山口未桜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
禁忌の子、が面白かったのでこちらも期待して読んでみました。
タイトルと表紙は、前作に引き続き、惹かれるものがあり、わくわく。
読みにくい訳ではなかったけど、数日かけて読み終えました。
前作の方が私は好みでした。
所要人物2人がよくあるコンビ
なんでこういう話に出てくる「頭の切れる人」ってみんなこんな感じなんだろう
色々複雑でごちゃっとした印象をうけました。
どうやって、より、なぜ、どんな背景があって、の方に私は惹かれるので、その点ではこの話は少し足りない感じでした。
ただ、過疎地の医療現場の方達の葛藤やもがきや、やりがいの搾取など、色んな面も感じられて、
この気持ちは言葉にできないなぁ -
Posted by ブクログ
初期研修医の春田芽衣は地域医療実習のため、北海道へ行くことになり、「へき地医療支援」で派遣されることになった医師・城崎響介とともに、温泉湖のある山奥の更冠病院へ向かう。
濃霧の中、ようやくたどり着いた病院で、二人は総務課の職員・九条環が地下にある温泉室で、変死体となって発見される事件に遭遇する。
九条は、春田が小・中の頃入っていたバスケットボールのクラブチームのコーチで、病院内を案内してくれることになっていた。
到着した病院は、濃霧に覆われ、誰も出入りができない状況、加えて、翌朝の大地震の影響で、病院の周囲には硫黄の温泉湖である更冠湖から発生した硫化水素ガスが流れ込む。
陸路も空路も断た -
Posted by ブクログ
(途中で読むのをやめてしまった作品もいくつかあるけど)以下、私的に良かった作品。
※敬称略
・ふたえ(高瀬隼子)
“お父さんが整形”という衝撃的なテーマを扱いながらも、エンタメとして消費せず、主人公と父親のリアルな心の動きにフォーカスしてたのが良かった。自分に刺さりまくった「おいしいごはんが〜」とまさか同じ作者さんとは。
・ハッピーエンドの小説(金子玲介)
前半は一風変わった主人公の行動にクスクス笑いながら読めてたけど(特にコールセンターのポケモンの話好き)、ラスト1、2ページがぞわぞわする…。
金子さんの作品はこれで3作目だけど、笑いとシリアス、ゾワッとさのバランスがいつも絶妙。
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Posted by ブクログ
テーマは「美」。よかったものをいくつか。
『ふたえ』高瀬隼子
子どもの頃からずっと、単身赴任で川崎に住んでいるお父さんと、遊びのため四国から上京して何年かぶりで会ったら、目が二重になっていた。そしてさらに、顎の骨を削る手術をするという。ずっと別居、67歳になって退職しても田舎には帰ってはこない、でも離婚もしていない、両親がケンカしていた感じもない、父の家に行ったが、愛人がいるような感じもない。で、整形。じつに不思議な家族の話。
『ヴィンテージ』井上先斗
古着屋を経営する大学時代の友人に、50万円のデニムジャケットを持って飛んだアルバイトを探して欲しいという依頼を受けた探偵。アルバイトのイン -
Posted by ブクログ
美しさとは
ただ見た目のものだけではなく
その振る舞いであったり
姿勢であったり
言葉であったり
さまざまなものが
絡み合っていると思う
「そとばこまちの夜」
の中で老婆が言う
『そうして私が私と出会えた時、
ずいぶんと小さく縮こまった小娘が
胸の内で泣いていたっけ
華やかで美しいと信じていた美女など
己の中にはいなかった
他人の目によって造られた幻影だった
だからその怯える小娘と
向きあうことにした
その子が本当に好きなものを探して
愛でる
それは人目を気にして
怯えていた日々に比べて
どれほど豊かで満たされたものか』
本当の自分が求めるものは
いったい何か
はたして今、どれくらい
豊か