鳴海ゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
素晴らしいです!よほどの歴史好きじゃないと、里見氏の存在そのものは知っていても、義豊のことは知らないと思いますが、そのマイナーなものをもってきた作者が素敵です。世界観や設定もしっかりしていて、個人的にはカイとテンの良すぎるノリが大好きなのでいいですが、普段からお堅い歴史小説を読んでる人は、なんだこれ!と思うかもしれません。♡は使われてますしね。ライトノベルを読み慣れてる人以外だと、少しびっくりするかもしれません。ただ、そういう表面上で決め付けないで欲しいです。とても、とても素敵な作品です。それは読めば分かりますから。偏見を持たずに最後まで読んで欲しいなぁ……。良作だけど、テ
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Posted by ブクログ
清少納言のますらおぶりが炸裂で、史実からは少しはずしているけれど面白い。清少納言は、多分本人が思うよりは人に好かれていますね。鈍感なのか、それともますらおだからなのか……。多分どっちもですね。それよりも伊周と清少納言の温度差が大好きよ。私。結果的に陰陽師、安部清明と結ばれるのだろうけれども(流れからいって)。伊周、頭中将等がどう絡んでくるかも楽しみ。右衛門の闇が産む清少納言との壁は今後どうなるのか。枕草子という正式名称も作中に出てきており、今後ますます話が深くなると思われ、非常に続きが楽しみです。物語が楽しくなってきたし、話も良い感じにひいているので、ぜひとも続きを読みたいです。続きをまだまだ
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Posted by ブクログ
前回にくらべて格段に良いです。清少納言のさっぱりとしたのが非常に清々しくて、彼女の初恋や則光の話など恋愛面が目立ちましたね。そんな恋の中でも、初恋や楽しい生活よりも『今の自分』であることを選んだ彼女は、ああやはりこの作品の清少納言だなと思いました。難点があると序文と本文の繋がりがいまいちつかめなくて、そこが微妙でしたね。しかしながら、全体的な質はよく、何より清少納言の良さが今回は引き立っていたと思います。頭の中将や藤原道長などもでてきたり、この間よりも陰陽師の立ち位置がしっかりしてきたり、個性的なキャラクター達も集まってきているので、今後も楽しみです。
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