山口未桜のレビュー一覧

  • 白魔の檻

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    濃霧・有毒ガスのクローズドサークル×地震×連続殺人。

    現実離れした状況なのに、妙に地続きに感じるリアリティと、迫るリミットに最後まで息つく暇なし!

    登場人物と見取り図だけで8ページもある事前の大興奮を、さらに上回ってくる面白さでした。

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    2026年05月16日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    結論からいうと、とても良かった。生殖医療は私にとってはあまり身近ではなかったので考えることがなかったが、技術云々よりも、思わぬところに様々な問題があり難しさを感じた。最後は賛否両論あるかもしれないが、私的にはホッとする結末だった。
    そしてタイトルが……ズシンとくる。

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    2026年05月16日
  • 禁忌の子

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    「このミス受賞作」、「有名ミステリ作家の絶賛」、「惹かれるタイトル」に引き寄せられて手に取った。

    文章が爽やかで気持ちが良いのに、内容が超ド禁忌級とされているダークな内容を取り扱っている本作。この兼ね合いが物語へ没頭させてくれた。

    本作のテーマである「人工授精」について、医学界では実際に「法制度」「倫理課題」が問題視されているらしく、課題の「存在認識」と「探求」が出来ることから本作の有効性を感じた。(何様)
    存在認識と探求を一人一人がすることで、世界的にこの問題をタブー視する風潮が無くなって課題解決がしやすくなると思います。(何様)

    本の帯紙に「宮部みゆき」さんが「休日の一気読みをお勧め

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    2026年05月16日
  • 禁忌の子

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     読み始めてどんどん物語に引き込まれて行き、結末も衝撃的で全く予想外の展開で驚かされました。
     読後、自分の生い立ちや、家族、家庭環境に改めて想いを巡らせ、「親ガチャ」みたいな個人的には大嫌いな言葉ですが、この世に生まれた瞬間から抗えない残酷な運命みたいなものは、どんなに綺麗事を並べても事実として有るんだろうなと複雑な気持ちになりました。

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    2026年05月16日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    とても面白かったです。
    ミステリーの真髄を見たような気がします。
    そして最後に、「禁忌の子」という意味が出て、なるほどーと鳥肌が立ちました。

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    2026年05月14日
  • 禁忌の子

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    めちゃくちゃおもしろかった〜!
    山口未桜さんは現役のお医者さまなのですね。
    医学がどんどん進歩している今、人間にもクローンみたいなの現れちゃう可能性とか…あるんだろうか…ちょっと怖いな。
    最後の方は読む手が止まりませんでした。切ないけど、いろんな人の愛を感じる結末だし、考えさせられました。

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    2026年05月10日
  • 禁忌の子

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    タイトルの回収がすごいうまい。
    こういう系って、現実感がないものが多くなってしまうけど、SF感が強くなく、のめり込んで読むことができた。
    城崎のキャラ非常に好き。

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    2026年05月06日
  • 禁忌の子

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    久しぶりの評価5

    エンターテイナー型ミステリーといいますか、読みやすくて久しぶりに次のページが気になり、抵抗なく読めました。
    犯人もまさかと思いましたが、想像もつかず驚きました。
    ドラマ化とか映画化とか、映像でも見てみたいと思ってます。

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    2026年05月04日
  • 禁忌の子

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    ここ最近読んだ中で、間違いなく一番心に残った作品だった。三つ子のイメージはわりと早い段階で浮かんでいたのに、それが奥さんにつながるなんて思いもしなくて、気づいた瞬間に一気に鳥肌が立った。何気ないシーンのひとつひとつが、あとから振り返るとすべて意味を持っていて、「あの描写はこのためにあったんだ」と腑に落ちていく感覚が気持ちいいというより、どこか切なかった。丁寧に張り巡らされた伏線と、その回収の仕方が静かに胸に残る、余韻の深い作品だった。

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    2026年05月03日
  • 禁忌の子

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    読み終えてしまって勿体ないと思った何冊かの本の中の一冊となった。
    基本的に巻頭に図面と登場人物が載っている本が好きです。この登場人物が程良く紹介され、終盤まで犯人が分からないどころか、着地点も分からなかった。
    次回作を楽しみにしています。

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    2026年05月02日
  • GOAT Winter 2026

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    初文芸誌!こんなに内容盛りだくさんで満足度高いものを510円で読んでしまっていいのかともはや恐れ多い気持ち。小説に対談にエッセイに楽しすぎた。「美」とひとくちに言っても、ほんとに多種多様な美があって同じテーマの感じが無くて面白かった。朝井リョウさんと藤ヶ谷さんの対談興味深すぎたので連載してほしいくらい。文芸誌楽しかった!また買う!

