山口未桜のレビュー一覧

  • 禁忌の子

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    論理の積み上げによる推理とか、犯人が誰なのかとか、もちろん気になるし、それもご多分に漏れず、しっかりと驚かされたのだけど、それより何より、この物語の結末が目から鱗というか、斬新というか、新鮮味を感じさせられた。もしかしたら現実でも似たようなことがあるのかも知れないし、それが悪とは言い切れない。警察沙汰にならない事まで含めると、実はこの物語のような結末で終わる事も少なからずあるのだろう。

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    2026年03月20日
  • GOAT Winter 2026

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    新潟国際アニメーション映画祭に行った際に、古町の書店で買った。1ヶ月ほどで読み終えた。良い買い物だったと思う。前号も買おうかな。以下好きだったのメモ。

    小説
    『いつになったら大人になれる?』大前粟生
    『ハッピーエンドの小説』金子玲介
    『家になった男』八木詠美
    『少女は椅子に座っている』遠田潤子

    エッセイ系
    『わたくしは猫です 世界一の』北大路公子
    『待ち焦がれたね、こんなもんだね日記』ゆっきゅん

    対談系
    『生き直すパイプ椅子と人間の生き様』
    『日本社会再定義 排外主義・鬱漫画・AI』平野啓一郎×マライ・メントライン

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    2026年03月15日
  • 白魔の檻

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    続きが気になって一気読み。
    過疎地医療の現実と、医療従事者の思いが重くのしかかってくる。
    多くの地方では現実的な問題だ。
    病院内に閉じ込められ、この中に犯人がいるという緊張感がすごく伝わってきた。
    一つの不幸から繋がる事件が悲しい結末になる。

    前作も読んでいたが、城崎先生の事を最後まですっかり忘れていた自分にびっくり。

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    2026年03月09日
  • 白魔の檻

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    前作とは違い、クローズドサークルの本格ミステリーです。地域医療の闇、災害時の医療など現代医療の問題提起を感じさせるお話でした。面白かったです。
    城崎先生は、これからシリーズ化されるのかな?
    もしまた出版されたら読みたいです。

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    2026年03月09日
  • 白魔の檻

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    禁忌の子に続く、城崎先生シリーズ第2弾です。

    吹雪の山荘でも、孤島の洋館でもないけど、クローズド・サークルです!
    私はクローズド・サークルとか本格ミステリ好きです。なので結構楽しめたのですが、殺人事件、濃霧、地震、地震による硫化水素ガスの発生、電波が届かず情報が入ってこないは、ちょっと詰め込み過ぎな感じです。

    もうね〜、殺人事件の怖さより、ガスの方が怖いですよ:(;゙゚'ω゚'):
    病院のスタッフが一生懸命頑張っても、ガスのタイムリミットで全員が死んじゃう可能性もあるんだから‥。

    そう思うと、最後はキレイに収まり過ぎで、リアリティがないのかなぁとちょっと思いますが、う

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    2026年03月08日
  • 白魔の檻

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    有毒ガスと霧に覆われ孤立する病院内での殺人事件
    状況が面白く一気読みしてしまいました!
    ミステリーとしても普通に面白かったのですが、地域医療や日本の医療従事者が置かれている現状への訴えの方が心に響きました。(私自身が看護師だからかもしれません…)
    「ありがとう」その一言だけで、医師や看護師を過剰労働に縛り付け、やりがいや責任感だけで自己犠牲を強いり、何とか形を保てているのが今の日本の医療です。
    白色の檻、本当にそうだなぁと感じ入ってしまいました。

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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     「かわいい」や「普通」にいろんな意味を込めすぎて、言語化をサボっているという朝井さんのお話が印象的。
     サボっているという見方もあるし、あえて濁してるという見方もあるんじゃないかなあと。あまりにも明瞭に表現しすぎると、あからさまになってしまうこととかある。

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    2026年03月03日
  • GOAT Winter 2026

