蓮見翔のレビュー一覧

  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    山口一郎さんと魚豊さんの対談が良かった!真摯にものをつくるということの尊さを感じた。単にもっとがんばらなくちゃと思った。

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    2026年09月08日
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    物語自体が入り組んでいてメタ認知的な部分があるのだが、それについての説明書きがもう少しあるとわかりやすかった。読んでいて、ん?となることが多く、それゆえイメージがしずらい部分も多い。おそらく劇であれば笑えたであろう部分もどういうことだろう?と未消化になってしまった。実際に上演された戯曲なので劇を見たあとで思い返すように読むのがいいのかもしれない。

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    2026年09月06日
  • ロマンス

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    蓮見くんのやりたいことやってやった感とかいいな。中身のタクシーで手をつなぐのすげーいいのも良かったけど、あとがきで遠慮なく書いてる感じが良かった。テレビだとなんだかんだ先輩に気遣ってる感じでモヤるんだよなー。
    演劇界で好き放題やって欲しいな。

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    2026年08月22日
  • ロマンス

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    数年前の四日間だけ一緒にいた2人。同じ時間を違う理由で大切にしていて、その違いは他者に伝えようとした時に現れて、生活から生まれた創作がまた生活を変えていく。漫画とドラマと現実が交錯するコメディ作品。

    もともと演劇好きだったのと、装画が魚豊さんだったので手に取ってみた1冊。
    基本、舞台に2人。
    その2人の会話で紡がれるお話。
    作中作が入れ込むので、はじめは少し人物把握に戸惑うかも。
    読んでいけば、そういった設定になってる謎がわかってきます。
    戯曲のままでも楽しめたけれど、やはりこの作品を1番楽しめるのは舞台、なのでしょうね。
    演劇を流行らせたいという気持ちのつまったあとがきも共感しました。
    昔は惑星ピスタチオ、劇団ショーマ、演劇集団キャラメルボックス、MOTHER、劇団新感線辺りをしょっちゅう観に行っていたのだけれど、しばらく舞台観に行ってないなぁ。
    久しぶりに、別世界に連れて行ってくれる生の舞台を観に行ってみようかなと思わせてくる1冊でした。

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    2026年08月18日
  • ロマンス

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    戯曲ってほぼ読まないけど、話題本になっていたので。

    読み始めは読みなれないことに加えて、頭が固くて想像力がなかなか起動しなかったけど、暫くして突然、舞台化した!
    が、最後は結局混乱してエンディングを迎えた。

    ただ、舞台で見てみたいと興味がわいたし、なにより地元で公演があることを知りますます気になる。
    作者のあとがきの思うつぼになった(笑)

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    2026年08月05日
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    舞台の方を観ていたので内容をイメージしながら読むことができた。それぞれのキャラクターの掛け合いが面白いと思う。ただ、最近は一般に戯曲やシナリオを読むという習慣がないとも思われ、慣れていない人は面白さを感じられるだろうか。その辺りに何かひと工夫あればもっと読まれるのではないだろうか。

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    2026年07月26日
  • ロマンス

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    あとがきがいい。
    私の頭が良くないからか、どれが誰だかわからなくなった。戯曲を読むこと自体向いてないのかも。
    面白い表現は多々あってすげえとなった。
    実際の演劇公演を観たかったなぁ

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    2026年07月17日
  • ロマンス

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    「演劇界の芥川賞」とも称される岸田國士戯曲賞受賞作ということで、読んでみようかと。
    すでに昨年公演済みのようで、舞台設定の写真が巻頭に掲載されていてイメージしやすかった。
    内容は、メインストーリーのなかにドラマ撮影の様子が描かれる入れ子構造になっていて、登場人物は少ないもののもちろん人物描写とかもないし、名前と役がなかなか一致せず正直流し読みになってしまうところが多かった。
    「え、アンチって自分より幸せなことあるんですか?」「え、アンチって全員貧乏なんじゃないの?」のくだりはおもしろかった。

    戯曲を読み慣れていない自分を痛感したので、この作品の面白さをきちんと理解するためにいつかチャンスがあればぜひ舞台で見てみたいと思った。
    この大冷笑時代に、蓮見翔さん曰く「イタくてダサくて面白くない」演劇は流行ってないかもしれないけど、そんなら読んでみるか&観てみるかという私のようなタイプも全然います。

