浅倉卓弥のレビュー一覧

  • 桜待つ、あの本屋で

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    表紙の綺麗な装画とタイトルに惹かれ、手に取った作品。
    この物語の不思議な本屋が売っている「親切」や「奇跡」の押し売りなら、私は喜んでネギを背負って鴨になりたい。そんなヨコシマな気持ち全開で読み進めた。

    不思議な本屋「咲良」との出会いが、
    「本当に大切なものって何だろう?」とハッとさせられ、傷ついた心にそっと寄り添い癒やしてくれる感じが、たまらなくいい!

    なかでも第一話「かんじんなことは目に見えない」に描かれる、不器用な母娘の確執。目に見えない本当の意味を知ることで、凍りかけた心が春の暖かさで溶けていくような、ぬくもりを感じた。
    家族だからって、黙っていて伝わることなんてない。純文学じゃある

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    2026年02月20日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    好きなことば
    大丈夫だよ。ちゃんと見守られているから。花は水をもらっているよ(p.397)
    思いのままなんですからね(p.6)
    いいこともちゃんとやってきますから。ねぇ、ノーラ。だから、きっと大丈夫(p.48)

    「いいこともちゃんとやってきますから。」
    SNS時代、他人と自分を比べてしまう私たちが普段忘れがちな当たり前を、もう一度考え直すきっかけになる1冊。
    友達からこの本の紹介を受けたが、シュレディンガーの猫が主題なのでしょうか(?)
    ミッドナイトライブラリーはいわゆるどんな存在なのか?生と死の重ね合わせの世界観の単純化の仕方が独特!

    哲学をちょっとでも学んで、違う見方でもう1度読んでみ

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    2026年02月14日
  • 四日間の奇蹟

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    ネタバレ

    相性が良かったのか文章はかなり読みやすかった。
    主人公の過去の出来事から千織と生きてきた現在まで、センターの人々との交流……あたりまでは各人のキャラも良く好みだったのだが、途中から真理子がほぼ主人公と化す展開で千織も出てこなくなるしダレてしまった。描きたかった要素なのはわかるが真理子にどれだけ入れ込めるかによると思う。
    終盤の奇跡の連鎖はやりすぎとも感じず綺麗にまとめていたとは思うが、……いや真理子って結局単なる事故で運悪く死んでるだけじゃん?という気持ちが拭えず。あの展開に持っていくのにどうしてもその要素が必要か?ともやもやした。読み終わって悪くはなかったけど期待した内容とは少しずつずれてい

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    2026年02月10日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    素敵な表紙の絵に誘われて読みました。何だか本に待たれているような不思議な感じ。まさに、表紙の絵の中に入っていくような感じ。一足お先に春を感じられました。
    奇跡とは、確かに案外周りでもよく起こっているのだと改めて感じました。自分のまわりにあるすべてのことが、当たり前ではないことがわかります。

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    2026年02月05日
  • 四日間の奇蹟

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    ストーリー展開は予想出来たものの、人間の性(サガ)について真っ向から描かれた作品。前半は脳に関する知識が多く、ダレてしまった。このミス大賞の作品だけどミステリーを期待すると思いっきり肩透かしを喰らうけど、情景描写が秀逸で大人のための大人ファンタジー。

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    2026年01月25日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    めちゃくちゃ〝タイミング〟を感じてしまう内容で・・ボロボロ泣いてた。
    存在を知ってから何度か本屋さんで探すも見つけられずようやく買えたんだけど、ほんとこれが出会いの妙ってやつか。。。
    なんでタイトルの英訳がVanishing Cherry blossom〜なのかなあって思ってたらそういう・・
    色んな方位に優しさを感じる作品でした。。。
    〝本とはまさに未知への扉だ。〟

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    2026年01月02日
  • 四日間の奇蹟

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    脳の病気を題材にしたところは面白いなと思いました。
    私は医療系の大学通ってるので脳の話の下りは勉強になりました。
    文章は読みやすかったですが、1人の会話文が長いような気がしました(汗)。

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    2025年11月27日
  • 四日間の奇蹟

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    入院中に読みました。
    年老いて怪我や病に襲われてもなお人は生き続けなければならないのか、を自然と考える日々の中で読むにはぴったりの作品。

    其々に傷や重荷を背負い、その責任を負い続ける人々。生きるとは?死とは?
    もう私の歳になると、死んだらどうなる?みたいなことの恐怖はなくて、身綺麗に死にたいってことの方が重要になってくるので少し感覚にズレはあるのだけれど、読みやすくて美しいストーリーだった。

