浅倉卓弥のレビュー一覧
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一冊の本をきっかけに、たどり着ける〈本屋〉があります。世界のどこともわからぬ場所にある、買っていない宝くじが当たるような奇蹟の〈本屋〉を訪れた人たちは、そこで自身の人生のターニングポイントとなった記憶と向き合うことになります。……というのが本作、それぞれの章に作品のテーマと絡み合う一冊の本が選ばれていて、その作品の歴史的な背景が差し込まれているのも特徴的。静謐な文章で綴られた物語は、〈書物〉と〈想像〉に想いを馳せながら、幕を閉じていきます。
ということで、『四日間の奇蹟』や『雪の夜話』、『君の名残を』など一読忘れがたい余韻を残す作品が多い著者の久し振りの新刊(たぶん小説の新刊は十年以上振 -
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ネタバレ同じ本の同じ箇所を、同じ季節の同じ日の、
同じ時刻に読むこと。それもよく晴れた春の日の、満開の桜の樹の下で。
そんな奇跡が起きる確率はどれくらいなのだろうか。
後悔や悲しみを和らげたり、先に進むための暖かな時間を過ごすことができる場所。
望んで行くことはできず、奇跡が起きた時にだけ訪れることができる「咲良」。
『コーヒーが冷めないうちに』あたりが好きな人はこの物語も気になるのでは…!と思いました。
梢枝の母はなぜ少女の姿でそこにいたのでしょうか。コバコはどうやって本を選んでいるのか。梢枝の父がそう物語に書くとわかっていたのでしょうか。気になりました。
また、外国でも刊行されるとのことですが、そ -
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古市憲寿さんが2023年だったかな?おすすめ本に挙げられていた一冊。
BTSメンバーも読まれたそうです。
きっと多くの人が考えたことがある「たられば」の物語。
「あのときこうしていれば」「違う選択をしていたら」
生きていれば、そんな後悔は日常的に感じるものだと思います。
大きなものから小さなものまで、気にし始めたらキリがないくらい。
スーパースターになっていたかも?
オリンピック選手になっていたかも?
そんな夢物語のような人生を体験して、そこで何を思い何を考えるのか。
自分だけど自分じゃない人生を生きて、最後にノーラが選ぶ道。
感じ方は人それぞれだと思うけど、人生に後悔がある人のは、一 -
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紹介動画から興味を持って即購入。
人生のタラレバが解消できる鍵になるかとおもったが、
主人公の後悔した人生のやり直しの設定に無理があってこれじゃ実際どう自分が感じるかは分からないから結局違和感で終わってしまうよなーとも思った。
しかし人生の分岐はいくつもあって、その結末を見ることで今の人生何が必要だったのか気づいていく。そしてどの人生が良かったとかでなく人生の諸行無常を感じながらも愛し愛され人とつながることの大切さ、何を大切にしたいかを自分自身が決める意思が必要なんだと言うメッセージ性があると思った。
海外文学だがとても読みやすい翻訳ですぐに読めた。 -
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平成の世に生きる、剣道の達人の高校生、友恵と武蔵。落雷に巻き込まれ、目が覚めたらそこは平成末期⁉︎友恵は木曾義仲のパートナー巴御前に、武蔵は源義経と運命を共にする武蔵坊弁慶に生まれ変わった!
激動の時代に翻弄されながらも、己の宿命を受け入れて逞しく生きていく2人。同じく平成の世からやってきた四郎は、北条義時に。
今大河ドラマで描かれている、まさにその時代の人々の生き様が、平成生まれの彼らの目線でわかりやすく描かれていて、歴史好きの人はもちろん、そうでない人もどんどん引き込まれてしまう、そんな秀作です。
長い物語でも全く飽きずに楽しめる一冊です。