【感想・ネタバレ】リサイタル狂騒曲 富士見二丁目交響楽団シリーズのレビュー

あらすじ

近々2年ぶりに開かれる、富士見二丁目交響楽団の演奏会。当日、コンサートマスターの悠季にはソリストとしての大役も待っている。だがそんな中、指揮者の圭との間に亀裂が走ってしまった! 2人の恋愛関係を、圭は親友の生島になぜか隠そうとするのだ。「僕は圭にふさわしくない…」哀しみに満ちた悠季の心は、圭の指揮をもはや拒絶してしまうのだった…? 演奏会の2人の恋の行く末は?! 大人気シリーズ〈第一部〉、番外編を加えていよいよ完結。

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音楽って最高

悠季の相変わらずのうじうじっぷりはやっぱりちょっと好きにはなれないけれど、合宿で、悠季が一人で演奏し始めたらみんなが次々に演奏に加わってきたエピソードはすごくよかった。ああいうなんでもない場面で、そこにいたメンバーで自然発生的に合奏が始まるの、最高に楽しいんだよねと、自分が吹奏楽部だったころを思い出した。読んでるだけで楽しい瞬間が思い出されてうきうきした。また、「音楽ってすばらしい、皆さんも一緒に楽しみましょう」という悠季の想いは、まさに音楽の醍醐味というか、このすばらしい世界を人とわかちあうことの喜び、音楽って最高だという気持ちにさせられ、自分も何かの楽団に入りたくなった。

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2023年05月11日

Posted by ブクログ

再・・・読。コンサートの雰囲気がすごく楽しそうで、文章を追っているだけなのに聞こえるはずのない音楽や熱気を感じました。思わず心の中で、一緒に三三七拍子(w

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2012年03月18日

Posted by ブクログ

フジミシリーズ第1部完結編


定期演奏会を前に圭の過去が気になりはじめ、自分の非凡さに釣り合わないと思い悩む悠季。



恋愛話なんだけどオケの話が大半でエチシーンはあっさり。
でもこの時代的にはこういう表現で充分だったのかな。最近の濃いエチシーンに慣れた私には若干物足りなさを感じるけれど。
でも悠季の難しい性格がこと細かに描かれていて幸せになった時はホッとした。

飯田視点のM響の話と五十嵐のコンとコン・マスに対する視点も面白かった。


これは第二部も読みたくなるな。

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2013年02月27日

Posted by ブクログ

結局仲良しこよしなのね。よかったよかった。今回はあまりギャグっぽくなかったな。巻末の、オーケストラのメンバー目線のお話が楽しかった。

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2009年10月04日

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