ねぎしきょうこのレビュー一覧
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「たっぷり罵っていただこうか。お嬢様」時は大正。家柄だけは良いお嬢さまの有紗は、名門華族・烏丸家の御曹司である京四郎と「特別な雇用関係」にある。大好きな従兄の帰国に浮かれたり、美少女からの恋文に動揺したり、それによってなぜか京四郎が不機嫌になったりと、有紗の周囲は今日も騒がしい。そんな中、巷で話題の「超能力少女」をめぐって、再びとんでもない事件に巻き込まれてしまい・・・!?
1巻よりさらにパワーアップしてきました。また魔術絡みの事件に巻き込まれてしまう有紗ですが、結局は何とかハッピーエンドになって良かった。彼女の真摯な人柄が動かしたといえますね。少しずつ明かされる過去に焦れながら(笑)きゅん -
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設定とジャケ買い。
貧乏王国の王女が大国の王様と契約結婚。しかも、離婚を前提とした。どこかで読んだことがあるような設定ですね(笑)
リシャールのS気質はなかなか良かったですが、ユディが明らかに罠だろうと思うような場面に1人で乗り込んでいき、そしてリシャールに助けられるという展開がちょっと多すぎ?とか思いました。リシャールじゃないけど、もうちょっと警戒心と危機感を持とうよ!と思ったり。
序盤が良かっただけにラストへの持って行き方がいまひとつで盛り上がりに欠けた感じがあったので、ちょっと残念でした。でもハッピーエンドだし、まぁ良かったと思います。 -
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嘘の駆け落ち相手として紹介された伯爵クリストハルトはアンネリーゼに恋するストーカーだった(笑)昔からアンネリーゼを影から尾行し愛の観察日記をせっせとしたためていた。それにドン引きしたアンネリーゼは彼に嫌われようと策を弄するわけですが、それはことごとく失敗。結構というか、かなりクリストハルトの変態度が高くてアンネリーゼじゃないけど、ちょっとな〜と思ったり(笑)イケメンで伯爵じゃなかったらアウトだよねwwまぁ、あそこまで想い続けられるほど純真で一途なんでしょうけれど。そこまで一貫して最初からの愛を貫いているクリストハルトをアンネリーゼはもう少し信じてあげても良かったんじゃないかと思います。後半です
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時は大正。新聞記者を目指す有紗は、家柄だけは良いお嬢さま。弟の学費を稼ぐため、華族である烏丸家の別荘で働くことになったある日、偶然手に入れた指輪の呪いで、烏丸家御曹司の青年・京四郎と主従契約(しかも有紗が主人)を結ぶことに!「そういうわけだから、君、思う存分に私を罵りたまえ」陰気で無表情な京四郎に苦戦する有紗。おまけに二人で、過去にこの別荘で起きた失踪事件の謎を追う羽目になり――!?
清家先生の新シリーズ。人気投票で最も票があった大正ロマンシリーズに決定しましたね。
設定は面白いですが、やはりまだ序盤なのでハマるほどではないかな。とりあえず烏丸家当主はいずこ??若いのに裏のお仕事で忙しい京四 -
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ロジオン、ダラステア皇帝(とその小姓)と共に誘拐され、囚われの身となったミレーユ。リヒャルトを蹴落とすために動いているというフィデリオの真意が見えないまま、ついにミレーユは、リヒャルトに婚約解消の手紙を書くことに・・・。一方リヒャルトは、ミレーユ奪還のため策を練るのだが――!?「ミレーユ―俺を見てください」待つのは幸せな未来か、それとも・・・?
