あらすじ
お七の祖父が営む「くじゃく屋」は美しい石を使った小間物で密かな人気を集めてきた。だが祖父の死後、借金が発覚。取り立てにきたのは仇敵の大店・甲州屋で、返済できなければ妾になれという。八方塞ふさがりのお七に手を差し伸べたのは「遊び人の金さん」と呼ばれる美丈夫の浪人だった。知識を活かし、西洋渡りの石を探しているという金さんの手助けをすることになるお七だが――。心あたたまる人情時代小説。
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Posted by ブクログ
本屋さんで平積みされていた本。
かわいいイラストと帯に惹かれて購入。「おすすめ文庫王国2026」時代小説部門第1位
時代小説を読むのは久しぶり。堅苦しくないものではあるが、それでも江戸時代という背景であるがゆえ、聞きなれない言葉が続々と。スマホで調べてはメモアプリにコピペコピペ。知らない語彙との出会いにワクワク感がとまらない。主人公のまっすぐな生き方、そしてほんのり淡い恋心も絡んで、なんともいえない心あたたまる物語。日本近代史を専攻されていたという筆者の経歴に納得。他の作品も是非読んでみたい。
Posted by ブクログ
金さんもお七もなんだか、もどかしいようででも、そういう甘酸っぱいときめきが現代にはない。
色変わりの石、当日では珍しいもので実際にどんな色なんだろう?って思った。今でいう、アレキサンドライト。昼と夜で色が変わるのって、なんだか陰と陽を表してるみたい。