蓮見翔のレビュー一覧

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    数年前の四日間だけ一緒にいた2人。同じ時間を違う理由で大切にしていて、その違いは他者に伝えようとした時に現れて、生活から生まれた創作がまた生活を変えていく。漫画とドラマと現実が交錯するコメディ作品。

    もともと演劇好きだったのと、装画が魚豊さんだったので手に取ってみた1冊。
    基本、舞台に2人。
    その2人の会話で紡がれるお話。
    作中作が入れ込むので、はじめは少し人物把握に戸惑うかも。
    読んでいけば、そういった設定になってる謎がわかってきます。
    戯曲のままでも楽しめたけれど、やはりこの作品を1番楽しめるのは舞台、なのでしょうね。
    演劇を流行らせたいという気持ちのつまったあとがきも共感しました。

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    2026年08月18日
  • ロマンス

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    戯曲ってほぼ読まないけど、話題本になっていたので。

    読み始めは読みなれないことに加えて、頭が固くて想像力がなかなか起動しなかったけど、暫くして突然、舞台化した!
    が、最後は結局混乱してエンディングを迎えた。

    ただ、舞台で見てみたいと興味がわいたし、なにより地元で公演があることを知りますます気になる。
    作者のあとがきの思うつぼになった(笑)

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    2026年08月05日
  • ロマンス

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    舞台の方を観ていたので内容をイメージしながら読むことができた。それぞれのキャラクターの掛け合いが面白いと思う。ただ、最近は一般に戯曲やシナリオを読むという習慣がないとも思われ、慣れていない人は面白さを感じられるだろうか。その辺りに何かひと工夫あればもっと読まれるのではないだろうか。

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    2026年07月26日
  • ロマンス

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    あとがきがいい。
    私の頭が良くないからか、どれが誰だかわからなくなった。戯曲を読むこと自体向いてないのかも。
    面白い表現は多々あってすげえとなった。
    実際の演劇公演を観たかったなぁ

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    2026年07月17日
  • ロマンス

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    「演劇界の芥川賞」とも称される岸田國士戯曲賞受賞作ということで、読んでみようかと。
    すでに昨年公演済みのようで、舞台設定の写真が巻頭に掲載されていてイメージしやすかった。
    内容は、メインストーリーのなかにドラマ撮影の様子が描かれる入れ子構造になっていて、登場人物は少ないもののもちろん人物描写とかもないし、名前と役がなかなか一致せず正直流し読みになってしまうところが多かった。
    「え、アンチって自分より幸せなことあるんですか?」「え、アンチって全員貧乏なんじゃないの?」のくだりはおもしろかった。

    戯曲を読み慣れていない自分を痛感したので、この作品の面白さをきちんと理解するためにいつかチャンスがあ

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    2026年07月10日
  • ロマンス

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    ダウの戯曲を初めて読んだ。文字だけでも面白さが伝わるところはかなり多いけど、やはり実際の演劇を観たくなる。しかも今回の作品は役が複雑だから余計に。

    どの作品でもそうだが、突拍子もない角度からの会話の切り口が彼らの会話劇を面白くしている。あってもおかしくないけど絶対にないだろうなというラインの会話だから笑えるし、あまりまだ言われていないあるあるを途中に挟むことでお客さんを置いていかない。(意図的に置いていくこともたまにあるけど)

    あとがきを読むと蓮見さんの演劇をもっと流行らせたいという熱い想いが伝わる。この若さでここまで結果を出して、しかもそんな使命感を持っているのかと尊敬する。演劇界はつま

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    2026年07月04日
  • ロマンス

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    冒頭、りんごのくだりは面白かった。
    普段小説を読んでいるから、本作のような形式には少し戸惑った。話し手とセリフの内容が矛盾していることなどに、??となるが、後々になるほどこれはドラマの設定だからか、と理解できる。
    セリフは口語で書かれてるから少し読みにくい。しかしそれは文字だからであって、声に出して読むとかえって聞きやすかったりするんだろうな。
    インターネットのあるあるや流行も取り入れてるから、ついていけない人も多いと思う。
    最後のオチがよくわからないが、一方で、少し素敵に感じてしまう。
    スマホを叩き割るなんていうつまらないドラマのようなラストに、花島が興奮してgoを出し、主人公が「よし」と言

