味を込めすぎて、言語化をサボっているという朝井さんのお話が印象的。
     サボっているという見方もあるし、あえて濁してるという見方もあるんじゃないかなあと。あまりにも明瞭に表現しすぎると、あからさまになってしまうこととかある。

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    一気に読むというよりは、毎日少しずつ。

    気に入った話
    ◎わたくしは猫です世界一の 北大路公子
    ◎simeoウイルス 村崎キコ

    紹介と広告で気になった本
    ◎海の仙人・雉始雊 絲山秋子
    ◎天橋立物語 3年菊組ロリィタ先生 嶽本野ばら

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    youtubeで紹介されてて気になってたので初めて文芸誌なるものを買ってみた。
    思った以上にボリュームあってこれで510円!?大丈夫か?と思ってしまった。
    これで好きな作家見つけて長編を読むのが良さそう。
    文芸誌って連載ものがほとんどでいきなり読み始めてもついていけないことが多そうなイメージだったけど、ほぼ全部読み切りで楽しめた。

    読んだ順でメモ。記号の意味は以下の通り。
    ◎=めっちゃよかった
    〇=結構面白かった
    ×=途中で読むのやめた

    ◎永井紗耶子/そとばこまちの夜
    一応近代よりだけど時代小説。横浜にいるジャズシンガーの話。
    木挽町のあだ討ちのイメージがあったからカタカナがたくさん並んで

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    2026年02月28日
  • GOAT Winter 2026

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    色んな作家の短編小説や対談などが入っている本誌が510円という事実に驚愕。それだけでも買う価値あり。
    今まで読んだことのない作家さんやあまり触れたことのないジャンルの作品に出逢えるのも文芸誌ならでは。

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    2026年02月06日
  • GOAT Winter 2026

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    いろんな作家さんの短編や対談があり、ものすごく読み応えがあった。
    中でも、貴志祐介の短編は笑わせてもらったし、平野啓一郎とマライ・メントラインさんの対談、俵万智さんと岸田繁さんの対談が面白かった。
    あと、編集後記も何処となくサークル感を感じさせてくれて親近感が沸いた。
    雑誌を読んでもあんまり自分のなかで読書の実績にはなかなか認めにくいところはあるけれど、安価でこれほどの質と量を兼ね備えた文芸誌は貴重な存在なので、コスパ最高。定期的に出してほしいな、と思う。

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    2026年02月01日
  • GOAT Winter 2026

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    相変わらず、悪ふざけが過ぎる(褒め言葉)!

    こんなに豪華な文芸誌を510円で手にして良いはずがない。まずなんだこの表紙は?!!笑
    テンションが上がりすぎるう!!!

    今回の私のおすすめ1つ目は、藤ヶ谷太輔さんと朝井リョウさんの対談。朝井リョウさんの軽妙な相槌がいつものことながら楽しい。
    2つ目は遠田潤子さんの作品。ぐいぐい引き込まれて、思わぬところにミスリードもあり、読後感がとても良かった。遠田さんの作品は初めて読んだが、もっと読んでみたいと思った。

    次号も楽しみです。

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    2026年01月18日
  • GOAT Winter 2026

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     大掃除・小掃除が終わったら、「美」をテーマにしたGOAT第3号(2026 Winter)を読んでみましょう。

     表紙ではゴートくんが手鏡でお顔を映しています。
    表紙を開くとゴートくんと羊くんが美について話していました。

    「美ってなんだろう
     大きな羊?
     羊の角を頭に飾った人?」

    「由来は所説あるけど、
     ヤギじゃなくて羊なのか・・・」
    ちょっと残念そうなゴートくんです。。。

     最初の小説は、高瀬隼子さんの「ふたえ」でした。
    67歳のお父さんが、二重まぶたに整形したのに飽き足らず、顎やら頬やらを全身麻酔の手術を受けて整形するというお話です。

     思えば、美しい顔の基準は個々人によって

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    2025年12月31日
  • GOAT Winter 2026

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    朝の情報番組で紹介されてて早速購入
    GOATにちなんで510円!
    表紙がキラキラしてて、ひとつひとつが読みやすい
    名前は知ってても、初読み作家さんが盛りだくさん
    「父の輪郭」はなるほどです