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    一気に読むというよりは、毎日少しずつ。

    気に入った話
    ◎わたくしは猫です世界一の 北大路公子
    ◎simeoウイルス 村崎キコ

    紹介と広告で気になった本
    ◎海の仙人・雉始雊 絲山秋子
    ◎天橋立物語 3年菊組ロリィタ先生 嶽本野ばら

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    2026年03月03日
  • 白魔の檻

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    禁忌の子の第2弾。感情の起伏がない城崎先生が謎を解いていくことだけが続いてるので、前の話を知らなくても問題ない感じ。
    前作の城崎先生の過去もチラッと触りだけだったので、続編という印象はそんなにないけど、病院ミステリーとして充分楽しめた。
    登場人物が多いので覚えるのが大変だったけど、間取り図や登場人物紹介もあったので見ながら読み進められた。
    過疎地の医療問題、産婦人科の人不足を題材にしたものだけど、個人的には環さんのこんなはずじゃなかったという理由をもっと教えてほしかった。今後シリーズが続きそうで、ちょっと期待。城崎先生と春田さんが次回進展とかするといいなと思う。

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    2026年03月01日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    youtubeで紹介されてて気になってたので初めて文芸誌なるものを買ってみた。
    思った以上にボリュームあってこれで510円!?大丈夫か?と思ってしまった。
    これで好きな作家見つけて長編を読むのが良さそう。
    文芸誌って連載ものがほとんどでいきなり読み始めてもついていけないことが多そうなイメージだったけど、ほぼ全部読み切りで楽しめた。

    読んだ順でメモ。記号の意味は以下の通り。
    ◎=めっちゃよかった
    〇=結構面白かった
    ×=途中で読むのやめた

    ◎永井紗耶子/そとばこまちの夜
    一応近代よりだけど時代小説。横浜にいるジャズシンガーの話。
    木挽町のあだ討ちのイメージがあったからカタカナがたくさん並んで

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    2026年02月28日
  • 白魔の檻

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    山口未桜作品2作目。
    デビュー作は死体の謎が極限。
    今回はシチュエーションが極限。ホスピタルパニック映画みたいだった。
    毎回よくこんな極限状態を扱えるなぁ。

    そして今作では、探偵・城崎先生の人間離れした面がさらに際立っている。
    城崎先生個人的なプロフィールが少し明かされ、普通そうくると人間味が増すものなのに、むしろ「ヒトとしての感情が欠落している」という城崎先生自身の言葉を補強していた。
    謎多き名探偵、という美味しいキャラ確立(笑)

    ミステリとしては、個々のアリバイと時間軸を細かく潰せば解ける、らしいが、ついていけなかった。
    謎解き部分だけ、じっくり読み直したい。

    城崎先生はかなり早い段

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    2026年02月19日
  • 白魔の檻

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    医師として、働いているからこそ書けることがある。どんなつらい状況だとしても、目の前にいる人を見捨てることはできない。医師でない私はどうだろう。自分を一番に守ろうとするのだろうか?自分よりも大事な人を守るためならひとを殺めてしまうのだろうか?

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    2026年02月17日
  • 禁忌の子

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    想像以上に、禁忌の子でした。
    うん、これは間違いなく禁忌の子ですね。
    いやー、禁忌の子だったなー。

    まさか、まさかの連続でした。
    そして、苦しいくらいのイヤミス…ほんと…今、思い出しても辛い…。

    でも、流石は人気で品薄で話題になった作品です。面白い。

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    2026年04月02日
  • 白魔の檻

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    禁忌の子に続く城崎先生シリーズ。
    が、相変わらず主人公は城崎先生では無い様子。

    究極の極限クローズドミステリ。
    霧、有毒ガス、不可能殺人、面白いに決まってる煽り文句。

    たくさんの医療用語が飛び交うけれど、なんでか読みやすいし理解できる。
    作者の描く犯人は、すごく共鳴を覚えるところがあるんだよなあ。
    恨み×恨み
    あの時、あの瞬間、あの刹那、何かひとつでも違っていたら。
    なんというかすごく…やるせない。