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    2026年06月18日
  • ロマンス

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    戯曲という初めての文学。
    とても良くできた面白い話だった。
    小説との構成やフォーマットの違いに戸惑いながらも、読み始めたらすぐに慣れた。
    小説を読んでいる時と浮かび上がる映像が違くて、登場人物ひとりひとりがより粒立つのだけれど、人は見えるけど世界は薄くて見えて来ないというか、空気感とか風景とか心理みたいなものが見えてこなくてなかなか難しかった。

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    2026年06月08日
  • ロマンス

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    一気に読んだ。まさに「演劇」というスタイルでしか成立し得ない展開と構造なのが素晴らしい。書籍としてヒットしているけど、これをドラマ化アニメ化は不可能!そこがすごい。演劇人のしての矜持を感じる。
    ポリフォニックな仕掛けが凝っていて楽しく、実際のステージこそを観たくなった。
    笑わせつつも、ものすごく胸が痛くなる箇所が随所にある。同じ脚本家としては激しく抉られたり、理不尽さや怒りが主人公以上に爆発しそうになり、読んでいて色々とてもとてもつらかった。主人公以上にもっと爆発したくなったし、しんどくもなった。だからこそ、ラストがとても良かった!

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    2026年06月01日
  • ロマンス

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    ネタバレ

    蓮見翔のインタビュー等から読む前よりわかっていたことではあるが、やはりテーマの入った作品であった。記憶の曖昧さ、エンターテインメント、創作。
    『ピーク』みたいなものが原型にあり、その会話の面白さを残しつつ、それをさらに何重にも複雑化させた構成がすごかった。会話の面白さという普段のダウ90000らしさをメタ的に捉えるという。
    終盤にかけて物語が走り出していく感覚はダウ90000の長尺コント感があってすごく良かった。
    演劇を見れなかったのは残念。

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    2026年05月22日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    トリビュートの中には哲学的で難しい話もありましたが、宇宙飛行士の野口聡一さんとの対談が、実際に宇宙空間を経験した人にしかわからない孤独や常に死と隣り合わせだったということが感じられてとても興味深かったです。

    朝井リョウさんの小説は読み始め、なんのことを言ってるのか頭の中が「?」でしたが読み進めていくうちに『チ。』の世界観の現代・未来版のようで着眼点が素晴らしいと思いました

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    2026年01月15日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    色気ってのは腹が据わった覚悟の有る人間が醸し出すもんだ 知る事の、大切さも無意味さも素晴らしさも恐ろしさも全てこの作品が描いています。 娘ヨレンタがノヴァクの感情の部分に触れる唯一の存在であるのにも関わらず 以降は信念というよりは最早執着 それこそ「アポリア」(相反する二つの見解が等しく成立する場合、解決の糸口を見出せない難問)だと思うんですけど。 ある意味、完全オリジナルを作るという欲望は幻想だったり。もう流石にこの世界には蓄積が有り過ぎるから、どういう組み合わせで更に新しい事があるかなって事を皆探求していると思います。 文化は大きな川の流れであるという事を良く言っているんですけど、文章、文

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    2026年01月03日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。の世界観、込められた思いなどを魚豊さんの対談や数々の執筆陣を通してさらに知ることが出来た。そんな風に言語化するのか…と驚き物語への解像度がさらに上がった。これを読んだ後に原作を読むとまた違った味わいがあると思う。

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    2025年11月12日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。のファンとして読んでおかなくては、と読み始めた。魚豊さんと色んな方との対談がいい。こんなすごいマンガをどんな思考で描いているのだろうと興味深かった。対談の中からそんな魚豊さんの思考が覗けてさらに感服。アニメの主題歌もとてもいいので、サカナクション山口さんとの対談、又吉さんとの対談も読み応えがあった。

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    2025年09月27日