山口未桜のレビュー一覧
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山口未桜さんは『禁忌の子』に続いて2作目
今回は過疎地医療の問題を浮き彫りにした『白魔の檻』
濃霧×硫化水素ガス×地震という極限状態に加え、
計画殺人が進行するという緊迫のミステリーだった。
極限におかれた医療従事者たちの苦悩と選択。
平穏な日常を送っている私には窺い知れない迷いや苦悩に、何度も頭が下がる思いがした。
作者自身も医師なので、緊迫した現場での人間模様や、医療現場の実態は、この上なくリアルに描かれていて、お見事だった。
ただ、ミステリー要素に関しては、閉鎖された病院ので残された者の中に殺人犯がいるという設定だが、少し詰め込み過ぎた感が否めない。
事態の急変が重なったにも関わ -
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510円でこれだけボリュームあるもの読めたら嬉しいし合う作家にも出会える。まだ全部読めてないけど…!朝井リョウと藤ヶ谷太輔の対談が最高だった。あらゆる感情がかわいいに翻訳されてるってまさにその通りだと思う。言語化を諦めちゃいけないなと改めて思うとともに中々それが難しいんだよなぁ。
ふたえ 高瀬隼子
なんとも不思議な話。テーマが美なのでそれにぴったり(?)な父が二重整形をした。からのもっと大掛かりな整形をする話。それだけなんだけどどうなるんだ?と思って一気読み。高瀬隼子さんの作品は今回が初めてで、実はおいしいごはんが食べられますようにを積読しているのでこれを機に読まないと
あと他にも何個か読 -
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(途中で読むのをやめてしまった作品もいくつかあるけど)以下、私的に良かった作品。
※敬称略
・ふたえ(高瀬隼子)
“お父さんが整形”という衝撃的なテーマを扱いながらも、エンタメとして消費せず、主人公と父親のリアルな心の動きにフォーカスしてたのが良かった。自分に刺さりまくった「おいしいごはんが〜」とまさか同じ作者さんとは。
・ハッピーエンドの小説(金子玲介)
前半は一風変わった主人公の行動にクスクス笑いながら読めてたけど(特にコールセンターのポケモンの話好き)、ラスト1、2ページがぞわぞわする…。
金子さんの作品はこれで3作目だけど、笑いとシリアス、ゾワッとさのバランスがいつも絶妙。
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Posted by ブクログ
テーマは「美」。よかったものをいくつか。
『ふたえ』高瀬隼子
子どもの頃からずっと、単身赴任で川崎に住んでいるお父さんと、遊びのため四国から上京して何年かぶりで会ったら、目が二重になっていた。そしてさらに、顎の骨を削る手術をするという。ずっと別居、67歳になって退職しても田舎には帰ってはこない、でも離婚もしていない、両親がケンカしていた感じもない、父の家に行ったが、愛人がいるような感じもない。で、整形。じつに不思議な家族の話。
『ヴィンテージ』井上先斗
古着屋を経営する大学時代の友人に、50万円のデニムジャケットを持って飛んだアルバイトを探して欲しいという依頼を受けた探偵。アルバイトのイン