椎名咲月のレビュー一覧

  • 毒蛇姫の宮廷菓子

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    死神姫かな、とあらすじで思ってしまったので、ちょっと微妙な印象。
    陛下の意外な趣味にはちょっとにやにやしましたが。
    王弟は、正直あほ過ぎてあんな待遇で厚遇される未来ってのが理解できん。まあ、乙女向けライトノベルにそんな高度なこと要求してはいけないけど、母親と一緒に離宮に幽閉辺りが無難なのではなかろうか。

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    2014年04月18日
  • ご主人様のお気に入り 男装従者は甘く溺愛される

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    そういえばこの作家さんって、BL系だなぁって、買ってから思いましたけど、ヒロインのアシュリーは男装はしてるけどちゃんと女の子だし、最初からヒーローのシルヴァンはアシュリーが女だと分かっていながら、アシュリーはそれに気付いていないってのもいい感じです。

    途中、ちりばめられたヒントから、アシュリーの出生は予想できましたけど、母が生きていたのはちょっと驚き。

    後半の展開は結構早いですが、なんとなくシルヴァンの掌の上でみんな踊ってたって印象で終わりました。意外と腹黒なシルヴァンですが、バージルが思うように、アシュリーのためなら、国を盛り上げてくれそうです。

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    2014年01月18日
  • 猛獣姫の不機嫌な花婿

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    王女様なのに斧槍を振り回すロザレーナと悪評高き隣国皇太子のラディガー。ラディガーはロザレーナが好きだけど、ロザレーナは元々婚約者のハインツが好きで、ハインツを見殺しにしたラディガーは嫌い。
    ハインツが亡くなっていることで話がかなりややこしくなってます。

    ハインツの死の真相が明らかになると、ハインツって嫌な人って思っちゃいますけど、彼もオクタヴィアを妻にするために、なりふり構ってられなかったんでしょうね。結局は自分がやってしまった卑怯な手で自分の首を絞めちゃったって感じで、ちょっとかわいそうかなって思いました。

    ラディガーも本当は純粋でロザレーナ一筋だったのに、噂がろくでもなさすぎて、ロザレ

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    2014年01月03日
  • 毒蛇姫の宮廷菓子

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    ほんとは☆四つにしようかと思ってたんですが、どうしても引いてしまう部分があったので、一個減少。個人的な好みの問題だと思います。決して嫌いではない。

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    2013年08月22日
  • 薔薇色ロマネスク~侯爵閣下と偽りの恋人~

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    人の話を聞かない攻めが無神経すぎて、どこに惹かれるのか全然わからんのだが、受けが健気すぎてね……。
    人の話を! 聞けよ!
    しかし、私は何よりも冒頭のムカつくガキが気に入らなかったのであった。いや、それがなかったら出会いもなかったんだろうけどさ……。
    まあ、最近の萌えの傾向としては、こういうタイプの傍若無人な攻めが好きなので、それはそれで、って感じ。

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    2013年04月08日
  • ご主人様と甘い服従の輪舞曲

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    身分違いのお話で、好きな設定ではありましたけど、積極的に事業をやっている公爵様っていうのは珍しいかなって思いました。

    フレイは最初からセレーンのことを好きっていうのが分かるし、セレーンが自分の気持ちを自覚していないっていうのにやきもきするのは分かります。でも、次兄に襲われたセレーンをそのまま・・・っていうのは、なんだかなぁ。そこはいたわって欲しかったように思います。

    それにセレーンと結ばれたあとにも、フレイには貴族の令嬢が・・・っていうセレーンに腹を立てたのは分かりますけど、ちょっとそのあとの夜伽のシーンは長いかなぁ。

    求婚してきたギリアムもまるっきりの当て馬っていうのは予想できましたけ

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    2012年12月21日
  • 8月10日が待ち遠しい! 才媛(眼鏡クールストーカー気味)と隣国の貴族(腹黒笑顔伯爵)

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    同じタイトルでも登場人物が違うから、違う話かと思ったら、続編でした。
    しばらくぶりだったので、前のストーリーをすっかり忘れてましたけど、だんだん思い出して、そうそう、エロさんのお話でしたね。

