山口未桜のレビュー一覧

  • 禁忌の子

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    禁忌の子。生物学的、法的にはそう呼ばれるかもしれない。ただ、生まれてくる子どもは何も悪くない。親としてどう向き合うかとても考えさせられる小説でした。もちろんミステリーとしても最高に楽しめました。

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    2026年03月14日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    とても衝撃的な一冊だった。
    主人公と瓜二つの死体が見つかり、それをきっかけに自分の出生を探り始める。たどり着いた産婦人科の院長に真相を聞く直前に院長が亡くなり、城崎と犯人を追いながら関係者たちの証言が少しずつピースになっていく。
    そして最後に完成した真相が、院長の自殺、自身の妻が妹……という、まったく予想外の展開。
    先が気になりすぎて、2日で一気読みしてしまった。
    この作品の素晴らしいところは、ミステリーとしてのドキドキ感が抜群な上に、不妊治療や精子バンクの闇、親のエゴで生まれた子どもたち(いわゆる親ガチャ)の問題をしっかり織り込んでいる点。
    子どもがいない自分にとっては「人ごと」みたいな内容

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    2026年03月13日
  • 禁忌の子

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    展開がサクサク進み話の展開も面白くて読む手が止まりませんでした。
    全てわかった時にタイトルもそういう事か!と気持ちよかったです。
    最後はハラハラしましたが救いがあり安心しました。
    直ぐに二作品目も読みたいと思います。

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    2026年03月12日
  • 禁忌の子

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    自分と同じ顔の男が死んでいる
    救急医の武田が出会うこの男が武田の人生を狂わせる

    ガッツリサスペンスかと思いきや、推理小説だった!
    わざとらしさが苦手であまり推理小説が得意ではないがこれはおもしろい!

    推理というよりストーリーに深みがあって、読ませる内容なので飽きずに楽しめる
    自分の犯人の予想も見事に外れた!

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    2026年03月12日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    禁忌の子という題名が最後まで響く。ずっと面白い医療系ミステリーだった。

    武田そっくりの遺体の正体を調べていく内に明らかになる自分自身の出生の謎。
    調べていく内に死人も出てどんどん謎は深まる。
    遺伝子や人体について知識がある病院関係者だからこそたどり着く真実。
    終盤に謎が解明されたと思ったところで、つまりこのお腹の子は…と気づかさせられるのが一番ぞくぞくした。
    先の見えない濃厚なミステリーに大満足しました。

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    2026年03月11日
  • 禁忌の子

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    すごい話だった。
    入りから飽きさせずに一気に読ませてくれる。
    タイトルは物語の核心の問題性を踏まえるとダブルミーニングだと思う。

    ストーリーとしては瓜二つの男の正体はそれ以外はありえないと思っていたしXの存在もあり得ると考えていたが、まさかこう転ぶとは想像だにしておらず驚いた。
    we were born
    どの立場からしても悲劇だった。
    シンヤはあまりにも不憫だったし、父親はもちろん、母親にもお腹を痛めて産んだ子には違いないだろうにと身勝手さに腹が立った。
    そしてXの立場を思うと辛いという言葉では語り尽くせず、作者は鬼か悪魔かとさえ思った。
    真実を明かしてしまって良かったのだろうか。
    でも秘し

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    2026年03月09日
  • 白魔の檻

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    ネタバレ

    城崎の何でもロジカルに考える思考力に驚かされた。トリックの解説も難しくついていくのがやっとだった。だが最後の結末が城崎の予想を裏切り、私の予想を遥かに超えていた。かなり面白かった

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    2026年03月05日
  • 禁忌の子

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    今年に入って最初に読んだ1冊。
    ミステリーは好きだけど、医療ものは理解できるか不安で敬遠していたが、全てを覆されたかのように大どんでん返しミステリーですごく面白かった。
    遺伝子などの深いところから最終的には人と人の愛情や家族の在り方など、人の真髄を説いたような1冊でした。
    とてもお気に入りです。

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    2026年03月04日
  • 禁忌の子

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    あらすじの『自身と瓜二つの溺死体。彼はなぜ死んだのか、なぜ同じ顔をしているのか』に惹かれて、手に取った1冊。

    物語を読み進めていくごとに分かる真相とまさかの結末に驚きを隠せませんでした。

    一気読み必至のミステリーでした、ぜひ読んでみてほしいです。

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    2026年03月02日
  • 白魔の檻

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    前作ほどのインパクトはないけど、作者の力量を示した作品になっています。推理の内容より、テーマ性が特徴。

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    2026年02月21日
  • 白魔の檻

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    クローズドミステリと医療ミステリがここまで両立している作品にはなかなか出会えない気がする。
    前作同様の切迫感のある医療描写に加えて、災害による孤立で息苦しさが増している。
    結末は、切ないなぁ。

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    2026年02月10日
  • 白魔の檻

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    禁忌の子に続く城崎先生シリーズ。
    が、相変わらず主人公は城崎先生では無い様子。

    究極の極限クローズドミステリ。
    霧、有毒ガス、不可能殺人、面白いに決まってる煽り文句。

    たくさんの医療用語が飛び交うけれど、なんでか読みやすいし理解できる。
    作者の描く犯人は、すごく共鳴を覚えるところがあるんだよなあ。
    恨み×恨み
    あの時、あの瞬間、あの刹那、何かひとつでも違っていたら。
    なんというかすごく…やるせない。

