かないのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み始めはJKの考え全部文章にしたみたいな感じで、
自意識過剰だなー、この頃ってこんな感じで人目を気にしてばかりだったっけ、と引き気味でした。
それが読み進めていくとどんどん共感しまくって、
片想いの相手を無意識に目で追ってしまうとか、
街で会えないかとうろついたりだとか。
そこからは気付けば少女の頃の自分に戻ったみたいに切なさにキュンキュンしながら一気読みでした。
切ない所のある物語だけれども、主人公が過去の自分にも真摯に向き合って真剣に対峙する少女で、成長を感じるし、好感がもててました。
精神的に未熟で自立できていないからこそ、境界線が引けないというか、
親友同士でもフラストレーションを -
Posted by ブクログ
自らも少年のころに罪を犯してしまった過去がある弁護士が、少年の弁護士にあたる「付添人」として、子どもたちに寄り添い支えていくエピソードをつづった物語。
私は子どもの声を聴く傾聴ボランティアを長くやっていて、子どもに心の内を話してもらうことの難しさをずっと考えながらやってきてるんだけど、「なんでも話して」なんて言ったって、その相手を信用できなければ自分の本当の気持ちなんて話せないと思うのね。
主人公の朧太一が言う「ここは安全です。落ち着いて話してください」っていうひとことをどれだけ責任をもっていえるか。そういった言葉たちをいくつもかみしめながら読んだ。
エピソードと並行して主人公自身の心の