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    2026年07月10日
  • ロマンス

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    ダウの戯曲を初めて読んだ。文字だけでも面白さが伝わるところはかなり多いけど、やはり実際の演劇を観たくなる。しかも今回の作品は役が複雑だから余計に。

    どの作品でもそうだが、突拍子もない角度からの会話の切り口が彼らの会話劇を面白くしている。あってもおかしくないけど絶対にないだろうなというラインの会話だから笑えるし、あまりまだ言われていないあるあるを途中に挟むことでお客さんを置いていかない。(意図的に置いていくこともたまにあるけど)

    あとがきを読むと蓮見さんの演劇をもっと流行らせたいという熱い想いが伝わる。この若さでここまで結果を出して、しかもそんな使命感を持っているのかと尊敬する。演劇界はつまらないしきたりやこじんまりした身内ノリを一旦捨て去って、若くて新しい人材にできる限り支援をして、敷居を下げていって欲しい。かく言う私もダウ90000の作品はYouTubeでしか観てないから、生で観てみたい

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    2026年07月04日
  • ロマンス

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    冒頭、りんごのくだりは面白かった。
    普段小説を読んでいるから、本作のような形式には少し戸惑った。話し手とセリフの内容が矛盾していることなどに、??となるが、後々になるほどこれはドラマの設定だからか、と理解できる。
    セリフは口語で書かれてるから少し読みにくい。しかしそれは文字だからであって、声に出して読むとかえって聞きやすかったりするんだろうな。
    インターネットのあるあるや流行も取り入れてるから、ついていけない人も多いと思う。
    最後のオチがよくわからないが、一方で、少し素敵に感じてしまう。
    スマホを叩き割るなんていうつまらないドラマのようなラストに、花島が興奮してgoを出し、主人公が「よし」と言うラストは、業界の悲壮感や可笑しさや世間とのズレをはらんで終えてるような気もして良い。
    ラストのあとがきがアツい。だけど、演劇を流行らせたいのならインターネットの流行を書いて、老人達を置いてくのではなく、彼等も巻き込んで面白いと唸らせる作品をつくる必要があるのではないか。
    岸田國士戯曲賞の審査員は今の流行に詳しいから内容がわかって当作品を評価できるけど、多くの一般人、それは老人達も含めてと言ったことだけど、世間はインターネットってそこまで流行ってない。
    拘ってもいいと思う。しかし拘りすぎずに、多くの人がわかる、抽象化できるキーワードやセリフはもっと使っていくべきだと思う。









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    2026年06月18日
  • ロマンス

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    戯曲という初めての文学。
    とても良くできた面白い話だった。
    小説との構成やフォーマットの違いに戸惑いながらも、読み始めたらすぐに慣れた。
    小説を読んでいる時と浮かび上がる映像が違くて、登場人物ひとりひとりがより粒立つのだけれど、人は見えるけど世界は薄くて見えて来ないというか、空気感とか風景とか心理みたいなものが見えてこなくてなかなか難しかった。

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    2026年06月08日
  • ロマンス

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    一気に読んだ。まさに「演劇」というスタイルでしか成立し得ない展開と構造なのが素晴らしい。書籍としてヒットしているけど、これをドラマ化アニメ化は不可能!そこがすごい。演劇人のしての矜持を感じる。
    ポリフォニックな仕掛けが凝っていて楽しく、実際のステージこそを観たくなった。
    笑わせつつも、ものすごく胸が痛くなる箇所が随所にある。同じ脚本家としては激しく抉られたり、理不尽さや怒りが主人公以上に爆発しそうになり、読んでいて色々とてもとてもつらかった。主人公以上にもっと爆発したくなったし、しんどくもなった。だからこそ、ラストがとても良かった!

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    2026年06月01日
  • ロマンス

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    ネタバレ

    蓮見翔のインタビュー等から読む前よりわかっていたことではあるが、やはりテーマの入った作品であった。記憶の曖昧さ、エンターテインメント、創作。
    『ピーク』みたいなものが原型にあり、その会話の面白さを残しつつ、それをさらに何重にも複雑化させた構成がすごかった。会話の面白さという普段のダウ90000らしさをメタ的に捉えるという。
    終盤にかけて物語が走り出していく感覚はダウ90000の長尺コント感があってすごく良かった。
    演劇を見れなかったのは残念。

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    2026年05月22日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    トリビュートの中には哲学的で難しい話もありましたが、宇宙飛行士の野口聡一さんとの対談が、実際に宇宙空間を経験した人にしかわからない孤独や常に死と隣り合わせだったということが感じられてとても興味深かったです。

