山口未桜のレビュー一覧
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ネタバレ航の出生に何かある。そこまでは早く読めるのだが……。
救急医・武田航のもとへ、自分と瓜二つの溺死体が運ばれる。航は同級生の城崎響介と共に正体を追う。DNAは100%一致するのに、母子手帳には単胎とある。
生島京子とジェイムズ・サカモトの胚盤胞は分割され、同じ遺伝情報を持つ胚が五回移植された。「五分の三」は、そのうち三人が生まれたことを示す。航と中川信也、そして三人目は航の妻・絵里香だった。
ここまでは読めなかった。タイトルの「禁忌の子」は航や信也から、航と絵里香の間に宿った子へ移る。出生の秘密を予測できても、結末の意外性はかなり高かった。
一方、生島京子の密室死は、下肢前面の「左右対称 -
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ネタバレ第34回鮎川哲也賞受賞作。現役医師が描く医療×本格ミステリ、と帯にある。ずっと読みたかった本。さすが人気だっただけある。めっちゃ面白かった。救急医の武田が自分とそっくりな人が救急搬送されてきて死んでしまうという不気味さ。探偵役の美形の友人であり城崎のキャラもいい。そっくりさんのキュウキュウ12が虐待されて育ち、成長とともに親を苛むようになった、というのもすごく切なかった。そしてそのキュウキュウ12を殺した犯人が妻だったとは。ほんとにびっくり。2卵生だから似てないけど、遺伝子的にすごく惹かれあうというのは初めて知った。人間の構造として本来嫌うようになった方が良いのではないかと思うけど、逆なのか。
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【その真相、暴く必要があるのか?】
「先入観を捨てろ!前提条件を疑え!」→「合理的に真相を導け!」と、前半は武田航と瓜二つの遺体をめぐる謎とトリックに翻弄される。
そして中盤以降は「人間は論理だけでは動かないぞ!」と、生殖医療や体外受精、出自を知る権利など一気に深いテーマへ。これまで想像したことのない世界で、カルチャーショックに近かった。
「肝心なことは目に見えない」
人の苦しみも、本心も目には見えない。「言ってくれれば良かったのに」が通じないこともある。
真相を暴いても、誰も幸せにならない。
論理で始まり、論理では割り切れない人間の感情に最後行き着く。ここにドラマを感じる。
名言オンパ -
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この世界には目に見える美もあれば、見えない美もある。
誰かにとっての美が、誰かにとっての醜であることもある。
最近あなたの心を震わせた美は何ですか?
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GOAT第三弾!!
今回は"美"をテーマにした特集。
表紙がキラキラでめっちゃ綺麗〜♪
もちろん中味も色合いや紙質なんかにもこだわられてて素敵だった
短編小説、エッセイ、対談などなど 今回もめちゃくちゃ盛りだくさんな内容で、しかも豪華ラインナップ!
これで510円だなんて、ほんと いいんですか?って感じ。
時間はかかったけど、とても楽しめた〜!
小説で特に好き