浅倉卓弥のレビュー一覧

  • 四日間の奇蹟

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    暖かい物語。ただ昔の女性との関係が一気に恋愛に近いものになったのが、ちょっと⁇って感じ。
    だけど、深く考えなければ大丈夫。
    ピアノ天才と天才になりそうな少女。人に教えることで自分も成長できるって感じでした。

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    2024年06月06日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    たられば言ってもどうしようもない。
    今を見ること。
    今の選択によって、何者にでもなり得る。
    だけど、最も大切なのは愛、人との繋がり。
    目の前の人やものを大切にしていこう。
    遅いなんてことはない、未来は可能性に満ちている。

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    2024年05月05日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    紹介動画から興味を持って即購入。
    人生のタラレバが解消できる鍵になるかとおもったが、
    主人公の後悔した人生のやり直しの設定に無理があってこれじゃ実際どう自分が感じるかは分からないから結局違和感で終わってしまうよなーとも思った。
    しかし人生の分岐はいくつもあって、その結末を見ることで今の人生何が必要だったのか気づいていく。そしてどの人生が良かったとかでなく人生の諸行無常を感じながらも愛し愛され人とつながることの大切さ、何を大切にしたいかを自分自身が決める意思が必要なんだと言うメッセージ性があると思った。

    海外文学だがとても読みやすい翻訳ですぐに読めた。

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    2024年04月25日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    小説だけど、自己啓発本のようなメッセージ性のある内容!そのメッセージはよく自己啓発本に書かれている今を生きるという内容だけど、具体的なストーリーで描かれていたので、より納得度が増した!たとえこんな風に色々な人生を選べても、今の人生を選ぶだろうなと思えた

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    2024年02月12日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    ナルホドね〜
    正直、わりと早い段階で結末は想像ついてたけど、哲学的思考とからめてるのが、一歩踏み込んだ読書体験で楽しかった。
    『エヴリデイ』+『はてしない物語』みたいなところもあり。『ソフィーの世界』もなんとなく思い出した。

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    2024年02月06日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    人にどう思われるかではなく、自分の人生を生きようと思える。私もあの時の選択肢を間違えたと後悔する事が多いけど、選んだ選択肢が間違えだとしても、正しい方向に向かって軌道修正できる力をつける事が大切だと思う。

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    2024年01月09日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    読みやすい。メッセージがダイレクトで分かり易い。
    でも、ダイレクトすぎるかもしれない。人生の岐路に立つ人にはいいかもしれない。そして途中嫌に情報量が増えるのも気になった。主人公がウザい。笑
    星4にしてるのは、メッセージ自体は助けられるしありがたいから。

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    2023年12月30日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    「あの時、別の選択をしていたらもっと良い人生だった」 誰しも〝たられば〟で過去について考えたことはあるのではないでしょうか。自分自身も後悔ばかりの人生ですし、もっとああしていれば良かったなと何度も思いました。さらに言えば、自分の選択肢は間違ってばかりだと考え込むことが多い時もありました。

    この物語を読む前と読んだ後では、人生の選択についての考え方が変わってきます。どんな選択をしたとしても完璧な人生は無い。生きることに意味があるんだと前向きな気持ちになります。
    主人公ノーラと共に長い旅をした気分になり、読み終わった後は幸せな気持ちになりました。

    哲学の話も出てきて大変興味深いです!
    やはり、

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    2023年11月21日
  • 新装版 君の名残を 下

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    タイムスリップものは数多いが、過去の世界に飛んでいった若者たちの戸惑いが不自然な感じでなかったところで物語に入り込めた。いずれにせよフィクションなのだから、史実と照らし合わせてどうとかは関係なく、武蔵と友恵の活躍や如何に、と見れば面白いストーリー。現代の剣道の達人は戦国時代の武者たちに本当に勝てるのか、戦国武将たちの心意気や疑心暗鬼そのものが動乱を巻き起こしたのではないか、とか。鎌倉殿の13人の記憶が残る中、それほど歴史に詳しくない自分には楽しめるエンターテイメントだった。巴御前は秋元才加のイメージのままだったりして。

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    2023年03月31日
  • 黄蝶舞う

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    『鎌倉殿の13人』の影響で、鎌倉時代ものばかりを読んでいる私ですが、今までで読んだ中で、この本が、ドラマの登場人物と雰囲気が一番被る。
    と思います。
    ドラマを見ていないと、歴史に詳しくないと『?』かもしれませんが、私にはすごく楽しめました
    大姫、頼朝、頼家、実朝、公暁、それぞれを題材にした短編集なので、一話ずつ読んでも、一気に読んでも楽しめるかも。吾妻鏡などの、史書や、時代小説を絡めつつ、幻想怪奇的なお話がつづきます
    実朝主役の『黄蝶舞う』は最後の最後に軽くどんでん返しで、ちょっと『おおっ』となります

