蓮見翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
戯曲というものを初めて読みました。
実際に上演された舞台を観ているので言い回しや間のとり方などはイメージできてしまうのですが、それを差し引いても会話だけの文章でおもしろさが成立していることは新しい感覚です。
この作品はマクドナルドやウェイパーなど日常の些細なあるあるであったり、クレヨンしんちゃんや金色のガッシュ!!などの固有名詞を取り入れた笑いを誘いつつ、恋愛模様まで展開されていきます。純粋におもしろかったし感動しました。
そのうえで、現代の創作活動における苦悩やしがらみがテーマとなっていて演劇性という部分に対しても体重が乗っていましたし、岸田國士戯曲賞を狙って獲りにいったことも伺えまし -
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Posted by ブクログ
「演劇界の芥川賞」とも称される岸田國士戯曲賞受賞作ということで、読んでみようかと。
すでに昨年公演済みのようで、舞台設定の写真が巻頭に掲載されていてイメージしやすかった。
内容は、メインストーリーのなかにドラマ撮影の様子が描かれる入れ子構造になっていて、登場人物は少ないもののもちろん人物描写とかもないし、名前と役がなかなか一致せず正直流し読みになってしまうところが多かった。
「え、アンチって自分より幸せなことあるんですか?」「え、アンチって全員貧乏なんじゃないの?」のくだりはおもしろかった。
戯曲を読み慣れていない自分を痛感したので、この作品の面白さをきちんと理解するためにいつかチャンスがあ -
Posted by ブクログ
ダウの戯曲を初めて読んだ。文字だけでも面白さが伝わるところはかなり多いけど、やはり実際の演劇を観たくなる。しかも今回の作品は役が複雑だから余計に。
どの作品でもそうだが、突拍子もない角度からの会話の切り口が彼らの会話劇を面白くしている。あってもおかしくないけど絶対にないだろうなというラインの会話だから笑えるし、あまりまだ言われていないあるあるを途中に挟むことでお客さんを置いていかない。(意図的に置いていくこともたまにあるけど)
あとがきを読むと蓮見さんの演劇をもっと流行らせたいという熱い想いが伝わる。この若さでここまで結果を出して、しかもそんな使命感を持っているのかと尊敬する。演劇界はつま -
Posted by ブクログ
冒頭、りんごのくだりは面白かった。
普段小説を読んでいるから、本作のような形式には少し戸惑った。話し手とセリフの内容が矛盾していることなどに、??となるが、後々になるほどこれはドラマの設定だからか、と理解できる。
セリフは口語で書かれてるから少し読みにくい。しかしそれは文字だからであって、声に出して読むとかえって聞きやすかったりするんだろうな。
インターネットのあるあるや流行も取り入れてるから、ついていけない人も多いと思う。
最後のオチがよくわからないが、一方で、少し素敵に感じてしまう。
スマホを叩き割るなんていうつまらないドラマのようなラストに、花島が興奮してgoを出し、主人公が「よし」と言