【感想・ネタバレ】本所あづま橋小間物細工くじゃく屋 色変わりの石のレビュー

あらすじ

お七の祖父が営む「くじゃく屋」は美しい石を使った小間物で密かな人気を集めてきた。だが祖父の死後、借金が発覚。取り立てにきたのは仇敵の大店・甲州屋で、返済できなければ妾になれという。八方塞ふさがりのお七に手を差し伸べたのは「遊び人の金さん」と呼ばれる美丈夫の浪人だった。知識を活かし、西洋渡りの石を探しているという金さんの手助けをすることになるお七だが――。心あたたまる人情時代小説。

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Posted by ブクログ

金さんもお七もなんだか、もどかしいようででも、そういう甘酸っぱいときめきが現代にはない。
色変わりの石、当日では珍しいもので実際にどんな色なんだろう?って思った。今でいう、アレキサンドライト。昼と夜で色が変わるのって、なんだか陰と陽を表してるみたい。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

江戸本所で宝石を扱う小間物屋さんを切り盛りする18才の女の子の話。
江戸時代に宝石?と、なるが、玉簪や根付代わりの水晶や翡翠等。 そういうのならあったのかもしれない。石好きはいるよね。

そして時代劇では有名な遊び人のあの人も登場。
遊び人と言いつつピュアピュアである。青いわー。
人情時代小説 と銘打っているが、江戸時代を舞台にしたアオハル小説だと思う。
本人達以外の全員が君らの気持ち知ってるから!というアレ。
ニヨニヨが止まらないアレですよ。(*´꒳`*)

スルスル読めたし2冊目が出る事を期待したい。

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2025年09月18日

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