秋月こおのレビュー一覧

  • 螺旋のゆくえ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

    Posted by ブクログ

    第6部8巻目


    初めてのM響との競演を巡る初めての圭と悠季の大喧嘩の模様。
    タイトル『螺旋のゆくえ』の螺旋はバイオリンにおける技術向上でもそうなんだけど、二人の仲にも当てはまるんだよね。
    喧嘩は必要なものだという。
    喧嘩しない恋人同士はいない。


    という訳でエチ場面は無し。
    書き下ろしで仲直りエチを甘く入れてくれれば良かったのに。

    0
    2013年04月30日
  • アンダルシアのそよ風 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

    Posted by ブクログ

    シリーズ第6部7冊目

    シーズンが始まり、帰国しては次の演奏先へ出る圭。
    悠季は前期試験のために学生を見、その後福山門下生の演奏会の準備。初めてのチャールダッシュにてこずったものの何とか演奏会を乗り切った。


    悠季初のお道具一人エチが出るかなと思いきや、それにビクついてさっさと抜いてしまって残念でした。もう抱かれ慣れてる身体だから一人寝は寂しいよね(笑)


    『独り寝・白王女』
    悠季がまだイタリアに頃、圭が自宅で猫を拾ったことからの成城での実家との付き合い方とハツとの再会。


    少しずつ、実家との距離も縮まって、ハツのことも許せるようになった圭の話。

    0
    2013年04月29日
  • 逡巡という名のカノン 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

    Posted by ブクログ

    第6部6冊目


    圭が指揮者を下りたいと思っている逡巡をひょんなことから知ってしまった悠季。
    フジミ定演への最終調整と学生オケの合宿と、自宅で行った納涼会の様子。
    4年の結婚記念日。

    『過去と未来のロンド ハ長調』
    高校時代に圭と悠季は会っていた!


    今回はすこしたるんだかなぁ。いやまあ、学生に対する態度や圭の逡巡などいろいろ悩みはあったのだけど、全体的に甘い(スイートという意味ではない)本になっちゃってイマイチだったな。

    0
    2013年04月29日
  • 嵐の予感 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

    Posted by ブクログ

    シリーズ第6部5巻目


    定期演奏会に向けて頑張るフジミのメンバーたち。
    圭と悠季は彼らの音が数年前よりずっと良くなっているが纏まりがうまくいかなくて…。
    そして悠季は教えている学生への指導に不安を覚え…。


    『雪嵐』『こよなき日々』
    この2編は単行本から。


    どうして単行本から2作も入れたのかなぁ?『クラシカル・ロンド』はあれはあれとして上梓したのではなかったのかな?
    何か読み応えのない1冊でした。

    0
    2013年04月28日
  • 人騒がせなロメオ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

    Posted by ブクログ

    第6部4巻目

    専用練習場計画が本格的にスタートしだし、飯田さんとのデュオもすることになる悠季。
    そんな中、空くんからコンクールに勝った記念のコンサートを聴きにニューヨークへ行くことに。そこで小さな個人オペラ劇場の見学をし、フジミの理想を見いだす。

    『人騒がせなロメオ』
    生徒の由之小路になつかれた悠季は…?

    横恋慕の相手が現れたのかと思いきや、違ったところが今回は波風たたずに終わりました。
    比較的穏やかな巻だったな。

    0
    2013年04月28日
  • センシティブな暴君の愛し方 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

    Posted by ブクログ

    シリーズ第6部3巻目


    旦那に浮気疑惑をかけてる千恵姉が居座って2週間、圭とは何も出来ず、なので圭の機嫌がイマイチ。

    教えている学生も三者三様で…。


    “一流の演奏家が一流の師匠であるという訳ではない”みたいな格言もあるなか、悠季はどうなのかな?

    0
    2013年04月27日
  • バイオリン弾きの弟子たち 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

    Posted by ブクログ

    第6部 2巻目

    1巻目『華麗なる復讐』が手に入らないのでこちらから読んでる。

    イタリアから2年の留学を終え、1年に渡る別居生活から帰国した悠季。
    講師として生徒に教え、雰囲気が違ってきたような気がしてるフジミに戻り、圭を甘やかし、そしてそこに千恵姉の乱入。


    新たに登場人物を投入しないと空気が回らないよね〜という感じのお姉さん登場でした。
    長く続ける為には必要よね。
    うん…。

    0
    2013年04月26日
  • ミューズの寵児 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第5部

    Posted by ブクログ

    シリーズ第5部 1巻目


    ローマでトリオとして演奏することになった悠季は練習に赴く。
    その後、圭が挑戦するエルサレム国際指揮者コンクールの応援でイスラエルへ。
    頭角を顕してきた圭にエージェントからのオファーが。そして優勝、M響へ戻ることに。


    ノヴェンバー・ステップスでは
    高嶺のカーネギー演奏会を見に来ただけのつもりの悠季も弾くことになり国際デビューを果たす。


    音楽に対する考え、圭との更に深まる二人の関係など、イスラエルで、ニューヨークで、悠季が少しずつ成長していく様が描かれていた。
    次は圭の成長の模様かな?

