浅倉卓弥のレビュー一覧

  • ミッドナイト・ライブラリー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今いる場所で、今いる周りの人たちを大切にしたいと感じた1冊。

    「大事なことは目に見えない」

    「大事なのはあなたが何を見ているかではない。何が見えているのかだ」

    「一人で沈んでいきそうになっても、張り巡らされた愛の網の目がきっと助けてくれる」

    0
    2024年06月16日
  • ミッドナイト・ライブラリー

    購入済み

    今、みんなに読んでほしい。

    人生やり直せたらなとか、あの時に違う選択をしていたら、、って思うことは誰しもあるはず。
    この本は、よくある、「タイムスリップして、過去の人生をやり直す」のではないところが斬新だし、考えさせられる。
    考えさせられるけど、重くないし、説教臭くもない。
    ぜひ、多くの人に読んでほしい作品です。

    なお、英語の原書の方も読みましたが、翻訳でもしっかりニュアンスが伝わってくるので、翻訳でがっかりということもないです。

    0
    2023年05月29日
  • ミッドナイト・ライブラリー

    Posted by ブクログ

    決断の連続で作り上げるもの 物凄く良かったです。
    誰もが持つであろう、人生に対する後悔…「もしもあのとき」。
    それを、死に際の女性が体験し、少しずつ自分と向き合い、自分の人生を生きる決意を固める物語。
    なんというか、背中を押されたような、生きる勇気をもらえたような気がします。
    これからなんでもできる。
    その可能性を信じられる。
    そんな希望の光を宿した物語でした。

    0
    2025年12月18日
  • 黄蝶舞う

    Posted by ブクログ

    頼朝、大姫、頼家、実朝、そして公暁。それぞれの死にゆく姿が描かれている。
    永井路子さんの小説とも違う、大河ドラマとも異なる、そんな解釈で、違和感なく吾妻鏡の隙間を埋めていく。
    「されこうべ」の頼朝の最期は興味深く読むことができる。吾妻鏡には記述がなく史書も曖昧になっているところを髑髏と髭切りを使い幻想的に描かれている。この時代、生きている者と死んだものが入り混じる世界があったかもしれないと思わせる。
    家康が真相を葬ったというストーリーも難なく受け入れられる。
    「空蝉」の大姫、「双樹」の頼家、「黄蝶舞う」の実朝、そして「悲鬼(ひき)の娘」の公暁、それぞれの話がそれぞれの伏線になりオーバーラップし

    0
    2022年12月25日
  • 新装版 君の名残を 下

    Posted by ブクログ

    テレビや本の影響で、義経とか義仲とかに何かしら思い入れがある人はまた感じ方が違うかもしれないが、授業でしか習っていない自分にとってはあたかもこれが現実にあった出来事かのように錯覚してしまうほど深く入り込めた。

    登場人物からしてハッピーエンドにはならないと最初に察知してしまったが、それでもこの大作を読み終えたときの読後感は悪いものではない。

    またひとつ時間を忘れて読書に没頭させてくれる作品と出会えたことが嬉しかった。

    0
    2022年07月28日
  • 新装版 君の名残を 上

    Posted by ブクログ

    四日間の奇蹟を読んで一気に惹かれてしまい、この本を購入。
    歴史モノ…ちょっと苦手かな…と思っていたが歴史上の登場人物は高校までに習った人たちで、なんとなくどんなことをしたかはまだうっすらと記憶に残っていた。
    動乱の世にタイムスリップしただけあって、上巻の途中からたくさん人が死んでいき恐ろしくて読むのをストップ。
    しばらく経って、やっぱり続きが気になってしまい改めて栞を挟んであったページをめくりだした。

