山下ナナオのレビュー一覧
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ネタバレ4つの短編集です。タイトルには天女とありますけど、天女は4人のうち2人であとは人間でした。
一番好きなのは、最初の「青き蝶と天上の旋律」かなぁ。前作「織姫と地獄の帝王」に出て来ていた、玉皇大帝のお話でしたけど、お互いに他にも相手がいると思い込んですれ違って、最終的には理解し合ってハッピーエンドって王道の話ですが、蝶霞が勘違いで秋鳳の父の形見の花を燃やしてしまったあと、一人花の種を取りに行く姿がなんか切なくなりました。
次の「赤き狼と星明かりの願い事」も前作「織姫と地獄の帝王」に出て来ていた、奈落大帝に仕える将軍雄牙のお話でしたが、奈落大帝は出てこなかったのはちょっと残念でした。
1話ずつ -
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ネタバレ2巻目。離婚したいフェルと離婚したくないクロウ。クロウはフェルに離婚したい理由を聞くため、離婚をエサに賭けをしてます。そんな中、フェルの育ての親、オネエの院長ガウェイン先生がやってきて、大事になってます。
フェルとガウェインは母子?の絆なんですけど、意外とガウェイン先生が美丈夫だったためか、クロウがなにげに敵対心を燃やしてるのがなんともいえません。
フェルとクロウが接近したりして、お!この展開は!って期待してたりするときもあったんですけど、なまじ芸達者なフェルがクロウに掌底をみまったりして、あっさり終わったり・・・。あーあ。掌底で顎やられたクロウの様子は彼の名誉を尊重してか、省かれてました -
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葵木あんねが描く天界ファンタジー第1弾。
病気の母親のために、その病を治す効果のある伝説の明蓮花を求め、禁断の地・竜成山に旅立つ杏麗(あんれい)。しかし、その山で杏麗は見てはならないものを見てしまい、その上、なぜか天帝の息子と結婚しなくてはいけなくなってしまい―――。
杏麗のひたむきさ、優しさに青遼(せいりょう)は惹かれたんだろうね。最初はあんなにオレ様だったのに(笑)どんどん優しくなっていって読んでるこっちが恥ずかしかったww
最後の方には切ないエピソードもあるんですが、それを上回るハッピーエンドが待っていました。おもしろかったです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ葵木さんの新作。
中華風ファンタジーということですが、私の中での世界観は、コバルトの「桃源の薬」と同じでした。
母を救うために立ち入り禁止の山に入り、偶然に天帝の息子である青遼の裸を見てしまった杏麗は、そのまま強引に天界に連れ去られて、結婚させられてしまいます。
当然、最初の印象は最悪で、二人の仲もよろしくないですが、あるときを境に仲がよくなって・・・とよくある流れで話が進みます。途中から青遼が杏麗にラブラブになっているのが良く出てて、ちょっと顔がにやけました。
青遼が杏麗の母の危篤状態を見て、万病に効くという明蓮花を持たせて母の元に向かわせましたけど、花が効かず、母が死んじゃったときの -
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わぁ
髪上げたらそれなりに華があるじゃん!ドレスもあまりダサと感じなかった。今まではやっぱりあえてのダサだったのか。妃選び終わったからもういいかと思ったけどここからが本番か?エミリオもいとこもイザベラも置いてけぼりで突然なんか試験が始まったけど。
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購入済み
ここまで
妃選び決着。でもしきたりを続ける謎。他国の姫たちはみんな華があるのに主人公がまじで最後まで田舎娘だし毎回ドレスがダサくて可哀想だったな。あえてなのかな。主人公の肩幅とか玉座の狭さとか気になって大事なシーンでちょっと集中できないの草。