青木琴美のレビュー一覧

泣けるね。
僕妹に引き続いてって流れで読んだけど、かなりよかった。
けどどっちも無茶な感じがあるのが・・高校生ならではといえばそれまでだけど。

結城頼♂と郁♀は仲のいい双子の兄妹．
頼は郁の事を妹から一人の女の子として意識し始める．
しかしそれは許されない恋．
頼は郁への感情を押さえ込むために
わざと嫌われるような冷たい態度を取るようになっていた．
しかしそんなある日．頼は突然寝ている郁にキスをした．
「子供の頃から一番大切な女の子だった」...続きを読むそう告げる頼．
「オレのものになるか，もう一生逢わないか．
　オレを選ぶなら郁からキスして．」と頼．
郁は自分にとって頼が誰よりも大切な存在である事に気付く．そして頼を選ぶ．

賛否あるようだけど、私はとても良かったと思う。残酷すぎず、ささやかに希望をおいてくれたのが良かった。僕妹のラストも私は満足だったから、この作者さんとは波長が合うのかもしれない。

すごくどうでもいいけど、結婚式の際のろうそくが危なすぎてとてもヒヤヒヤした。繭のドレスの裾に今にも燃え移りそうです…！

賛否両論あると思うし、現実的に考えればないと思うこともたくさんある。
だけど、感動してかなり泣いてしまった！
純愛だよね。最後の終わり方が少し謎･･;
だから私はいい方向にとらえます！
逞と繭は幸せになっていますように･･･

11巻まで既読＜1〜11＞
大事な人程、身近な人程、確実に向かっていってる死を受け入れられない気持ちが分かりすぎて痛い。で、死んだ後に後悔するんだ。拓の母親の気持ちも分かる。大事な人が死に直面してると自分が自分でなくなる。どこか正常でいられない。そして死んだ後に後悔する。
次巻で完結らしいけどどう収...続きを読む拾つけるんだろう。もし最悪の結果だとしたら、その後の物語の方が重要だと思うからきっといい結果に進むと思うんだけど。まあこの話に関しては正常な判断ができないからわかんない。

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トラウマが刺激されるって分かってるのに何で読んでしまうんだろう。いや、続きが気になるからだけど。色んな感情が分かりすぎて痛い。まったくこの世の中は、ほんっ……とう、身近な人程病院に行かない。死なないで欲しい人程すぐ死ぬ。死なんてあっさり訪れる。なんの意味も持たないままある日突然死なんて訪れる。
喪失、とか。身近に「死が迫ってる人」を持つ側の感情をよく勉強してるなあって思うこの作者。だからこそトラウマが刺激されまくるんだけど。トラウマすぎて正常な判断が下せないから評価は無難な所で。(10巻感想)

手元に１巻がないからどういう話で始まったかは忘れてしまいましたが(＾＾;)
「僕は妹に恋をする」のスピンオフらしいですね。僕いもは読んだことないのですが、作中に出てきますよｗ
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逞は幼い頃から心臓病のため入退院を繰り返す生活を送っていた。食事や運動を制限される生活の中、医師の娘・繭との結婚の約束...続きを読むに希望を見出していたが、自分が二十歳まで生きられないことを知ってしまう。
繭から身を引くため全寮制の学校へ入学するが、そこには逞を追って入学した繭の姿が･･･！
繭を思って彼女から身を引き彼女を遠ざける逞と、逞を諦めきれない故どんなにうちのめされても待ち続ける繭。
すれちがう二人の恋の行方は、そして逞の病気の行方は…もどかしい、でもやっぱり感動のストーリーですｗ

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僕いもを深く読んだことないからなんとも言えないんだけど、確実にこっちの方が面白いと思いますｗ
正直私は僕いもには入り込めなかったのですが…僕キミは読む価値あります(^^)
とにかく逞の感情の繊細な描写がすばらしいです！題材をうまく使えてる感じを受けました。
わざとらしさが否めないシーンも多々ありますが、そもそもテーマが重い＋非現実的なのでこんなもんなのかなと。
表紙のくさめな台詞に見合う綺麗な絵も魅力的ですよねｗ
題材が題材なので悲しいシーンも沢山ありますが、それゆえに引き込まれるのかも。いやいや、笑えるシーンもたくさんありますよ(^^＊)