    上下巻あるのでこれを読み終えてやっと半分。このあと下巻を一気読みして今感想を書いている。
    評価はラストまで読んでの点数。

    学生時代、日本史の授業を睡眠時間にしていた人にとっては登場人物が多く

    0
    2022年07月28日
  • 新装版 君の名残を 上

    Posted by ブクログ

    タイムトリップ平家物語 - 浅倉卓弥「君の名残を」★★★★★

    すごく面白いです。平家物語を下敷きにしており、木曽義仲、源義経を中心に話が進みます。大河の「鎌倉殿」は源氏中心かと思いますが、本作は平家や朝廷も存分に登場します。ドラマの補足によいかもしれません。
    行家と後醍醐上皇が貧乏神でこの2人がいたから運命が変わったし、時代が変わったのだなぁ。木曽義仲が好きになること間違いなし。
    上下二段組で580ページもあるし時代劇なので、漢字も多く人生で一番読むのに時間がかかったかもしれないな。覚悟して読んでくだい。義仲の悲劇も平家の没落も義経の無念も読む価値のある作品だ!
    一般的にタイムトリップものは

    0
    2023年10月27日
  • 新装版 君の名残を 下

    Posted by ブクログ

    史実を下敷きにしているストーリーのため、初めから結末は明らかになってます。従って、そこに至るまでの過程をいかに展開するかは、物語の質を左右する要因だと思います。

    その点からみれば、私にとって本作は上質な作品でした。主要人物の苦悩や葛藤が丁寧に描かれて奥行きを感じましたし、脇役も血の通った存在として確かに生きてました。そんな彼らの決意や行動から終始目が離せませんでした。

    0
    2022年04月02日
  • 四日間の奇蹟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フィクションだが、グングン話に引き込まれる。文章も読みやすく、表現が素晴らしかった。
    真理子の心情や、彼女を思う周りの人たちの気持ちを思うととても泣けた。

    0
    2022年03月27日
  • 四日間の奇蹟

    Posted by ブクログ

    再読!
    やはり泣ける。10年ぐらい前に読んで、衝撃を受け、ストーリも覚えていましたが、再度読み直しました。
    第1回「このミステリーがすごい!」大賞・金賞受賞作品。
    本書は「このミス」シリーズを読み始めるきっかけになった作品ですが、正直、その後は「このミス」で素晴らしいと思える作品にはほとんど出会えませんでした。

    ストーリとしては、脳に障害を負った少女千織。その少女を助けるために指を失ったピアニストの如月。山奥の診療所を千織のピアノを演奏するために訪問します。
    その診療所で如月に好意をもっていた真理子と再会します。
    しかし、ここで事故が発生。千織をかばった真理子は重体に。
    そして、不思議な出来

    0
    2021年09月30日
  • 北緯四十三度の神話

    Posted by ブクログ

    文春は本当にいい仕事をしますね…。
    バイト直前の時間がない中、とりあえずで買ってみた本。
    著者名に見覚えがあると思ったら、本棚の肥やしにしていた『君の名残を』が浮かんで、「あちゃ~」と思ったものの購入(一般には『四日間の奇蹟』を書いた人と言ったほうが通りがいいかも)。

    いや~買うのをやめなくてよかった。
    素晴らしかった。
    基本的にミステリと歴史小説しか読まないけれども、いい、とてもいい。

    家族(姉妹)+恋愛モノと、いうことで、純文学的作品は感傷的になりすぎるか独善的かはたまたすんごい痛いか。
    でもこれは完璧です。


    学者の姉とラジオDJの妹。
    あらすじだけ見ると全く正反

    0
    2012年02月23日
  • 北緯四十三度の神話

    Posted by ブクログ

    浅倉卓弥さんの作品は作者が札幌市生まれのせいかもしれませんが、札幌が舞台になることが多く、この「北緯四十三度の神話」も舞台は札幌になっています(札幌って北緯四十三度に位置するんですね)。

    そして、作品全体に漂っているのは白く寒い札幌の冬を思わせるような、透明感があります。ただ綺麗なだけではなく人間の孤独や葛藤も丁寧に描かれています。

    物語の主人公は札幌に住む地元の大学の研究室で働いている姉の菜穂子と、地元のローカルラジオ局でパーソナリティを勤めている妹の和貴子の二人。

    両親との死別、和貴子が東京の大学に進学したため別離、その後帰郷した和貴子は姉菜穂子の元同級生と婚約、そしてその婚約者の事

    0
    2012年01月21日
  • ミッドナイト・ライブラリー

    Posted by ブクログ

    過去のあらゆる選択とそれによって失われた可能性を悔やむのではなく、今ここにいる自分と、偶然にも巡り会った人達、その連鎖を心から大事にしたいと思えた本。
    現実は辛いけど、病気があるなら真面目に病院に行って、惨めな自分に囚われず、他の素敵な物事(素敵な花や音楽など)に目を向けることを忘れないようにしたい。

