浅倉卓弥のレビュー一覧

  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    以前から話題になっていたので気になっていた本。訳が自然でとても読みやすかったし、内容も分かりやすかったです。読みながら、ノーラと一緒に色々経験したような気持ちになって面白かったです。物凄く感動するほど揺さぶられることもなかったですが、映画を観たような気持ちになれました。

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    2024年12月08日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    人生について考える本っぽかったので多少主人公に難ありでそこから何かあって変わってく…と思ってはいたけど、序盤の主人公があまりにもで…最初の場面転換までとりあえず読まないことにはこちらが鬱になりそうでした。
    場面転換後は、後悔した分岐点で選ばなかった方を選択してみたら…?の繰り返しで徐々に主人公が考えたが変わり強くなり…最後はちょっと無理矢理導いた?感じもしますが、生きることを選び前向きにになっていて物語自体の読後はすっきりで良かったです。
    主人公が自分の人生を振り返るように、400Pくらいある中で選択が繰り返され、自分の人生も振り返っちゃって自分としての読後はモヤ〜でした(笑)忘れた方がいいこ

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    2024年09月10日
  • 四日間の奇蹟

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    この作品はミステリではなく、ファンタジーであると思う。ネタは別の作家が使用している。
    しかしそれでもやっぱり良い。心を動かしてくれたことは嬉しい。
    最初は特に動きもないが、途中から集中して行くでしょう。


    第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラー。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。

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    2024年05月04日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    終盤まで楽しく読めた。
    なんとなくのオチは読めたけれど、思っていた結末とは違った。
    元の人生を生き直すことにしてからが急激に好転し過ぎで鼻白む。

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    2024年04月28日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    この小説が多くの国で共感を得ており、その内容に触れられたことは良かったと思います。
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    世界43カ国で刊行
    ・英国 The Sunday Times 67週ベストセラー入り
    ・米国 The New York Times 57週ベストセラー入り
    ・ドイツSpiegel 33週ベストセラー入り
    ・韓国の書評サイト「YES24」で2021年の「今年の本」。(BTSメンバーも読んでいたそうです。)

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    2024年03月28日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    パラレルワールドに入り込み色んな人生を体験していくところ、哲学者の言葉は読んでいて面白かった。けど読み進めていくうちに結末が想像できてしまう点が残念だった。

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    2024年02月25日
  • 四日間の奇蹟

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    事件を契機としたピアニストと少女の物語
    序盤からは全く予測できない展開
    物語が最後まで丁寧に書かれすぎていていると思う。
    悲惨な事件や事故の物語だが内容は徐々に明るく日が差してくるようで山奥の療養所の礼拝堂の情景と合わさっている。
    【奇蹟 】キリスト教などの信仰を通じておこるとされる超自然現象。もしかしたら、土地柄少女の亡くなった両親が?そういう含み?

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    2024年01月31日
  • 四日間の奇蹟

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    確かに今、忙しくて翌朝がすぐに来てしまう生活をしているから、幸せなのかなと思うが、その忙しさにやり甲斐とか生きる張り合いがプラスされたら、更に幸せになれるのかなと思った。

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    2023年10月28日
  • 四日間の奇蹟

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    面白いか面白くないかと言われたらおもしろかった。
    前半の長さは気になるし、その時点での感想としては脳疾患のある家族がいる人には刺さるかも?っといった感じ。
    後半は心情の揺らぎやファンタジー風味もありおもしろかった。
    景色の描写が素敵でした

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    2023年10月27日
  • 四日間の奇蹟

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    左指を失くしたピアニストと知恵遅れだが、天才的なピアノ奏者である少女、千織の物語。
    2人は千織の知恵遅れを少しでも克服しようと、老人ホームなどの施設を訪問しては千織のピアノ演奏を聴かせていた。
    しかし、ある施設訪問の時に事故に遭い、その施設の調理師である真理子(青年の後輩でもあった)と千織の体が入れ替わってしまう。意識不明の重体である真理子の体はどうなってしまうのか…四日間に起こる奇蹟とは何か?

