山口未桜のレビュー一覧

  • 白魔の檻

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    状況が状況だけに、読んでいるだけで息がつまりそうになる。よくわかったなぁ。一つずつ考えていけば、結論が得られるということ。

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    2026年06月24日
  • 白魔の檻

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    禁忌の子シリーズ続編、城崎が研修医を伴い北海道の過疎地病棟に派遣され、霧と毒ガスによって孤立する病棟で事件が起きる話。とんでもない状況下で、息つく間もなく起こる展開についていくのに必死で逆に考えてる余裕もない。日本の医療制度に不安が募る。

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    2026年06月22日
  • 白魔の檻

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    山口未桜さんは『禁忌の子』に続いて2作目
    今回は過疎地医療の問題を浮き彫りにした『白魔の檻』

    濃霧×硫化水素ガス×地震という極限状態に加え、
    計画殺人が進行するという緊迫のミステリーだった。

    極限におかれた医療従事者たちの苦悩と選択。
    平穏な日常を送っている私には窺い知れない迷いや苦悩に、何度も頭が下がる思いがした。
    作者自身も医師なので、緊迫した現場での人間模様や、医療現場の実態は、この上なくリアルに描かれていて、お見事だった。

    ただ、ミステリー要素に関しては、閉鎖された病院ので残された者の中に殺人犯がいるという設定だが、少し詰め込み過ぎた感が否めない。

    事態の急変が重なったにも関わ

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    2026年06月21日
  • 白魔の檻

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    正直、登場人物が多すぎてあまり覚えられず、流して読んでしまった。探偵役の城崎は相変わらずクールで、最近の探偵は映像化しやすいイケメン揃いだなと思った。現実の事柄が結構いっぱい出てきて、この世界と地続きな感じが良かった。

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    2026年06月21日
  • 白魔の檻

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    ネタバレ

    研修医の春田は実習として医師の城崎と共に北海道の病院へ行くことになりました。そこでバスケのジュニア時代に世話になった環との再会を楽しみにしていたのですが、環は変死体となって発見されて —— 。

    『禁忌の子』で名探偵として存在感を示した城崎が事件の解明に動きます。時間軸では『禁忌の子』前の事件です。
    過疎地域での医療の難しさも浮き彫りにしています。

    濃霧、大地震、硫化水素ガスで逃げ場がない孤立する病院内で次々と人が亡くなります。
    こんな場合でも淡々としている城崎に安心しました。

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    2026年06月07日
  • GOAT Winter 2026

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    小説と小説の合間を縫って本号もようやく読み終えました。「美」がテーマと言うことで外見の整形や美容の話、内面の優しさや愛の話、沢山面白いお話に出会えました。

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    2026年05月31日
  • GOAT Winter 2026

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    来月に新刊が発売されると知って、ちょっとペースをあげて読みました

    今回のテーマは『美』

    美しさにも、いろいろあるんだよなぁ
    何をもって『美』とするのかも、個人によって違うし、それに魅了されて転落する人もいるし

    個人的には蝉谷めぐ実さんが気になったので、他の作品も読んでみたいです

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    2026年05月18日
  • GOAT Winter 2026

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    510円でこれだけボリュームあるもの読めたら嬉しいし合う作家にも出会える。まだ全部読めてないけど…!朝井リョウと藤ヶ谷太輔の対談が最高だった。あらゆる感情がかわいいに翻訳されてるってまさにその通りだと思う。言語化を諦めちゃいけないなと改めて思うとともに中々それが難しいんだよなぁ。

    ふたえ 高瀬隼子
    なんとも不思議な話。テーマが美なのでそれにぴったり(?)な父が二重整形をした。からのもっと大掛かりな整形をする話。それだけなんだけどどうなるんだ?と思って一気読み。高瀬隼子さんの作品は今回が初めてで、実はおいしいごはんが食べられますようにを積読しているのでこれを機に読まないと

    あと他にも何個か読

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    2026年04月02日
  • GOAT Winter 2026

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    文芸誌GOATの第3弾。愛、悪に続いて美がテーマ。人間の本能的な欲求に近い愛、悪とは異なり表面的なものではあるが、本号を読むと美も人間の本質的な繋がりを実感させられるテーマでした。次号も期待です。

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    2026年03月21日
  • GOAT Winter 2026

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    (途中で読むのをやめてしまった作品もいくつかあるけど)以下、私的に良かった作品。

    ※敬称略
    ・ふたえ(高瀬隼子)
     “お父さんが整形”という衝撃的なテーマを扱いながらも、エンタメとして消費せず、主人公と父親のリアルな心の動きにフォーカスしてたのが良かった。自分に刺さりまくった「おいしいごはんが〜」とまさか同じ作者さんとは。

    ・ハッピーエンドの小説(金子玲介)
     前半は一風変わった主人公の行動にクスクス笑いながら読めてたけど(特にコールセンターのポケモンの話好き)、ラスト1、2ページがぞわぞわする…。
    金子さんの作品はこれで3作目だけど、笑いとシリアス、ゾワッとさのバランスがいつも絶妙。

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    2026年02月01日
  • GOAT Winter 2026

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    美しい表紙にワクワクしながらページを繰る。読んでいる間は作品の世界に夢中になる。エッセイなども面白い。でもなんか、ずっと表紙に心を奪われて、各作品を読み終えると、なぜか作品の個別の印象がなくなってくる。「何を面白いと感じていたのだろう」と自問するが、答えは出てこない。でも、楽しかったという感情だけはずっと心に残っている。これが文芸誌の楽しみ方なのかもしれない。

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    2026年01月07日
  • GOAT Winter 2026

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    中身と価格が全く釣り合わないのでは?と思うほどのトクトク感。
    本屋で、表紙の印刷に惹かれて即買い。

    知らない小説家さんが多くて、その中で面白い作品に出会えたことが収穫でした。
    選ぶとしたら、「ふたえ」「マスクド・リリカ」「ハッピーエンドの小説」が面白かった。

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    2026年01月07日
  • GOAT Winter 2026

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    今号も お得感ありあり。いろいろな意見あるけど、気軽に読書するには 最高だと思ってる。作家さんとの新しい出会いもあるし。整形の話も バレリーナの話も 建築家の話…どこを切っても 読めるから ほんと楽チンな 本!で、作家さんは 話題の方々ばかり。
    こんな 本に出会えたこと、こういう本を作ってくれたことに感謝かな。次のテーマはなんだろう?

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    2025年12月29日
  • GOAT Winter 2026

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    テーマは「美」。よかったものをいくつか。

    『ふたえ』高瀬隼子
    子どもの頃からずっと、単身赴任で川崎に住んでいるお父さんと、遊びのため四国から上京して何年かぶりで会ったら、目が二重になっていた。そしてさらに、顎の骨を削る手術をするという。ずっと別居、67歳になって退職しても田舎には帰ってはこない、でも離婚もしていない、両親がケンカしていた感じもない、父の家に行ったが、愛人がいるような感じもない。で、整形。じつに不思議な家族の話。

    『ヴィンテージ』井上先斗
    古着屋を経営する大学時代の友人に、50万円のデニムジャケットを持って飛んだアルバイトを探して欲しいという依頼を受けた探偵。アルバイトのイン

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    2025年12月24日