【感想・ネタバレ】その青き男 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部外伝のレビュー

あらすじ

彼は自殺志願者のように思いつめた、どう見ても死にに行くとしか思えない顔つきをしていた。その彼と再会したのは、若手指揮者たちの登竜門であるヤーノシュ記念コンクールの第一次予選だった。──ハンガリー国際指揮者コンクールでの、圭の孤独な戦いを描いた表題作他、「ある革命」「懺悔と花束」など全八編を収録した待望の第4部外伝集!

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Posted by ブクログ

第4部外伝


圭のヤーノシュ指揮者コンクールでの様子をひょんなきっかけで知った評論家・バルニーニの視線から。


高嶺と共にに渡米したソラの話。


遠藤がドラムの道を進みたいと思い、学業とバイトと練習を両立させている様。

ローマでの夏至の日の二人の話。


石田さんの悠季と出会った頃や悠季に対する考えなど。


圭の高校生時代の話。初めての男性経験。


圭と悠季の二人の休日の話。圭はBVLGARIの『オ・パフメ』を愛用しているらしい。


バレンタインの日にウィーンのアパートへ圭の過去の男たち(!)が仕掛けたイタズラ。



どれも短編だったけれど登場人物たちの過去やら生き方などが書いてあって良かった。
こういう過去設定に裏打ちされた面白さだよね。

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2013年04月15日

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