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Posted by ブクログ
川上佐都さんの2作目の作品。
前作『街に跳ねる』も良かったので
新作を楽しみにしている作家さんのひとり。
部屋と家を舞台に描かれる連作短編集。
第1話「愛が一位」
ルームシェアを解消し恋人と同棲を始める遙の話。
恋人との生活にモヤモヤとしたものを抱えるが
彼は〈他人の言うこと・することをまず飲み込む癖がついていた〉
無理をしていないかな。
そんな心配をしてしまう。
思春期の娘が元父親の家に居候する
第2話「毎日のグミ」も好き。
久しぶりに2人で過ごす時間が愛おしい。
第3話「避難訓練」
男3人のルームシェアの様子が書かれているが
第1話の遙とは違う面も見られて楽しい。
アパートの隣人同士が交換日記を始める
第4話「ピンクちゃん」
ちょっと切なくて。
隣人のおばあさんと、この先も交流は続くと信じたい。
第5話「荷ほどき」
社交的なモキチだが、他人には見せない顔がある。
〈俺らは確実に歳を重ねていた〉
モキチが友人と楽しむ花火。
そのシーンがパーッと頭の中で広がる。
確実に歳を重ねてきた私も新鮮な気持ちで楽しめる。
川上佐都さんの次回作をいまから楽しみにしている。
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