    過疎地医療についてもすごく考えさせられた。
    こんな絶望的状況下でも、全員助けるんだ、と。
    やれることをやるんだ、と。
    そんな言葉と行動をとる医療従事者に、コロナ禍初期を思い出して感動と感謝を

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    2026年02月08日
  • 白魔の檻

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    探偵役は城崎医師で禁忌の子の続編です。
    クローズドサークルものというだけで加点してしまいます。
    内容としても前作よりもこちらの方が私は好みでした。

    僻地の病院を舞台にしたクローズドサークル。
    緊急救命時の医療現場のスピード感。
    息つく間もなく次々と悪い方に状況が展開していき、
    どうなることかとハラハラしながら読みきりました。

    僻地医療の過酷さとか、地方再生への思いとジレンマとか、
    思いをはせるきっかけにもなりました。

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    2026年01月28日
  • 禁忌の子

    購入済み

    タイトルからして

    重いお話かな?と読み始めましたが
    もう凄い作品力さすがの受賞作

    まさかの展開過ぎて圧倒されました
    所でこの作品誰が主役?

    て思ってましたが次回作で主役が明らかに

    #エモい

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    2026年01月24日
  • GOAT Winter 2026

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    朝井リョウさんと藤ヶ谷さんの対談が印象に残りました。推す側のファンと、推される側のアイドルが推し活について話している!藤ヶ谷さんが赤裸々にご自身の思いを語っておられる姿が誠実に見えました。朝井さんの推し活への解像度の高さもいつも通りスゴイ

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    2026年01月09日
  • GOAT Winter 2026

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    朝井リョウさんの告知から文芸誌なるものを初めて買いました。

    まずなんと言ってもブックカバーが可愛い。
    値段も510円と手に取りやすい価格で嬉しかったです。

    キスマイの藤ヶ谷さんと朝井さんの対談で、ファンへの感謝の伝え方に悩む藤ヶ谷さんを、朝井さんがとても優しい観点からで励ましていたのが可愛かった(笑)

    たくさんの作家さんの短編や書評に触れることができて、自分の世界が非常にコスパよく広がる良い文芸誌でした。

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    2026年01月04日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    読む本を自分で選ぶとどうしても偏ってしまうので、
    こういう形で予想外の作家さんと出会えるのは良いですね。

    個人的に好きだった作品↓↓

    【ふたえ:高瀬隼子】
    →「まあそうだね。ずっと整形したかった。二重の目になりたかったし、違う顔になりたかったよ」
    この言葉を発した父親の感情に想いを馳せる。
    もしかして、違う顔、じゃなくて違う自分になりたかったんじゃないのかなと。
    支配的な両親と自分に依存する気満々の妻に囚われて、今思えば逃げたかったかもしれない、けど、それは自分の中で言葉にもならなかった。
    代わりに、違う顔になりたかった、という感情として現れたんじゃないかな。違うかな。
    わかんないけどそん

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    2025年12月26日
  • GOAT Winter 2026

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    第2号に続いて発売後まもなくの3号を手に取りました。「うまいなあ」というのが実感ですね。

    うまいなあその1。黒色が基調だった前号とは打って変わっての表紙の色合いの美しさ。日光に反射してキラキラしています。今号の特集が「美」というのも頷けます。

    うまいなあその2。各短編がみな読み切りになっているということ。他の文芸誌を読んでいて困ったのは、好きな作家の作品が連載の途中だったりしたんですよね。その点、こちらは読み切りなのでスッキリ。さらに、続きが語られる作品はウェブ上で連載が始まるという。上手に読者を小説の世界へと誘っています。

    うまいなあその3。映画好きの自分としては、まもなく公開される映

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    2025年12月16日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    つまみ読み中

    藤ヶ谷くんと朝井リョウさんの対談、大笑いした上に勉強になった。
    私もサバ番好きの端くれ、「イン・ザ・メガチャーチ」読もうっと。

    九段理恵「Beauticide」
    ちょうど、海部陽介著「人間らしさとはなにか」を読んだ直後で、これもシンクロニシティというのか?と不思議な想いを抱えながら読んだ。
    重たい衝撃を受けた。

    間宮改衣「ルリ色のハね」
    朝霞の言葉にどんどん引っ張られて行動する陽菜を応援していたので、朝霞の正体を知った時にはショックだった。
    ただ、これは残念とは言い切れない受け取り方もできるので、折り合いのつく自分なりの受け取りを採用したい。

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    2025年12月13日
  • GOAT Winter 2026

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    ネタバレ

    第2号もまだ読み終わってないけど、発売が楽しみで発売日に購入!

    表紙がキラキラで、机に置いて視界に入るだけでワクワクする。
    ページを捲ると、新品の写真集のような匂いでワクワクする。
    最初の小説が、大好きな高瀬隼子さんの「ふたえ」。もうこれだけでテンション上がる。
    しかも、今回は私の好きな「ほんタメ」のあかりんとたくみさんまで!!
    「小説を、心の栄養に。」と書いてあるけど、ほんとに510円で心の栄養買えるのがありがたい。

    まだ途中までしか読んでいないけど、好きな作品の感想を書いていきます。

    ●高瀬隼子「ふたえ」
    ずっと会っていない父が整形した話。なぜ父が定年過ぎて整形するのか理解ができない

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    2025年12月05日