    エルンストはまたしてもあぶれて(っていうか、エロさんを諦めてたら、ちゃんとエッティラとくっつけてたんですけど)、横からかっさらわれちゃいました(^^ゞ

    デービットも初恋を9年も温めて、始終、エッティラへの気持ちがダダ漏れしてるのは、なんかいいです。

    気になったのは、なんか空白が多いんですよね。口調っていうか、なんていうか、それがちょっと読みづらかったです。

    まあ、この状態だと最後8月10日が来るま

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    2012年10月29日
  • そして花嫁は恋を知る13 薔薇の想いは海を越える

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    ヒロインの一人称だから仕方ないのかもしれないが、この方の本はヒーローがいつヒロインに惹かれたのかがわかりにくい。嫌いじゃないんだが、時々首を傾げてしまうことがある。人によっては苛々しそうだ。
    内容は、主人公カップルよりむしろグラケィアの恋の話が気になった。超気になる。重く辛い玉座にあって、四十そこそこという若さで連れ合いを失い、しかしそれでも毅然とした姿勢を保つ女帝陛下。素敵です。

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    2012年09月08日
  • ヴァンパイアの恋人 誓いのキスは誰のもの?

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    母を病気で失ったルナは、会ったことのない父の使いに連れられハーフムーン学園という学校にやって来る。

    この学園があるブルッド・ブラザー島は、ヴァンパイアと人間が共存する街で、ルナの父はその島の領主、黒太子だという。

    庶民の女の子が突然お姫様扱いされる王道展開なのだが、母が亡くなった時ですら姿を見せなかった父へのわだかまりや、自分を付け狙う同級生のヴァンパイアの存在などルナにとっては心休まらない学園生活である。

    次巻では、ルナは時空を超えてクールなイケメン、エルゼァールの秘密に触れると思われる。

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    2012年09月04日
  • 銀竜姫とかわいい恋人のススメ2

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    前巻は面白かったのに、2巻目はうーんって感じでした。
    レアティーナの4人の兄上たちがやってきて、カリアスをいじめるってところは予想通りでしたけど、あんなしきたりを出して来て、レアティーナとカリアスのラブラブが少なくなっちゃったのは残念。

    しかも途中からはレアティーナとカリアスは前巻の件の黒幕達へのお礼参りに出かけていって、兄たちが出てこなくなってしまいましたし、この巻は兄たちの話だけにして、カリアスがいじめられながらもレアティーナを守ったりして、しぶしぶカリアスを認めるってところまででよかったかも。で、3巻目にお礼参りの話にした方がもっと話が膨らんで、面白かったんじゃないかなって思いました。

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    2012年08月30日
  • 囚われた欲望

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    全体的に暗いトーンなんだけど、

    冷たい雨が、、柔らかい雨になって。
    そして雲の隙間から青空が見える・・・

    そんな、爽やかな読後感。


    キュン ★★★★
    P   ★

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    2012年08月26日
  • 8月10日を楽しみに 守護天使(チビで巨乳)と王子(イヤミで口が悪い)

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    キャラの軽さが気になったりとか王子がイヤミっていうかヘタレっぷりが残念だったけど、アップテンポの軽さとは裏腹なせつなくてやさしいお話でした。
    この話が始まるまでのエローラの9年間、動かなくなっていく身体で戦い続けた8月10日を待ち続けたのを思うととても切ない。

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    2012年06月05日
  • ハッピーウェディングから恋が始まる 皇妃と危険な誘惑

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    姉姫との結婚のために来ていた皇帝レオンハルトに見初められて結婚した妹姫のエレノアに、親子なのに、妻が不貞を働いた際にできたと思い込んで、息子の嫁を毎回誘惑する義父のヨアヒムとか、情熱的な仮面の青年のヘルムート(実はレオンの変装した姿)とか、出てくるキャラとしては、まあ嫌いじゃないんですけど、なんかイマイチ最後までもやもや感がありました。

