山口未桜のレビュー一覧

  • 禁忌の子

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    顔が同じ人が死んだ。その一つの謎から解かれていく真相が面白く、特に後半からは没頭して読んでいた。電車を乗り過ごしてしまった…
    一人ひとりの苦悩の描写を丁寧に書いてくれてるので、共感し、心が揺さぶられた。
    あの子、救いはなかったのかなぁ…職業柄、哀しく思う。

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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     「かわいい」や「普通」にいろんな意味を込めすぎて、言語化をサボっているという朝井さんのお話が印象的。
     サボっているという見方もあるし、あえて濁してるという見方もあるんじゃないかなあと。あまりにも明瞭に表現しすぎると、あからさまになってしまうこととかある。

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    一気に読むというよりは、毎日少しずつ。

    気に入った話は、
    ◎わたくしは猫です世界一の 北大路公子
    ◎simeoウイルス 村崎キコ

    紹介と広告で気になった本は、
    ◎海の仙人・雉始雊 絲山秋子
    ◎天橋立物語 3年菊組ロリィタ先生 嶽本野ばら

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    2026年03月03日
  • 禁忌の子

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    優秀な遺伝子を持った子が、愚かな夫婦に移植されて虐待されたの
    エグくて吐きそう

    奴ら夫婦が事件の元凶なのに、妻が被害者ポジでお咎めなしなのもモヤッとするぅ〜
    わたしがクソ親案件が嫌いすぎるせいかな…


    そこ以外は面白かったです
    状況が特殊で、推理する隙間がなかったけど
    解決篇はナルホド〜!ってなって良い推理小説にしかない栄養が摂れました

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    2026年03月02日
  • 白魔の檻

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    禁忌の子の第2弾。感情の起伏がない城崎先生が謎を解いていくことだけが続いてるので、前の話を知らなくても問題ない感じ。
    前作の城崎先生の過去もチラッと触りだけだったので、続編という印象はそんなにないけど、病院ミステリーとして充分楽しめた。
    登場人物が多いので覚えるのが大変だったけど、間取り図や登場人物紹介もあったので見ながら読み進められた。
    過疎地の医療問題、産婦人科の人不足を題材にしたものだけど、個人的には環さんのこんなはずじゃなかったという理由をもっと教えてほしかった。今後シリーズが続きそうで、ちょっと期待。城崎先生と春田さんが次回進展とかするといいなと思う。

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    2026年03月01日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    自分と瓜二つの人間が搬送されてくる導入に心を掴まれ、クローン題材のSFかと思いきや、医師ならではの知識と解釈で繰り広げられる至高の医療ミステリーでした。精子提供の問題についても考えさせられる内容で、心が苦しくなる場面もあります。フィクションのミステリーに絡めて社会問題に焦点を当てるのはすごい技量だと思いました。

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    2026年03月01日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    youtubeで紹介されてて気になってたので初めて文芸誌なるものを買ってみた。
    思った以上にボリュームあってこれで510円!?大丈夫か?と思ってしまった。
    これで好きな作家見つけて長編を読むのが良さそう。
    文芸誌って連載ものがほとんどでいきなり読み始めてもついていけないことが多そうなイメージだったけど、ほぼ全部読み切りで楽しめた。

    読んだ順でメモ。記号の意味は以下の通り。
    ◎=めっちゃよかった
    〇=結構面白かった
    ×=途中で読むのやめた

    ◎永井紗耶子/そとばこまちの夜
    一応近代よりだけど時代小説。横浜にいるジャズシンガーの話。
    木挽町のあだ討ちのイメージがあったからカタカナがたくさん並んで

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    2026年02月28日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    ザ、ミステリーって感じ。キャラも分かりやすいし、展開が気になるし読みやすい。
    ただなぁ、ちょっと最後は強引過ぎやしないか?という印象も受けた。
    自殺した女医さんの性格考えたら、知る権利があるって自分で言っておいて約束の直前に自殺ってあり得るかなぁ。気が動転して?うーん、あんなに真っ直ぐで真摯な印象なのに、、、?人間そんなに強くないのかな。あと、夫婦が実は兄妹だった、って結末はなんとも辛く、、、なんでも良いから覆ってくれれば良かったのにな。冒頭殺されていた主人公の双子のもう1人の歩んできた道のりが想像するだけで辛い。これはでも、現実世界でもあり得そうで嫌だ。血の繋がりってなんなんだろう。確かに子

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    2026年02月27日
  • 白魔の檻

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    山口未桜作品2作目。
    デビュー作は死体の謎が極限。
    今回はシチュエーションが極限。ホスピタルパニック映画みたいだった。
    毎回よくこんな極限状態を扱えるなぁ。

    そして今作では、探偵・城崎先生の人間離れした面がさらに際立っている。
    城崎先生個人的なプロフィールが少し明かされ、普通そうくると人間味が増すものなのに、むしろ「ヒトとしての感情が欠落している」という城崎先生自身の言葉を補強していた。
    謎多き名探偵、という美味しいキャラ確立(笑)

    ミステリとしては、個々のアリバイと時間軸を細かく潰せば解ける、らしいが、ついていけなかった。
    謎解き部分だけ、じっくり読み直したい。

    城崎先生はかなり早い段

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    2026年02月19日
  • 白魔の檻

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    医師として、働いているからこそ書けることがある。どんなつらい状況だとしても、目の前にいる人を見捨てることはできない。医師でない私はどうだろう。自分を一番に守ろうとするのだろうか?自分よりも大事な人を守るためならひとを殺めてしまうのだろうか?

