浅倉卓弥のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人生について考える本っぽかったので多少主人公に難ありでそこから何かあって変わってく…と思ってはいたけど、序盤の主人公があまりにもで…最初の場面転換までとりあえず読まないことにはこちらが鬱になりそうでした。
場面転換後は、後悔した分岐点で選ばなかった方を選択してみたら…?の繰り返しで徐々に主人公が考えたが変わり強くなり…最後はちょっと無理矢理導いた?感じもしますが、生きることを選び前向きにになっていて物語自体の読後はすっきりで良かったです。
主人公が自分の人生を振り返るように、400Pくらいある中で選択が繰り返され、自分の人生も振り返っちゃって自分としての読後はモヤ〜でした(笑)忘れた方がいいこ -
Posted by ブクログ
この作品はミステリではなく、ファンタジーであると思う。ネタは別の作家が使用している。
しかしそれでもやっぱり良い。心を動かしてくれたことは嬉しい。
最初は特に動きもないが、途中から集中して行くでしょう。
第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラー。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。