    レオンに似たヘルムート(本人ですし)に惹かれるのを必死で止めようとしているエレノアに迫るヘルムートは、いくら皇帝でない自分として愛したい・・・と思っていたとしても、あれはやりすぎでしょう。エレノアでなくても幻滅しそう。ケンカして「実家に帰ります!」っていう気

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    2012年02月29日
  • そして花嫁は恋を知る8 青の大河をのぼる姫

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    レトムゥールがお兄さんポジションだったのがちょっと残念。
    プシュケの成長物語みたいでしたが、面白かったです。

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    2012年02月08日
  • そして花嫁は恋を知る1 黄金の都の癒し姫

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    面白い!という感じではないけれど、続きが気になるようなお話でした。
    エイレーネが可愛いかったです。
    ラブ要素は薄めなので、個人的にはもう少しあってほしいです。

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    2012年01月12日
  • ダブル・コントラクト1 鎖がつなぐ初召喚!?

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    喋るもふもふは可愛い。
    が、この人の前シリーズは、二作とも一冊目は楽しく読めたのに二冊め以降はどんどんつまらなくなっていったので、次がどうなるかはわからんなぁ。
    喋るもふもふに期待。

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    2011年07月29日
  • そして花嫁は恋を知る8 青の大河をのぼる姫

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    ブラーナ皇女プシュケは、憧れていたネプティスの新国王レトムゥールとの結婚が決まる。だがレトムゥールには反現王派にかつぎだされている前王の娘も花嫁候補として上がっていた。アーケスメイアが良かった!彼女のツンデレ具合はいいです。終始じれじれ展開でした。

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    2011年07月09日
  • そして花嫁は恋を知る7 大河は愛をつなぐ

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    3巻の「紅の沙漠をわたる姫」のスピンオフ2つということなので、ちょっと他の巻とは違う感じです。
    今回は、お姫様は出てこなくて、主人公も近衛兵のナルメルと部族長のラフィニアです。

    <大河は愛をつなぐ>
    「紅の沙漠をわたる姫」からは5年後のお話。
    ちらちら名前は出てくるのに、結局最後までナティールやユスティニアは出て来ませんでした。二人の子供である王太子は出て来たんですけど、5年後の二人も見たかったです。

    今回の主人公は皇子様のアリアス。
    左腕をケガしてて、やる気も全然ない状態でしたけど、ナルメルに会って、だんだんやる気を取り戻したみたいです。やっぱり、男はやる気がないと、楽しくないですね。

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    2011年01月08日
  • そして花嫁は恋を知る5 緑の森を統べる姫

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    前巻の「緑の森を拓く姫」の続編です。
    続編なので、エリスセレナとイシュトファルのラブ度アップ?って思ったら、前巻より少なくなってました。

    最初にケンカして、ラインヘルドにイシュトファルが向かったあとは、しばらく別々だし、うさんくさいヴィクストールとの一緒にシーンは多いんだけど、エリスセレナ自身がヴィクストールを嫌いと思っているから、エリスセレナのイライラが伝わってきます。

    女公としてのエリスセレナは、若いなりにがんばってると思います。マティアス修道士にはやられっぱなしですけど、最後はちゃんとマティアス修道士の陰謀を防いでますし。

    最後、エリスセレナとイシュトファルがいい雰囲気だったんだけ

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    2011年01月08日
  • そして花嫁は恋を知る4 緑の森を拓く姫

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    シリーズ4作目。3作目を0とすると、
    ・4作目:300年後
    ・1作目:500年後
    ・2作目:1000年後
    ということで、時代としては、3作目と1作目の間の時代のお話のようです。
    (全部出たら、順番に読むとブラーナ帝国の衰退の様子が分かりそうですが・・)

    ニンジンのような髪がコンプレックスのプラーナ帝国の皇女エリスセレナが、同じ国なのに聖王庁から任命されたヴァルス皇帝とゲオルグ公という二重の政権を持つヴァルス帝国に輿入れします。

    やっぱり、政略結婚ではありますが、聡明なエリスセレナは、納得して向かいます。その途中寄り道で寄った教会堂で聖騎士イシュトファルと出会いますが、彼は婚約者の義弟という

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    2011年01月08日