    過疎地医療についてもすごく考えさせられた。
    こんな絶望的状況下でも、全員助けるんだ、と。
    やれることをやるんだ、と。
    そんな言葉と行動をとる医療従事者に、コロナ禍初期を思い出して感動と感謝を

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    2026年02月08日
  • GOAT Winter 2026

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    色んな作家の短編小説や対談などが入っている本誌が510円という事実に驚愕。それだけでも買う価値あり。
    今まで読んだことのない作家さんやあまり触れたことのないジャンルの作品に出逢えるのも文芸誌ならでは。

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    2026年02月06日
  • GOAT Winter 2026

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    いろんな作家さんの短編や対談があり、ものすごく読み応えがあった。
    中でも、貴志祐介の短編は笑わせてもらったし、平野啓一郎とマライ・メントラインさんの対談、俵万智さんと岸田繁さんの対談が面白かった。
    あと、編集後記も何処となくサークル感を感じさせてくれて親近感が沸いた。
    雑誌を読んでもあんまり自分のなかで読書の実績にはなかなか認めにくいところはあるけれど、安価でこれほどの質と量を兼ね備えた文芸誌は貴重な存在なので、コスパ最高。定期的に出してほしいな、と思う。

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    2026年02月01日
  • GOAT Winter 2026

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    相変わらず、悪ふざけが過ぎる(褒め言葉)!

    こんなに豪華な文芸誌を510円で手にして良いはずがない。まずなんだこの表紙は?!!笑
    テンションが上がりすぎるう!!!

    今回の私のおすすめ1つ目は、藤ヶ谷太輔さんと朝井リョウさんの対談。朝井リョウさんの軽妙な相槌がいつものことながら楽しい。
    2つ目は遠田潤子さんの作品。ぐいぐい引き込まれて、思わぬところにミスリードもあり、読後感がとても良かった。遠田さんの作品は初めて読んだが、もっと読んでみたいと思った。

    次号も楽しみです。

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    2026年01月18日
  • 白魔の檻

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    クローズド・サークルのミステリは本当に読んでいる時ずっと背後が気になるし、夜に読むと怖い。今回はとある理由で病院に閉じ込められるが、殺人犯と同じ空間(しかも山奥の病院)なんて発狂ものだと思う。前作の禁忌の子も好きだったけどそれ以上だった。
    医師の描写はリアルで読み応えあるし、地方医療の抱える問題も描かれていて大満足。
    なんだか映像化できそうな雰囲気あるし、城崎先生や春田先生のビジュアルが気になる。

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    2026年01月14日
  • GOAT Winter 2026

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     大掃除・小掃除が終わったら、「美」をテーマにしたGOAT第3号(2026 Winter)を読んでみましょう。

     表紙ではゴートくんが手鏡でお顔を映しています。
    表紙を開くとゴートくんと羊くんが美について話していました。

    「美ってなんだろう
     大きな羊?
     羊の角を頭に飾った人?」

    「由来は所説あるけど、
     ヤギじゃなくて羊なのか・・・」
    ちょっと残念そうなゴートくんです。。。

     最初の小説は、高瀬隼子さんの「ふたえ」でした。
    67歳のお父さんが、二重まぶたに整形したのに飽き足らず、顎やら頬やらを全身麻酔の手術を受けて整形するというお話です。

     思えば、美しい顔の基準は個々人によって

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    2025年12月31日
  • GOAT Winter 2026

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    朝の情報番組で紹介されてて早速購入
    GOATにちなんで510円!
    表紙がキラキラしてて、ひとつひとつが読みやすい
    名前は知ってても、初読み作家さんが盛りだくさん
    「父の輪郭」はなるほどです

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    2025年12月24日