青木琴美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「小笠原さんって何してる人なんですか?」
「何って…えっと…ニート?」
「ニートぉ?」
「え?え?ニートって何?」
「や…ニートっていうか…(めんどくせー)」
「何歳なんですか?」
「25。」
「25!? 25で無職なんですか? それ男としてどうなんですか?」
「…あ、そうだよね。労働は国民の義務だよね」
「あ!じゃあウチの八百屋で働けばいいよ」
「リコは黙ってろ!!」
「えー!?」
「えーっと…あの…ニートだけど収入はあるんで…ご心配なく」
「親のスネかじってんですか? 金持ちのボンボンってことですか?」
「え?あれ? そっか…そうなるのか」
「ていうか小笠原さん、カノジョいない歴何年ですか -
Posted by ブクログ
一応話題作ということで手を出してみた次第。
いまだプロローグといった感じ。
僕妹の時は3巻くらいから衝撃シーンが出てきたと思ったが、今回は結構ゆっくりめ。
素材としては目新しくなくても、物語でずんずん個性を出していくのが、青木作品のいいところだと思っているけれど、現在の印象としては作風自体も表紙の演出自体も僕妹が抜け切れていない感じ。その割りに登場人物がぜんぜん別物だから、結果物足りない感だけが先行してしまう。
一応ところどころリアルなシーンは良いとは思う。でも本当はそんなちまちましたシーンをいいとか言ってんじゃなくて、ドカーンと物語に嵌めてくれるのを期待してるんだけど、どうかなー -
Posted by ブクログ
結局ぶつくさ言いながら、読みきりました。
想像以上に、うまくまとまっていたと思う。
最後までタクマドリームの表紙は慣れなかったけどなー。
どの表紙も、夢=叶わない・現実にはならない的な意味が含まれているようで、それだけで切ないより、不幸っぽい重さが漂っていてどうも……。
でもま、安易なラストでなかったのはよかったね。
脳死=死ではないという選択をした結果の、
リスクと代償にきちんと向き合っていたのがよかった。
選択をしたのが当事者だから、この結果はアリ。
生き残ってもそうでなくても、それから大変そうだけどね。
そして昴(コウ)サマは、フラグどおりの展開に涙。
このタイプ