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    2023年01月07日
  • 四日間の奇蹟

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    いい話だと思った、どっかできいたことがあるような話ではあるが、良かった、引き込まれた。悲しい話ではあるが。。。。

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    2022年09月06日
  • 黄蝶舞う

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    この本の初版は2010年だが、大河ドラマで取り上げられている2022年に読めば意識せざるを得ない。もっとも歴史資料のベースとなる吾妻鏡から諸説いろいろとある時代の物語だから、この小説も歴史ストーリーを追うよりは、その時代を題材としたフィクションとして楽しむべき怪奇幻想ファンタジーともいうべきか。実朝暗殺を描いた表題作と対になるラストの短編が表裏の目線で面白い。

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    2022年08月26日
  • 新装版 君の名残を 下

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    平成の世に生きる、剣道の達人の高校生、友恵と武蔵。落雷に巻き込まれ、目が覚めたらそこは平成末期⁉︎友恵は木曾義仲のパートナー巴御前に、武蔵は源義経と運命を共にする武蔵坊弁慶に生まれ変わった!
    激動の時代に翻弄されながらも、己の宿命を受け入れて逞しく生きていく2人。同じく平成の世からやってきた四郎は、北条義時に。
    今大河ドラマで描かれている、まさにその時代の人々の生き様が、平成生まれの彼らの目線でわかりやすく描かれていて、歴史好きの人はもちろん、そうでない人もどんどん引き込まれてしまう、そんな秀作です。
    長い物語でも全く飽きずに楽しめる一冊です。

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    2022年08月17日
  • 新装版 君の名残を 下

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    歴史好きではないので史実説明は頭が痛くなる。その辺が上巻より気にはなったけど上巻でしっかり登場人物を掴んでおけば乗り切れるかな。でも、史実でもないんだよな。歴史苦手だともう、その辺は無視するしか。

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    2022年06月24日
  • 新装版 君の名残を 上

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    新装版でお値段も新しくなっていて迷ったけど読みたさに負けた。過去を変えてはいけないってパラドックス系の話はよくあるけど、少し路線が違ってたのが嬉しい。未来の人から見たら今のアレコレも必然なんだろう。

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    2022年06月24日
  • 四日間の奇蹟

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    ネタバレ

    ミステリー大賞とのことで、推理モノかと思ったが、壮大なファンタジーであり、音楽・脳化学・宗教と、色んな観点から真面目に考えさせられる長編だった。

    ベートーベンの月光ソナタは好きな曲なので、読んでいる途中からずっと頭の中を流れている。最後、礼拝堂で弾いている場面は鳥肌が立った。

    キリストの描写があったが、真理子は「聖人」だなと思った。子どもが出来ない身体だけれども、沢山の人が彼女によって救われ、寿命を永らえている。例えば千織ちゃんの成長とか、和枝夫人の回復とか、未来さんの結婚(たぶん子供は出来るだろう)とか、これらは真理子によって残された命である、本人は自分が存在した意義を最後に実感し、納得

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    2022年06月16日
  • 四日間の奇蹟

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    このミステリーがすごい!第1回大賞作だが、トリックも殺人もどんでん返しもない。脳に障害のある少女のことを丁寧に書いて、読み進むうちに少しずつわかる様な気にさせるところなど、小説のうまさと面白さを味わえる。ピアノ曲のびょうの描写もすごくいいので、次の作品を読みたくなった。

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    2022年05月15日
  • 新装版 君の名残を 上

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    現代の学生たちが落雷に巻き込まれたことがきっかけで過去にタイムスリップして、それぞれ巴御前、武蔵坊弁慶、北条義時としてその時代を生きるという話。

    その設定と上・下巻の装丁に惹かれて手に取った本ですが、世界観や各勢力の背景など歴史小説によく出てくる説明部分が苦にならないほど文章が肌に合いました。

    こういう相性の良い本との出会いは、読書の楽しみの一つだなと実感するのでした。

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    2022年04月02日
  • 四日間の奇蹟

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    よく使われそうなネタ感は否めないが、そこは丁寧な描写や話の持っていき方が上手いのかな、気にならずに読めた。
    それよりも、この作品の良いところはもっと他の部分。このミス大賞受賞だが実際はミステリーではない。

    胸が痛んで涙が出る話。


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    2022年03月18日
  • 新装版 君の名残を 下

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    片道切符のタイムスリップが何とも切ない。改変ではなく、既にある歴史がそうなるように…という理由もよく考えると変だが、整合性を求めてはいけない。先が見えていて変えようのない運命とどう向き合って生きていくか、という深いテーマがそこにある。友恵の残したメッセージが、平泉のラストシーンに重なって胸を打った。

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    2022年02月23日