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Posted by ブクログ
読み始めはJKの考え全部文章にしたみたいな感じで、
自意識過剰だなー、この頃ってこんな感じで人目を気にしてばかりだったっけ、と引き気味でした。
それが読み進めていくとどんどん共感しまくって、
片想いの相手を無意識に目で追ってしまうとか、
街で会えないかとうろついたりだとか。
そこからは気付けば少女の頃の自分に戻ったみたいに切なさにキュンキュンしながら一気読みでした。
切ない所のある物語だけれども、主人公が過去の自分にも真摯に向き合って真剣に対峙する少女で、成長を感じるし、好感がもててました。
精神的に未熟で自立できていないからこそ、境界線が引けないというか、
親友同士でもフラストレーションをぶつけられたり、
パワーバランスや独占欲とか緊迫感があったことをすごく思い出しました。
良好な人間関係や依存し合わずに自立して生きる事って植物を育てるのと同じで、適切・適量が大事なんでしょうね。
Posted by ブクログ
主人公(奈央)の心理描写がいちいち私に刺さった
タイトル『ほころぶしるし』のほころぶは、閉ざしていた感情が表に出ること、それから蕾が花を咲かそうと開くこと、すなわち成長を意味しているのだろう
睦月は、過去の出来事から抱えていた、千恵里や奈央に対するネガティブな感情を、奈央との関わり合いによって捉え直す事が出来た
千恵里は、奈央とぶつかることでこれまで直面してこなかった奈央への感情と向き合い、自分の考えを改めるに至った
奈央は、睦月との出会いをきっかけに自身の過去の行いを悔い反省し、それを通じて自身の行動が変わり、成長した
漢字をところどころ開いてひらがなで記載しているためか、やわらかな印象を受けた(「すき」「いや」「さいあく」)
漢字で書くとかっちりはっきりしてしまうけど、ひらがなにすることで定まらない感情かうまく伝えられている
Posted by ブクログ
青春でハートフルな内容かと思いきや、
自らの過ちに目を向けていく作品。
誰しも一度は過ちを侵したことがあるはず。
しかしその過ちと向き合うことのできた人はどれくらいいるのだろうか。向き合い、謝り、縁を結び直せる人はどれくらいいるのか。
恐らくそう多くはないと思う。
それに、過ちを侵したとしても気づかなかったふりもできる。
しかし過ちを認め、相手と向き合おうとした奈央は強いこころの持ち主だと思った。過ちを許す、と決めた睦生も強くやさしい人である。そしてこの2人のすごいところは許し、許されて終わりではなくその後を描こうとするところだ。過去に何があっても、未来に目を向ける姿勢が素敵な人物たちだと思った。
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小説・文芸
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