あらすじ
【電子版巻末にはかない先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
5年付き合った彼氏と婚約破棄をした観月葵は、都会から祖母が暮らす神白村に引っ越し、「そらいろ食堂」を開く。
人との関わりが苦手ながらも、いつか自分の食堂を持つのが葵のひそかな夢だった。
食堂の看板鳥・看板犬は、食いしん坊なアヒルのピー君と、おっとりマイペースな雑種犬のハチ。
ピー君とハチをきっかけに訪れるのは、家族関係に悩む大学生、村でちょっぴり有名な変わり者、はたまた妖怪の姿もあって――。
自然とみんなが集まる「そらいろ食堂」で、葵もまた、亡き母の過去と想いに向き合っていく。
のんびりと流れる村の住人との特別な時間を、できたてごはんとともに召し上がれ。
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Posted by ブクログ
付き合っていた彼と別れ、祖母が暮らす神白村に引っ越した、葵。妖怪や座敷童がいて普通に会話をしている葵に驚きつつ…。でも葵にとって彼ら達は子供の頃から友達なんですもんね。自然体で仲が良いのも頷けます。
アヒルのピー君がとにかく可愛い。食いしん坊で人懐っこいところも可愛い。アヒルの性格をあまり知らないのですが、実際に人懐っこいのでしょうかね…?
そらいろ食堂の料理は毎回美味しそうなんです。土鍋で炊いた炊き込みご飯、ナスやピーマンの揚げびたしのそうめん、さくら餅…などなど。いろんな食べ物が出てくるので、口の中の唾液が止まりませんでした…笑!
田舎の風景ものどかで、時にハッとさせられるくらいに美しくて。ゆったりとした気持ちになります。
人の一生は妖怪たちにとったら、風のように、ほんの一瞬なのかもしれません。命の儚さや時間の大切さを改めて考えるきっかけとなりました。
あてもなく歩いてたら、神白村に辿り着けないかなぁなんて思うくらい行ってみたいです。とても素敵な世界観でした。