すさまじく続きが気になるところで終わってしまいました。次は3月かぁ~~新シリーズを挟むとはいえ長い!悶々としたまま年越しとは残酷だorz
ミレーユはさらわれたまま、奪還の見通しはたったもののさらなるピンチが彼女を襲います。リヒャルトの苦しい姿にこっち -
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ネタバレ夢だった彩食師になるため王都を訪れたノエル。ひょんなことから王都で幼なじみの騎士と再会したのだが、彼から紹介された仕事は第一王子の暗殺!?故郷の人たちを人質に取られ、仕方なく偽彩食師として第一王子ジルベールの住む屋敷へ向かうが、そこで出会ったジルベールは吐血が日常茶飯事の超虚弱体質王子で・・・。
ラスト近くまでハジに腹が立って腹が立って仕方なかった。ジルベールと彼の部下たちがその憤りを払拭させてくれるほど可笑しい人たちで本当に良かった(笑)あの王子なら毒薬飲んでも死ななさそうだけどwwだいだいあれだけ吐血しても生きてるんだから生命力めちゃめちゃあるってことじゃないのかしら?(笑)超虚弱体質だ -
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幼いリヒャルトと第五師団団長ジャックがかわした約束を描いた「身代わり伯爵と遠い日の約束」や、ミレーユの計らいで実現した、リヒャルトとキリル兄弟の絆を描く「身代わり伯爵とはじまりの旋律」をはじめ、ミレーユの第五師団時代の奮闘を描く「身代わり伯爵と開かずの間の謎」、シルフレイアの結婚を描いた表題作「身代わり伯爵といばら姫の憂鬱」など。
書下ろし以外は本誌で読んでいたので、ようやく短編集としてまとまったかという感じ。あとがきで著者も言っていますが今まで以上に主役二人以外の脇役キャラに焦点が当たった作品となっています。ベタ甘を味わいたい人にはちょっと物足りないかも。表題作はシルフレイアとカインの結婚 -
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ネタバレ途中まで読んで放置してしまった。
あ、面白くなかったわけではないです。前半はほのぼのバカップルがかわいらしかったです。シアランの王様と王妃様の新婚って……これ、政略結婚で微妙な相手とだったらどうなんだろうと夢のないことを考えましたが、まぁ、あの二人はかなり楽しく盛り上がるのでしょう。
と、そんな楽しそうな未来をざっくり破り去るような後半。影の薄い賓客の皇帝がちろっと。そしてなんだか振り切ったフィデリオさん。
お茶目な落ちが付けられるのかたいへん謎ですが、できれば「めでたし、めでたし」で幕を引いてほしいです。
番外編がかわいらしかった。
フレッドの物語も、どうなるのかな。 -
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ネタバレこっぱずかしい・・・と思ういちゃいちゃカップル。
けしてそれだけの話ではなかったはずなのに、シリアスも持ち前のギャグ+明るさでふっとばすミレーユがすごいですね。
こういう性格の人が大公妃という役職に就くのが適任かどうかはおいておいて、話が読みやすくなってよいですね。エディアルドさんもあの性格だし、新しい弟君は問答無用で幸せにさせられることでしょう。うん。
さて、かかとの高くない靴、あたりで「もしかして」と思ったことがその通りだったので、ちょっと嬉しかったり。
それでもあの女王さまは宝塚がモチーフなんですよね?
宝塚とか一回見てみたいです。はまるのかな。
さて、あとはシアランに帰還して、最終 -
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魔性の麗人(でも女王陛下!)から熱いおもてなしを受けるミレーユは、持ち前のやる気で公務に努める。しかし観劇の途中、ミレーユの父親・エドゥアルトの隠し子として現れたグレンに攫われ、大ピンチ!!パパの隠し子騒動でテンパりまくりのミレーユ。しかもその騒動にはミレーユの後輩で、リヒャルトと強い絆で結ばれていた従兄・フィデリオが見え隠れし――!?「…俺にも、あなたみたいな人がいてほしかった」シアランを揺るがす史上最大の事件の幕が上がるのだった。
ずっと登場初期から気に食わなかったフィデリオ殿下ですが、この巻で本当の意味で彼のことが分かった気がして大好きになりました。こんなにつらい思いをしてたんだ・・・