山口未桜のレビュー一覧
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ネタバレ最後まで飽きずに読めた。
救急医の武田の元に搬送されてきた自身と瓜二つの溺死体。彼はなぜ死んだのか、なぜ同じ顔をしているのか?
冒頭から引き込まれた。
非配偶者間人工授精というものに色々と考えさせられるテーマであった。
子供をなんとしてでも欲しいと思う親、
生まれた子を愛する親、愛せない親、
生まれた子供の悩みや苦しみ。親と血が繋がってないことを知った時のショック。
色々考えさせられる。
自分のルーツを知るであろう女医が死に(他殺か?自殺か?)主人公の武田はさらなるミステリーに引きずり込まれる。
中川信也が不憫でならない、親の都合でこの世に産まれたのに父親からの折檻。
何があっ -
Posted by ブクログ
『禁忌の子』の続編ということで。
と言っても、そこまで繋がりはなく、名探偵城崎響介の医療ミステリシリーズという感じ。
研修医の春田は『地域医療』の実習のため北海道へ行くことになり、『へき地医療支援』で派遣される城崎と一緒に温泉湖の近くにある山奥の更冠病院へと向かう。ところが2人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況に。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込み、濃霧とガスで病院から外に出られなくなってしまう…
たまたまとんでもない濃霧が発生し、大地震が起き、硫化水素ガスが流れ込 -
Posted by ブクログ
禁忌の子の続編
みなさんが着々と読み進められる中、ようやく届きました(o^^o)
前作で活躍した城崎先生が登場します!
研修医の春田と共に北海道へ
舞台は山奥にある病院です
しかも病院は濃霧に覆われ、辺りは真っ白
さらには地震の影響で有害なガスまで発生し
完全に孤立します
もう読んでるだけで苦しくなってくるようなクローズドサークルです。
そんな中で次々と起こる事件に
城崎先生は冷静に立ち向かいます
災害に対しても問題は山積み。
もちろん入院している患者さんもいます。
どんどん追い詰められていく様に
息苦しくなりながら読んでました笑
さすが医者でも -
Posted by ブクログ
自分の人生の枠組みでのイメージで感想を書きます。まず山口先生は高度なお仕事でご多忙の中、これだけの内容を備えた本を刊行出来る能力が凄すぎる。どんな思考回路?そしてその美貌。お美しすぎる。1回で良いから、診察して欲しい。自分は更冠病院3階病棟患者に属する感じだけども。
そしてストーリーも良かったけど、巻頭の病棟配置図。何回返って確認した事か。考えられていて凄い〜。トリックについては目が覚めた。マジックの種を見破るのではなく、教えてもらった感じです。
人間は、人生は多面体のようだ、と思う。幸せに見える人にも必ず言えない何かがある。ほんの表面の邂逅で社会が成り立っている。
何故だか分からないけど、こ -
Posted by ブクログ
前半迄は、どこか表現がこなれてないのか判然としないもどかしさが残ったり、医療系密室殺人の謎解き系かなと、期待は高まらなかったのだが、徐々にタイトルに「禁忌」の文字が入っている事の意味が分かって来る展開となり、ラスト迄引き込まれていった。
それにしても「子供を持ちたいという夫婦の願いを叶えることばかりに気を取られていて、産まれてくる子供たちの権利を、人権を、あまりにも蔑ろにしてきたのではないか」との医療関係者の思いや「非配偶者者間人工授精で産まれた子供の悩みや苦しみ」という事を、あまり自分自身具体的にイメージ出来ていなかっ事を痛感出来たのは良かった。
ついでに、同じDNAを持つ一卵性双生児にレイ