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    2025年11月15日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    表紙が綺麗で手に取って読んでみた。表紙に惹かれたのは正しかった。物語自体も不思議な世界観が広がっていたという意味で美しかった。本を読むことが異なる世界の扉を開くきっかけになることが共感できるし、本が好きになる気持ちを高める物語だった。

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    2025年11月07日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    装丁が綺麗だなと思ってたけど、そこに全部表れている。
    最後の娘さんの話のところで、そういう経緯でここは出来たんだとかわかって良かった。

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    2025年10月25日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    【収録作品】
    第一話「かんじんなことは、目に見えない」
    第二話「百年はもう来ていたんだな」
    第三話「陽気で無邪気で残酷なら」
    第四話「四月の気層のひかりの底を」

    少女と三毛猫がいる世界と客の世界が繋がる条件は、客が「少女と同じ本の同じ箇所を、同じ季節の同じ日の、同じ時刻に読むこと。それも、よく晴れた春の日の、満開の桜の樹の下で」とのことだが、客となる人間が読む本を察知した三毛猫が少女にそれを読ませている感じ。
    そして客は過去のある時点を追体験する。

    温かいミステリ。

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    2025年09月23日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    とある場所にある不思議な本屋と
    後悔や悲しみを抱えたお客様さんの物語。
    物語の設定が凄く好きで読みました!
    本屋の店員さんが紹介してるのも実際にある本で
    読みながらこんな本屋があったらいいなって思いながら最後まで読み進めました。
    自分的には前半の1話と2話が良すぎた為か
    後半の物語に少し物足りなさを感じました、、、

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    2025年07月24日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    今まで、あそこで違う決断をしていたらどうなっていたんだろうとか考えたことがなかったけど、自分の人生の分岐点とか違う結末とかを考えさせられた。

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    2025年07月17日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    桜色の美しい表紙に惹かれてページを捲る。
    不思議な本屋に導かれるように扉を開けると少女と三毛猫が迎えてくれる。

    どうしても気になっていたこと…
    聞けなかったこと、聞き逃していたことを今になって考えてしまい思い出の本を開いてみる。
    こうしたかった…もっと話したかったことが思い出され、猫の声に導かれて行った先には本屋なのか、喫茶店なのか…
    持っていた本について少女に聞かされているうちに…不思議な体験をする。
    確かめたいと思ってた場面のなかに入り込んで、懐かしいひとときを体験する。

    本が繋いでくれる縁。

    桜が咲き誇る時季にだけ開くその扉。
    この不思議な時間、必要なのかも…。




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    2025年07月03日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    まずまず。
    海外文学は価値観の違い、日本語訳のニュアンスで伝わりにくいのだと思う。
    人生の価値はお金でも名声でもないことが伝わる。

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    2025年06月21日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    タイトル名から本を紹介する系のストーリーかと想像していましたが、ある意味期待を裏切られました。それでも生きる意味を再考させられたいいお話でした。現代人は人生に意味や価値を求め過ぎなのかもしれません。

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    2025年05月07日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    少し長いと感じてしまったが、自分がノーラになった気分で引き込まれた
    大事なのは何を見ているかでなく、何が見えるか

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    2025年02月02日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    以前から話題になっていたので気になっていた本。訳が自然でとても読みやすかったし、内容も分かりやすかったです。読みながら、ノーラと一緒に色々経験したような気持ちになって面白かったです。物凄く感動するほど揺さぶられることもなかったですが、映画を観たような気持ちになれました。

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    2024年12月08日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    人生について考える本っぽかったので多少主人公に難ありでそこから何かあって変わってく…と思ってはいたけど、序盤の主人公があまりにもで…最初の場面転換までとりあえず読まないことにはこちらが鬱になりそうでした。
    場面転換後は、後悔した分岐点で選ばなかった方を選択してみたら…?の繰り返しで徐々に主人公が考えたが変わり強くなり…最後はちょっと無理矢理導いた?感じもしますが、生きることを選び前向きにになっていて物語自体の読後はすっきりで良かったです。
    主人公が自分の人生を振り返るように、400Pくらいある中で選択が繰り返され、自分の人生も振り返っちゃって自分としての読後はモヤ〜でした(笑)忘れた方がいいこ

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    2024年09月10日
  • 四日間の奇蹟

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    この作品はミステリではなく、ファンタジーであると思う。ネタは別の作家が使用している。
    しかしそれでもやっぱり良い。心を動かしてくれたことは嬉しい。
    最初は特に動きもないが、途中から集中して行くでしょう。


    第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラー。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。

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    2024年05月04日