    とても読み応えのある本だった。「生きる」とはどういうことなのか、今一度考えてみようと思った。

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    2023年08月04日
  • 四日間の奇蹟

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    このミステリーがすごい受賞作なのでミステリーと思って読んだがどちらかといえばファンタジー?別の人に乗り移る的なストーリーはあまり好みでないのと展開的にも淡々としたもの。

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    2023年07月18日
  • 四日間の奇蹟

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    読んでて『えっ』と声が出てしまうシーンがあります!
    ネタバレですが、千織に真理子の心が宿ったときです。

    小説は現実ではあり得ない人々の心情を見ることが楽しむポイントの一つですが、その中でもよくこのシチュエーションを考え付いたなと思いました。

    ラストも前向きな気持ちになれます!

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    2023年06月09日
  • 四日間の奇蹟

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    「このミステリーがすごい!」の第1回大賞作品。殺人事件があるのでは無く、タイトルにあるような本当に「奇蹟」という言葉がピッタリな作品。少女を助けたことで、小指を失ってしまうピアニスト。その後、ピアニストと少女の不思議な体験。ネタバレなしで表現するとこんな感じであろうか?
    映画で実写化されていたが、なんかあまり評価が良くないようで、中々世界観を表現できなかったのかな?
    書籍はナイスでした。

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    2023年05月12日
  • 四日間の奇蹟

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    良かったところは、千織と如月敬輔の関係性。切っても切り離せない事件で結ばれて、さらにこの物語の中で絆が深まっていく。お互いがお互いを暖かく思いやっている姿はとても素敵だと思った。
    いまいちだったところは、医学的な説明が長ったらしかったこと。ものすごく長いし難しいし、読む気が失せて何ページも飛ばした。あの説明が物語において必要だとは思えなかった。
    総合的に、ピアノ演奏の描写はとても好きだった。ただ、登場人物一人一人に大きな魅力を感じたかと言われると、そこまででもなかった。

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    2022年12月20日
  • 北緯四十三度の神話

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    姉は姉なりに、妹は妹なりに、嫉妬や羨望を抱え、仮面のような人生を送っている。
    一人の男性が、もしかしたらそんな二人の歪んだ関係を元に戻してくれたかもしれないのは、昔の話。
    彼はもう、この世にいることすら許されていないのだから・・・

    喪失と、苦悩と、再起の物語(端折り気味)です。

    展開早いです。

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    2022年08月27日
  • 黄蝶舞う

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    時代考証に抜かりないのは「君の名残を」と同様だが、あちらはタイムスリップもの、こちらは幻想ホラー。斬新かつ大胆な解釈で、大姫の夭折に端を発する源家の悲劇が描かれる。「されこうべ」の頼朝の最期は凄絶。鶴岡八幡宮の惨劇は実朝編と公暁編があって面白い。裏「炎環」のような連作だった。

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    2022年07月19日
  • 新装版 君の名残を 下

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    NHKの大河ドラマで鎌倉幕府をやってるから新装版を出したんですかね、と今更ながら思いつく。

    悲劇のヒーロー、ヒロインが多すぎて哀しくなる物語でした。輪廻転生も、あまり救いには感じられなかったです。

    それにしても、源頼朝ってホントに愛されない英雄ですこと。

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    2022年05月30日
  • 新装版 君の名残を 上

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    面白そう!と思って読んだんだけど、再読と分かって何故か読むスピードが鈍ってしまった。ストーリーはあんまり記憶に残ってはいないんだけど、巴御前と武蔵坊弁慶って、どうやったってハッピーエンドにならない話だしなぁ…と言うことで。

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    2022年05月30日
  • 四日間の奇蹟

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    ほんわか心温まるお話
    読んだあと無性にピアノが弾きたくなりました。

    このミス大賞受賞作ですが、どんでん返しや意外性はないのでそうちったのを求めている方にはオススメしません。

    でも作品解説でこのミスの選考基準を読んで納得。

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    2021年08月21日
  • 四日間の奇蹟

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    ネタバレ

    少し話が唐突な感じがしたけれど引き込まれる内容だった
    切ない心情や嫉妬などたくさんの感情が余白から読み取れる文章で想像力を働かせて読むべき本

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    2021年03月14日