    0
    2026年06月04日
  • 桜待つ、あの本屋で

    Posted by ブクログ

    ジャンパースカートの少女と長毛の三毛猫が創り出すファンタジーワールド、読み終わると心の芯が温かくなってくる4つの物語。
    『陽気で無邪気で残酷な者だけが飛べるのよ』(ピーターパンとウェンディ)

    0
    2026年04月10日
  • ミッドナイト・ライブラリー

    Posted by ブクログ

    「もしもあの時、違う選択をしていたら?」
    そう問われたら、どう答えるでしょうか。

    『ミッドナイト・ライブラリー』の主人公ノーラのように、「あの時、別の決断をしていたら、もっと良い人生があったのではないか」と後悔の念が心をよぎることがあると思います。今の人生は、無数の選択肢の積み重ねでできているからこそ、選ばなかった方の道が輝いて見えることもあります。

    けれど、本を読み進めるうちに気づかされました。今の人生が最高に幸せで、一点の曇りもないかと言われれば、そうではないかもしれません。もっとこうなれば、ああなればという願いは尽きません。でも、それはどんな人生を選んだとしても、きっとつきまとうもの

    0
    2026年04月04日
  • 桜待つ、あの本屋で

    Posted by ブクログ

    装丁がとても綺麗で手に取った一冊。
    『奇蹟』によって紡がれるストーリーがとても深かった。
    本がさらに好きになるきっかけになった。

    0
    2026年02月28日
  • 四日間の奇蹟

    Posted by ブクログ

    20年前の作品なので、よくわからない言葉が出てきて自分の語彙の少なさに少しショック。
    最初の方はほへーうんうん、みたいな感じだったが、転がド級の転で一気に引き込まれた。

    0
    2026年01月27日
  • 桜待つ、あの本屋で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どこか消化不良な思いを抱える、主人公達が過去に戻ってわだかまりを解消していくお話。

    最後に最初のエピソードの人物が出てきて全てがつながってくる。

    同じ本の同じページを、同じ日の同じ時刻に満開の桜の下で開く。
    奇蹟は案外、身の周りに溢れているけど、気づかない。何ならそれに出会うための準備が必要で、それが限られた人生で自分を大切にすることにつながる。
    そっと書き溜めた思いだったり、次の自分のステージだったり。どんなときも自分の意志で奇蹟に出会いたい。

    0
    2026年01月17日
  • ミッドナイト・ライブラリー

    Posted by ブクログ

    自分が"選ばなかった人生"を体験して成長していくお話。

    主人公が同年代女性なので共感しやすかったのと、人生のどん底という割にはそこまで暗い雰囲気を感じなかったので、楽しく読み進められた。
    良いなぁと思う文章表現も味わえて、悩んでる時に読んだらとても心に沁み渡りそう。

    どうしても他の人ばかりがよく見えてしまったり、世間や社会が推奨する生き方・幸せの形に囚われて悩んでる人におすすめです!

    0
    2025年10月31日
  • ミッドナイト・ライブラリー

    Posted by ブクログ

     ジャンルは海外ファンタジーというものにしました。エルム夫人の言葉で印象に残っているものがあります。「人生は何百もの選択肢でできている」まさにそうだと思いました。
     主人公が仕事もプライベートもうまく行かず、投げやり状態になってた時に、ふとミッドナト・ライブラリーが出てきて「もしあの時この道を選んでいたらどうだっただろう」と考えさせられ、それを色々と考えていくうちに今の自分も悪くないよね、と気づかされる面白いストーリーでした。

    0
    2025年10月03日