    朝井リョウさんの小説は読み始め、なんのことを言ってるのか頭の中が「?」でしたが読み進めていくうちに『チ。』の世界観の現代・未来版のようで着眼点が素晴らしいと思いました

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    2026年01月15日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    色気ってのは腹が据わった覚悟の有る人間が醸し出すもんだ 知る事の、大切さも無意味さも素晴らしさも恐ろしさも全てこの作品が描いています。 娘ヨレンタがノヴァクの感情の部分に触れる唯一の存在であるのにも関わらず 以降は信念というよりは最早執着 それこそ「アポリア」(相反する二つの見解が等しく成立する場合、解決の糸口を見出せない難問)だと思うんですけど。 ある意味、完全オリジナルを作るという欲望は幻想だったり。もう流石にこの世界には蓄積が有り過ぎるから、どういう組み合わせで更に新しい事があるかなって事を皆探求していると思います。 文化は大きな川の流れであるという事を良く言っているんですけど、文章、文節ってその流れの一部でしかないですよね。 何かにグッと偏ってる 僕には山口さんの世代が、個人と世界を接続する「社会」という中間項を成立させていたように見えるんですよ。 社会性を持つには自分自身のオリジナルな状態を維持しないといけないっていう 人間は結局、回顧主義だから未来のものを懐かしく感じて、過去のものを新しく感じるようなサイクルがずっと続いていく気がする。 地動説への強い憎悪を露わにするノヴァク 自分が『チ。』の物語の悪役だったと気付くところもメタフィクション(フィクションの中のフィクション)的で面白いですよね 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』という曲を作った時は、サブカルチャーとハイカルチャーを融合させて、日本の詩吟とダンスミュージックとクラシックの三角関係を曲にしようと考えたんだけど、純粋にメロディを作ったり歌詞を書いてる時は、ほぼ「無」でやっていたかも。 尖っている個性の手前にある普遍性をどれだけ腑に落とせているかで その行為を「考古学のようで楽しい」と表現していました 僕の二十代の屈辱が疼くのを感じた 感動させる作品には個々の挫折や劣等感と繋がる瞬間がある気がする 今後の僕等には『チ。』が有る。彼等は僕等が前進する意志と共に戦ってくれる。 今でも多くの国が、天体を国旗のシンボルとして採用し続けているのは、その名残だ。 宗教が信徒に求めるのは教義への「信」だが、科学に必要なのは「信」では無い。寧ろ逆である。科学が求めるのは「疑い」だ。だから『チ。』は「信念」の物語であると同時に、いや、寧ろそれ以上に、「疑念」の大切さについての物語でもある。 叶う方法を探せば道筋は立てられる 昨日礼賛されていた言葉が今日は禁句になっているような毎日なのに 私が変化したという事実からあなたは今何かを受け取ったんです γはその紙資料を所定の位置に戻すと 教会が説く善に従う事は、私達自身の生を断念し、道徳的命令に従う「畜群」として生きる事を暗に意味するからである。 重罰になる可能性をも考慮にいれて 「何故人を殺してはいけないのか」という問いに対して、それを予め封印するような動きを見せる「僧侶」達が私達の周りには今も尚存在しているからである。『チ。』は、フィクションの形をとりながら、現代人がどのような〈嘘〉に隷従を強いられているかを私達に改めて問いただすのだ。 時には手厳しい論駁等も珍しく無かった 〈真理〉は、誤りを無慈悲に宣告する。〈真理〉の正しさは、思いや努力等の人間的な事情とは関係ないところにあるからだ。 朽ちる事の無い静かな衝動を指す事を暗示している 迷いは、変化の兆しがそこにある事を意味している。

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    2026年01月03日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。の世界観、込められた思いなどを魚豊さんの対談や数々の執筆陣を通してさらに知ることが出来た。そんな風に言語化するのか…と驚き物語への解像度がさらに上がった。これを読んだ後に原作を読むとまた違った味わいがあると思う。

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    2025年11月12日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。のファンとして読んでおかなくては、と読み始めた。魚豊さんと色んな方との対談がいい。こんなすごいマンガをどんな思考で描いているのだろうと興味深かった。対談の中からそんな魚豊さんの思考が覗けてさらに感服。アニメの主題歌もとてもいいので、サカナクション山口さんとの対談、又吉さんとの対談も読み応えがあった。

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    2025年09月27日