    0
    2013年04月20日
  • 幻想のシャコンヌ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部

    Posted by ブクログ

    第4部4作目


    イタリアに戻った悠季はロスマッティ先生から3つのコンクールにエントリーしてあると告げられ、まずはシャコンヌの練習に入ったものの、バロック自体を体得出来ていなくて、先生一家がバカンスに出かけても一人ローマに残った。

    圭には相変わらずの連れなさで申し訳ないと思いつつ没頭する。
    お陰でなんとかバロックを捕まえて別荘へ。


    今回、別荘へ行ったら圭との逢瀬がないなぁと思っていたら、なんのなんの。
    さすが圭、追いかけて来ちゃって。
    愛する人が居ない寂しさを共感したロスマッティ先生とは意気投合出来て、圭を認めてもらったので今後の悠季の立場が磐石になったような気がします。

    0
    2013年04月18日
  • その青き男 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部外伝

    Posted by ブクログ

    第4部外伝


    圭のヤーノシュ指揮者コンクールでの様子をひょんなきっかけで知った評論家・バルニーニの視線から。


    高嶺と共にに渡米したソラの話。


    遠藤がドラムの道を進みたいと思い、学業とバイトと練習を両立させている様。

    ローマでの夏至の日の二人の話。


    石田さんの悠季と出会った頃や悠季に対する考えなど。


    圭の高校生時代の話。初めての男性経験。


    圭と悠季の二人の休日の話。圭はBVLGARIの『オ・パフメ』を愛用しているらしい。


    バレンタインの日にウィーンのアパートへ圭の過去の男たち(!)が仕掛けたイタズラ。



    どれも短編だったけれど登場人物たちの過去やら生き方などが書い

    0
    2013年04月15日
  • バッコスの民 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部

    Posted by ブクログ

    富士見第4部三作目

    富士見の定演と姉の結婚式の為に一時帰国した悠季と圭。
    新しく入団した音大の女学生たちの懸念は少しは抑えられて演奏会に臨めて。



    悠季はどんどん開花していってるような…。
    二人の関係が揺るぎないものになってきている証拠なのか、音楽に関することに重きを置いた作品だったかな。
    エチシーンも甘かったし(笑)

    0
    2013年04月15日
  • アポロンの懊悩 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部

    Posted by ブクログ

    富士見シリーズ第4部二作目


    ローマではエミリオ先生のお宅に住み込みで鞄持ちをしている悠季。
    少しでも近くにとローマにもアパートを借りた圭とは当然たまにしか会えずに。
    頭痛の為演奏旅行のお供をやめた悠季は夕方から圭のアパートへ行くが深夜に泥酔して帰宅した圭は翌日何も覚えていなくて、もしやの浮気疑惑が。


    言葉も分からないのに住んだり、移動したりって読んでるだけでハラハラしました。
    何とか会えて良かった。

    挿し絵はまだ違和感があります…。

    0
    2013年04月10日
  • マエストロ エミリオ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部

    Posted by ブクログ

    富士見シリーズ第4部1巻目


    留学が決まってイタリアに行ってからの話。
    到着後にエミリオ先生宅に居候することになっていることを知って、圭との二人暮らしを考えていた悠季は…。


    イタリアとの音楽に対する習慣(環境)の違いなど、悠季がこれから学ばないといけないことが垣間見えた巻でした。
    誰かに仕えて教えを請うって生半可な気持ちじゃだめなのよね。

    0
    2013年04月06日
  • リクエスト 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第3部

    Posted by ブクログ

    第3部2作目。

    桐院家での障害事件がもたらした二人の不和が少しだけ解消され、いよいよ受賞者演奏会に向けての福山先生とのレッスンが始まる…。


    今回苦悩してるのはレッスンについての悠季。
    少なくとも二人としての関係は悪くはない。
    エチ場面も濃厚だし(富士見比/(笑))

    同時収録の二人の浴衣姿でのお祭り参加はなかなか良かったw

    それにしても。悠季の頑ななまでの自己評価の低さは何が原因なのかしら。

    0
    2013年03月24日
  • サンセット・サンライズ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第2部

