あらすじ
ご主人様のプロポーズ。濃厚な口づけ。うれしいけれど受け入れてはいけない。私は召使いだから――。「君と結婚できないなら、こんな家とは縁を切る」身分差を気にせず恋人扱いしてくれるご主人様。舞踏会の夜に捧げた純潔、浴室で囁かれる愛の言葉……身を引こうとするたび施される甘いおしおき。本当に私だけを愛してくれているの? そんな時、セレーンに求婚する男性が現れ!?
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Posted by ブクログ
身分違いのお話で、好きな設定ではありましたけど、積極的に事業をやっている公爵様っていうのは珍しいかなって思いました。
フレイは最初からセレーンのことを好きっていうのが分かるし、セレーンが自分の気持ちを自覚していないっていうのにやきもきするのは分かります。でも、次兄に襲われたセレーンをそのまま・・・っていうのは、なんだかなぁ。そこはいたわって欲しかったように思います。
それにセレーンと結ばれたあとにも、フレイには貴族の令嬢が・・・っていうセレーンに腹を立てたのは分かりますけど、ちょっとそのあとの夜伽のシーンは長いかなぁ。
求婚してきたギリアムもまるっきりの当て馬っていうのは予想できましたけど、フレイとセレーンの仲を取り持つだけなら、こっちもちょっとやり過ぎ。
全体的にはまとまっていると思いますけど、ちょこちょこ気になる点がありました。新人さんなんで、次作に期待します。