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    2025年12月24日
  • 禁忌の子

    購入済み

    奇想天外

     全体的には、とてもよく考えられた作品であると思いました。文章の組み立てもしっかりとしていて、読み進め乍ら、この先どうなるのだろうかとの期待感が大きかったです。
     内容的には、このような事、現実的に起こりうるのだろうかと、少し飛躍しすぎてはいないだろうかと、少々フィクションぽく、思い入れがイマイチでした。
     でも、描写の細やかさには、感銘いたしました。

    #エモい #深い

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    2025年05月10日
  • 白魔の檻

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    ネタバレ

    研修医の春田は実習として医師の城崎と共に北海道の病院へ行くことになりました。そこでバスケのジュニア時代に世話になった環との再会を楽しみにしていたのですが、環は変死体となって発見されて —— 。

    『禁忌の子』で名探偵として存在感を示した城崎が事件の解明に動きます。時間軸では『禁忌の子』前の事件です。
    過疎地域での医療の難しさも浮き彫りにしています。

    濃霧、大地震、硫化水素ガスで逃げ場がない孤立する病院内で次々と人が亡くなります。
    こんな場合でも淡々としている城崎に安心しました。

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    2026年06月07日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    第34回鮎川哲也賞受賞作

    著者のデビュー作にして名探偵医師の城崎響介誕生。
    時代を先行した不妊治療に端を発した悲劇。
    二つ目の事件や三つ目の事件の真相はちょっと肩透かしだが、テーマの重さからは仕方がないか。
    感情を持たない名探偵は優しいふりをした優しさが心地よい。

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    2026年06月06日
  • 禁忌の子

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    現役医師が書く医療ミステリー。
    医師として働きながら育児もし、小説まで書くとはすごいと、まず感心した。

    内容はシリアスながらも、自分と瓜二つの顔を持つ男の死体を、
    ただの他人の空似ではないと確信したエピソードが「ケツ◯」だったと
    いうところが妙に印象に残り、ストーリーが進んでも何度も思い出し笑いをしてしまった。
    「ケツ◯」は「アリよりのアリ」だと登場人物に言わしめたのは作者の妙なこだわりなのだろうか?

    夜の救急外来に運ばれてきた溺死体は、そこで勤務する救急医と瓜二つだった――。
    という冒頭からドッペルゲンガーの話を予想したが、
    禁じられた方法で誕生した人工ベビーを巡る話だった。

    作者が医

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    2026年06月06日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    現役医師の著者が描く生殖医療ミステリー。

    救急医の主人公の元に運ばれてきたのは、自分に瓜二つの溺死体。なぜ自分にそっくりなのか、身元不明遺体の謎を追う緊迫の展開に引き込まれる。医療現場の細部までリアルな描写は、現役医師ならでは。

    読む前はクローンなどの遺伝子操作実験の話かと思ったが、最後に明かされる真実で装丁の絵やタイトルの意味が回収される。読み終わって本を閉じた時になるほどとなる感覚は初めて。
    生まれてきた「禁忌の子」が、どうか健やかに育ってほしいと願う。

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    2026年06月05日
  • 白魔の檻

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    白い霧に覆われた病院で起こる連続殺人の話。ファンタジー要素が入るのかと思いきや、しっかりと地に足のついた医療系小説でした。

    よく調べて書いたんだなと思ったら、作者がお医者さんなんですね。

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    2026年06月04日
  • 白魔の檻

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    さすがエンターテイメント小説は読みやすい。というか、ぐいぐい読ませる。

     登場人物は前作『禁忌の子』でおなじみ城崎先生と、研修医の春田さん。過疎地医療協力や、研修で各科、各地を回るとはいえ兵庫県のお医者さんが北海道へ派遣されることが現実的なのか、良くわからない。とはいえ舞台は北海道で、濃霧で隔絶された病院で温泉由来の硫化水素に追いつめられ、おまけに大きな地震により、ライフラインが寸断されますます病院が孤立し、密室度が高まる。そこで殺人事件だ。しかも複数件で、断首遺体まで発見される。

     密室状態なので城崎先生の探偵ぶりが発揮される。隔絶された病院のパニック状態も描写され、ドクターが置かれた労

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    2026年06月03日