    Posted by ブクログ

    富士見シリーズ第二部5巻目

    伴奏者・三条薫子との音楽的大バトル
    東京音楽コンクールへ挑戦した圭の意外な結末
    外伝は 二人にとって1年目の記念に帝国ホテルで過ごしたディナーと宿泊を圭目線で。


    受けである悠季が“攻めて”いない という三条女史の言葉が説得力があった。

    圭が東コン予選落ちすることで、護られるだけではなく、自分も護りたい、それを圭にも分かってもらえたことが二人の二人としての関係に変化をもたらせたと思う。

    肩こりから筋を違えたことで整体師・玉城姉弟の出現など今後も楽しくなりそう。

    外伝ではエチ場面が長かったです(笑)

    0
    2013年03月11日
  • 金のバイオリン・木のバイオリン 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第2部

    Posted by ブクログ

    第二部4巻

    『ヴィナスの昏い洞窟』コンクール挑戦を決意した悠季はオケ練習日やウェイターとしての仕事の合間を縫って課題曲の練習に明け暮れていたが時間は不足していて…。
    そして圭の妹のバレエ団との共演や、コンクールの為に学生時代の恩師に習いに行ったり。
    小夜子と初対面の回。

    『金のバイオリン・木のバイオリン』
    縁あって悠季用の弓が出来たが、バイオリンの方は…。こちらも注文することになったがその間にはプロの音楽家に借り出すことになり。


    『オー・ソレ・見よ(外伝)』
    圭の年末年始の実家での話。


    相変わらずエチ場面は少ない。
    もうこれはたまたま同性愛者の、音楽家としてそして人間としての成長物

    0
    2013年03月10日
  • アクシデント・イン・ブルー 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第2部

    Posted by ブクログ

    富士見シリーズ第2部 2巻目

    『アクシデント・イン・ブルー』
    ・名門中学の第二オケを指導する悠季は学園の三男で第一オケの責任者の匡先生と生徒の情事を見てしまい、圭とのセックスが出来なくなる…。

    『天国と地獄』
    ・圭が有名指揮者の代わりにMHKオケ演奏会第一部の指揮をすることになり…。

    『野生のアマデウス』
    ・生島のところへソラが来て、生島のハニーになるまでの話。


    悠季と圭の話は富士見シリーズは若き演奏家の成長物語なんだなぁっていう内容。エチ場面はあっさり終わったり、朝チュンだったりなんだけどつい読んでしまう。
    生島とソラの話は…。
    うーん、14才という年齢が私的には…。

    0
    2013年03月08日
  • リサイタル狂騒曲 富士見二丁目交響楽団シリーズ

    Posted by ブクログ

    フジミシリーズ第1部完結編


    定期演奏会を前に圭の過去が気になりはじめ、自分の非凡さに釣り合わないと思い悩む悠季。



    恋愛話なんだけどオケの話が大半でエチシーンはあっさり。
    でもこの時代的にはこういう表現で充分だったのかな。最近の濃いエチシーンに慣れた私には若干物足りなさを感じるけれど。
    でも悠季の難しい性格がこと細かに描かれていて幸せになった時はホッとした。

    飯田視点のM響の話と五十嵐のコンとコン・マスに対する視点も面白かった。


    これは第二部も読みたくなるな。

    0
    2013年02月27日
  • マンハッタン・ソナタ 富士見二丁目交響楽団シリーズ

    Posted by ブクログ

    フジミシリーズ第3弾


    圭との仲が学校にバレて文化祭での指揮を最後に臨時教師を辞めることになった悠季。
    しかしその事で圭に対する自分の気持ちに気づき認められるように。

    そして演奏会を前に楽団のレベルに悩む悠季の前に圭の昔からの知り合いが現れて圭の態度が冷たくなり…。


    悠季の気持ちがどんどん固まってきていて良かった。

    そして今回は後半でM響の飯田視点での圭が見られて色々納得した。

    0
    2013年02月27日
  • さまよえるバイオリニスト 富士見二丁目交響楽団シリーズ

    Posted by ブクログ

    フジミシリーズ第2弾


    帰省から戻ったら住んでいたアパートが家事で残骸になっていて…。
    紆余曲折の末に桐ノ院の下の部屋に引っ越し、桐ノ院の部屋を練習場に使わせてもらえるようになり…。


    とうとう引っ付きました(笑)
    結局なんだかんだといいつつ、桐ノ院のことを好きになっていて、身体が反応しても心が納得出来ていなかったということで…。


    桐ノ院も頑固だなぁって思ってしまった。降ってわいた据え膳食っちゃえばとりあえずはその時は丸く収まったかもしれないのに。
    あ〜でもその時そうなっていたら悠季の心がバランス取れてなかったんだろうな…。

    0
    2013年02月26日