田村由美のレビュー一覧
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無料版購入済み
すっごく面白かったです!作品の存在は知ってましたが、どんな話か全く知らないまま無料お試しの機会に読んだので、主人公たちと同じくいったいどういう世界?何が起きたの?という気持ちで読めました。最初、宇宙人に連れ去られたとか、タイムスリップで古代に飛んだのかしら??とか色々想像しながら読みました。先が気になって気になって、これだけの巻数をほぼ一気に借りて読んでしまいました。面白かったので途中ちょっとずつ読み進めて楽しみを延ばしたい気持ちもありましたが、我慢できませんでした。
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ミステリから入った読者さんもいるし、巴から読んでる古参のファンの方もいる…レビューを読んで何だか嬉しくなりました。まず、長編を完走されたことに拍手。未完結のまま作者逝去や、ゴールが果たして来るのか?という大作も多数ある中、最終回を読めたことに感謝。この作品を振り返ると、あの時こういう状況でこんな精神状態で読んだなぁ…と人生の振り返りにもなってしまうんです。そんな風に寄り添ってきた本はやっぱり特別だし、この作品の持つパワーはほんと凄かったなと思う。各チーム約7人として、30人超のキャラを操る田村さんはまさにマジシャン。最終章のみ、さすがにダレてしまったかな?とは思いましたが。一番印象深いのは、シ
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無料版購入済み
巴がゆく!で子どもの頃田村さんの作品にハマり、BASASAのスケールの大きな世界観に惹き込まれ、この作品の完結に作者の器の大きさを感じました。最後の外伝については賛否両論ありますが、この後に続くミステリと言う勿れ を読むと、作者の「性暴力や力で捩伏せることに対する怒りと本当の意味での反発」を感じます。花は安居を赦すことはできない、暴力という事実は決して絆されていいものではない、それでいいんだと納得しました。とはいえ個人的感情からいえば、花と嵐のカップルは非常に自己中心的厨二的で、しかもそれに周囲まで巻き込む…いるよね、実際こういう人。周りをいつも振り回して騒いでケロっとしてる人。と、どうしても
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無料版購入済み
エンディングが秀逸!と思える作品のひとつです。5つのチームが合流して花&嵐が再会する、旅の終わりとしてのエンディング。さらに「外伝」では全員が共同生活をはじめ、そこから旅立つ安居(&涼)のエンディング。また倉庫シェルターの目印となる仏像を彫った人たちのストーリーでは未来へ向かう人類へ思いを馳せたエンディングと、3つのエンディングが楽しめるのがうれしいです。長いストーリーではありますが、読んで絶対に損はしない作品だと思います。絵の感じはめちゃくちゃ少女漫画なのに内容は骨太で濃密な田村先生の作品。男性や大人の方にもおすすめです。
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無料版購入済み
無料版を数冊読んで、止められず全巻一気読みしてしまいました。まず設定が大変面白い。解き放たれた秩序もない世界で、生きるために闘う人々。スケールも壮大でスペクタクルに引き込まれるし、キャラクターもみんな魅力的。ああ分かる、人間ってこうなんだよなぁ…と何度も思わされます。理性で分かっても赦せないものもある。作者の方は人間の、罪というか業というか、抗えないものをよく分かっていらっしゃると思いました。はじめは未熟だった登場人物たちが、学び成長していくドラマがとても美しいです。ナツ頑張ったね。
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無料版購入済み
ドラマ再現度高い
前に何かの番組で誰かがオススメマンガで紹介していたので、気になってはいました!
ドラマが始まって見てみたらめちゃくちゃ面白い!ドラマでの菅田将暉さんの整くん再現度高くてビックリしました。 -
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明日のドラマ楽しみです
1〜3巻が無料だったのでダッシュで読み、4巻もあっという間に読んじゃいました。
とにかく、ドラマも原作に忠実だし、整君の行動、観察力、考え方教えられちゃいます。
明日、入院して、亡くなった刑事さんとのやりとりをドラマで見れるのが楽しみです。 -
ネタバレ 無料版購入済み
ドラマも面白い。
ドラマも始まっていて、どちらも面白い。
整の生い立ちや情報が、大学生・一人暮らし・友達彼女なしなどしかあまりないので、そちらもすごく気になります。
いつかそういう話が描かれるんだろうけど。
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久能 整(くのう ととのう)は特異なキャラ設定された大学生。生育環境も訳有り、バイトをガンガンしてなさそうだが学費はどこから出てるのか、親の姿も帰省もないで、独り暮らしはいかにも訳有り。現在の彼自身を形成した諸要素は、こま切れに匂わせ程度に 提示されるのみ。快適といえない回想。 人と密着した関係を築きたがらないかと思ったら、意外な位に時に人との距離をグッと寄せてきて、踏み込んだ言葉で、寄せた相手に自分の見解をズバリ、虚をつかれた相手は久能くんの観察力と分析にぐうの音も出ない。 トリビアだけども博学才穎で、かつ他人が看過することを情報として蓄積して重視、それなのにどこか狭い孤独の塔にひっそり生き