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    2026年02月17日
  • 白魔の檻

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    『禁忌の子』の続編ということで。
    前作のようなあっと驚くような展開はなく、ただ淡々と最悪なことが起こり続ける。
    ひたすらに色々なことが起きるので、飽きずにずっと読めた。

    この作品は現役医師の著者だからこそ書けるものだと思う。
    お医者さんの心の叫びが、心にぐっさり刺さりました。
    私たちが当たり前に受けれる治療は、医療に携わる人々が身を削り、努力しているからこそ受けれるものだということを忘れてはいけないと思った。

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    2026年02月16日
  • 白魔の檻

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    濃霧に硫化水素こんなクローズドサークル怖すぎる。
    巻頭の登場人物紹介と図面を一見して、覚えられるか?理解できるか?と不安になりながら読み始めましたが、あっという間に入り込んで読み切ってしまいました。
    前作も面白かったですが今作も読み応えありました。

    現役の医師が書く作品なので医療現場の問題なども盛り込まれていて、へき地医療の現場が伝わってきました。
    医師の使命感だけに頼る医療には限界がありますよね。
    人口も減少し高齢者が増えてどうなってしまうのでしょう。

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    2026年02月07日
  • 白魔の檻

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    私の中では禁忌の子を超えた作品でした。
    現在の過酷な医療従事者の内情にも触れた気がします。
    何故殺さなければならなかったのか?
    もっと他に方法はあったはずなのにと
    悔やまれるラストにほろりとさせられる作品でした。

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    2026年02月06日
  • GOAT Winter 2026

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    色んな作家の短編小説や対談などが入っている本誌が510円という事実に驚愕。それだけでも買う価値あり。
    今まで読んだことのない作家さんやあまり触れたことのないジャンルの作品に出逢えるのも文芸誌ならでは。

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    2026年02月06日
  • 白魔の檻

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    『禁忌の子』に続く城崎先生が登場するミステリーです。
    今回の舞台は北海道。
    過酷な土地で、地域医療の厳しさを描いています。
    人間は良い面も悪い面も持っている多面的な生き物で、殺された人々が無辜の民とはいい難いですが、それでも悲しい結末でした

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    2026年02月05日
  • 白魔の檻

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    「禁忌の子」の続編にあたる作品だけど単体でも問題なし。
    北海道の山奥の病院が舞台。濃い霧と発生した毒ガスに覆われ閉じ込められた医者と患者たち。そこで起こる殺人事件。
    毒ガスが段々と迫ってくる緊迫感、閉じ込められ食料や設備の制限による焦り、誰が犯人か分からない緊張感と、前作とはまた違ったドキドキで先が気になって読む手が止まりませんでした。
    医療ミステリーは切ないですね…
    バスケに関する事も少し出てくるので、嬉しかった~

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    2026年02月05日
  • GOAT Winter 2026

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    いろんな作家さんの短編や対談があり、ものすごく読み応えがあった。
    中でも、貴志祐介の短編は笑わせてもらったし、平野啓一郎とマライ・メントラインさんの対談、俵万智さんと岸田繁さんの対談が面白かった。
    あと、編集後記も何処となくサークル感を感じさせてくれて親近感が沸いた。
    雑誌を読んでもあんまり自分のなかで読書の実績にはなかなか認めにくいところはあるけれど、安価でこれほどの質と量を兼ね備えた文芸誌は貴重な存在なので、コスパ最高。定期的に出してほしいな、と思う。

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    2026年02月01日
  • GOAT Winter 2026

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    相変わらず、悪ふざけが過ぎる(褒め言葉)!

    こんなに豪華な文芸誌を510円で手にして良いはずがない。まずなんだこの表紙は?!!笑
    テンションが上がりすぎるう!!!

    今回の私のおすすめ1つ目は、藤ヶ谷太輔さんと朝井リョウさんの対談。朝井リョウさんの軽妙な相槌がいつものことながら楽しい。
    2つ目は遠田潤子さんの作品。ぐいぐい引き込まれて、思わぬところにミスリードもあり、読後感がとても良かった。遠田さんの作品は初めて読んだが、もっと読んでみたいと思った。

    次号も楽しみです。

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    2026年01月18日
  • 白魔の檻

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    クローズド・サークルのミステリは本当に読んでいる時ずっと背後が気になるし、夜に読むと怖い。今回はとある理由で病院に閉じ込められるが、殺人犯と同じ空間(しかも山奥の病院)なんて発狂ものだと思う。前作の禁忌の子も好きだったけどそれ以上だった。
    医師の描写はリアルで読み応えあるし、地方医療の抱える問題も描かれていて大満足。
    なんだか映像化できそうな雰囲気あるし、城崎先生や春田先生のビジュアルが気になる。

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    2026年01月14日
  • GOAT Winter 2026

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     大掃除・小掃除が終わったら、「美」をテーマにしたGOAT第3号(2026 Winter)を読んでみましょう。

     表紙ではゴートくんが手鏡でお顔を映しています。
    表紙を開くとゴートくんと羊くんが美について話していました。

    「美ってなんだろう
     大きな羊?
     羊の角を頭に飾った人?」

    「由来は所説あるけど、
     ヤギじゃなくて羊なのか・・・」
    ちょっと残念そうなゴートくんです。。。

     最初の小説は、高瀬隼子さんの「ふたえ」でした。
    67歳のお父さんが、二重まぶたに整形したのに飽き足らず、顎やら頬やらを全身麻酔の手術を受けて整形するというお話です。

     思えば、美しい顔の基準は個々人によって

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    2025年12月31日