求めることが、こんなに綺麗な恋は知らない。
よくある話の様でいて、青木さんならではの展開には脱帽。
ラストに向けて、涙なしでは読めない。

妹の郁（いく）と兄の頼(より)。幼いころはとっても仲のよい双子だったのに、15歳の今、なんでもできる頼と、なんにもできない郁は似てない双子。そんなとき、頼が郁に突然キスを！　「子供のころからずっと、一番大切な女の子だった」と言う頼は、「オレを選ぶなら郁からキスして」と郁に迫るが…!?

君が泣くから…

初めての恋、初めてのキス、初めての…SEX、何もかも初めてで…。キミの愛し方が分からなかったんだ…。●収録作品／名作よみきり「おさななじみ。」／幻の初期連載作「21世紀のエンゼル」

僕は幸せだった繭が好きで好きで毎日毎日どんどん好きになってくだって知らなかったんだ…好きになっちゃいけないって好きになっても無駄だって…8歳の夏僕は最低な約束をした

10巻まで発売中

すごい切ないです。胸がきゅんきゅんします。主人公の気持ちが痛いくらいに伝わってきて、涙腺に触れます。

「僕妹」や「僕キミ」の青野琴美さんの読みきり本。背表紙は結構エロっぽいことかいてますが、中身はそんな事もありません。「僕妹」に比べたら・・こんなもの・・・。表題のほか「おさななじみ」「２１世紀のエンジェル」というお話が入ってます。「２１世紀のエンジェル」は担当さんに「単行本にはならない！」と辛口評価...続きを読むされたらしいですが、私的には「おさななじみ」よりも好きです

「僕は妹に恋をする」のスピンオフ作品。頼君が一時期通っていた高校の寮長が主人公です。この主人公、生まれつき（？）心臓病で２０歳まで生きられないらしく、「そんな俺が人を愛しても相手が悲しむだけ」的なことを考えて、本当は相思相愛なのに幼馴染に冷たく当たります。今、これを書いている現在はまだ連載中。さて、...続きを読むどうなるやら・・・・

青木琴美の短編集です。主人公は大好きだった彼女を、大好きだったが為に傷つけてしまい、そのまま自然消滅となってしまった…。同じ高校に進学はしたものの、お互い口も聞かず、ただ想いあうだけ。ひょんなことからまた話すようになり…。　　　不器用男子にバンザイっヽ(・∀・)ノです。いやー、是非ドンッ！とボカッ!...続きを読むと背中を蹴飛ばしてやりたい。笑　　正直表題作以外は微妙でしたが、まぁ短編集なんてそんなもんでしょう。

20歳までしか生きられない男の子の痛いぐらいに切ない恋愛。もっと心情を深く描きだせばすごくイイ作品になると思う。

現実は自分の思い通りにならない。それを痛感させられます。どんなに好きでも、終わりが見えている恋・・・切ない。小ｺﾐ買うのはやめましたが、ｺﾐｯｸｽで買い続けたい作品。

二十歳まで生きられないと知った逞は繭をあきらめる事を決め、照ちゃんと付き合うことに・・・みんながそれぞれ自分の気持ちを抑えつけている中、繭が逞を橋の下に呼び出す。　照ちゃんが死んでしまうところはとても感動しました。

僕妹よりいいと思う,個人的に。滅茶苦茶切ない。「命」にリミットがあるってどんな気持ちだろう?あたしが逞だったら,やっぱり「好きになっちゃいけない」って思っちゃうだろ-なあ。

青木先生のヒット作品は大体エロなのに、これはエロくなくて、切ない。ひたすら切ない。そして異常な位一途な2人と「死んじゃう」って言って本当に死んでみたりする嫌な女、照ちゃんなんかを除けば結構リアル。照ちゃんが大嫌いです。病気だから、友達が1人もいないから、寂しいからって何もかも許されるワケじゃないだろ...続きを読むう。

２０歳まで生きられない逞。逞の繭に対する想い、そして葛藤。
…せつないです。
逞と繭はどうなってしまうんだろう。
とにかくこの先の展開が楽しみです。