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    2026年05月01日
  • 禁忌の子

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    今年読んだ本の中で間違いなく1番の1冊。副題に"We were born"とあるのでてっきり武田航と「キュウキュウ十二」の2人が同じ父母の受精卵から生まれた「禁忌の子」であることを示していると思っていたが、航の同僚である城崎の推理は想像をはるかに超えた驚愕の真実へと迫る。後半に向け急激にストーリーが展開し、とても苦しい気分のまま終わるのかと思いきや、優しい気持ちにさせるのは著者の医師として、そして母としての経験がなせるわざなのか。城崎には続編の舞台が用意されているようなので、こちらも楽しみたい。

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    2026年05月06日
  • 白魔の檻

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    白いコンクリートに覆われた病院は、まるで白い檻。その白い檻には、闇がある。医者を使い潰しながら延命しているここの医療。霧と硫化水素で陸の孤島と化し大地震もおき命の危機と隣り合わせの極限状態の病院での殺人事件。

    過疎地特有の医療体制の厳しさや災害やパンデミック等の医療従事者たちの使命と葛藤が物語の背景。

    ステフィン・カリーの『僕は決して、大事な瞬間を恐れたりしない』が胸に響いた。たとえ先に滅びが待っているとしても今を捨てるわけにはいかない。前を向くしかない。未来がどうなろうと、今を生きて、全力を尽くすしかない。

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    2026年04月08日
  • GOAT Winter 2026

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    初めて文芸誌を買いました。
    一つのテーマに沿って、色々な作家さんの作品が読めてとても良かった。
    好きなお話も多くて、読書沼により沈んでいく感じが、嬉しいような困るような...
    気になった作家さんの書籍も確認してみたい。

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    2026年03月29日
  • 禁忌の子

    購入済み

    タイトルからして

    重いお話かな?と読み始めましたが
    もう凄い作品力さすがの受賞作

    まさかの展開過ぎて圧倒されました
    所でこの作品誰が主役?

    て思ってましたが次回作で主役が明らかに

    #エモい

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    2026年01月24日
  • GOAT Winter 2026

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    朝井リョウさんと藤ヶ谷さんの対談が印象に残りました。推す側のファンと、推される側のアイドルが推し活について話している!藤ヶ谷さんが赤裸々にご自身の思いを語っておられる姿が誠実に見えました。朝井さんの推し活への解像度の高さもいつも通りスゴイ

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    2026年01月09日
  • GOAT Winter 2026

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    朝井リョウさんの告知から文芸誌なるものを初めて買いました。

    まずなんと言ってもブックカバーが可愛い。
    値段も510円と手に取りやすい価格で嬉しかったです。

    キスマイの藤ヶ谷さんと朝井さんの対談で、ファンへの感謝の伝え方に悩む藤ヶ谷さんを、朝井さんがとても優しい観点からで励ましていたのが可愛かった(笑)

    たくさんの作家さんの短編や書評に触れることができて、自分の世界が非常にコスパよく広がる良い文芸誌でした。

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    2026年01月04日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    読む本を自分で選ぶとどうしても偏ってしまうので、
    こういう形で予想外の作家さんと出会えるのは良いですね。

    個人的に好きだった作品↓↓

    【ふたえ:高瀬隼子】
    →「まあそうだね。ずっと整形したかった。二重の目になりたかったし、違う顔になりたかったよ」
    この言葉を発した父親の感情に想いを馳せる。
    もしかして、違う顔、じゃなくて違う自分になりたかったんじゃないのかなと。
    支配的な両親と自分に依存する気満々の妻に囚われて、今思えば逃げたかったかもしれない、けど、それは自分の中で言葉にもならなかった。
    代わりに、違う顔になりたかった、という感情として現れたんじゃないかな。違うかな。
    わかんないけどそん

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    2025年12月26日
  • GOAT Winter 2026

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    第2号に続いて発売後まもなくの3号を手に取りました。「うまいなあ」というのが実感ですね。

    うまいなあその1。黒色が基調だった前号とは打って変わっての表紙の色合いの美しさ。日光に反射してキラキラしています。今号の特集が「美」というのも頷けます。

    うまいなあその2。各短編がみな読み切りになっているということ。他の文芸誌を読んでいて困ったのは、好きな作家の作品が連載の途中だったりしたんですよね。その点、こちらは読み切りなのでスッキリ。さらに、続きが語られる作品はウェブ上で連載が始まるという。上手に読者を小説の世界へと誘っています。

    うまいなあその3。映画好きの自分としては、まもなく公開される映

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    2025年12月16日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    つまみ読み中

    藤ヶ谷くんと朝井リョウさんの対談、大笑いした上に勉強になった。
    私もサバ番好きの端くれ、「イン・ザ・メガチャーチ」読もうっと。

    九段理恵「Beauticide」
    ちょうど、海部陽介著「人間らしさとはなにか」を読んだ直後で、これもシンクロニシティというのか?と不思議な想いを抱えながら読んだ。
    重たい衝撃を受けた。

    間宮改衣「ルリ色のハね」
    朝霞の言葉にどんどん引っ張られて行動する陽菜を応援していたので、朝霞の正体を知った時にはショックだった。
    ただ、これは残念とは言い切れない受け取り方もできるので、折り合いのつく自分なりの受け取りを採用したい。

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    2025年12月13日