浅井ラボのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ攻性咒式士であるガユスとギギナのコンビが戦う次の相手は
「砂礫の人喰い竜」ズオ・ルー.
またしても突然飛び込んできた条件の良い依頼によって
彼らは死地へを赴くことになってしまう.
そして前回,ある男に貰った指輪のおかげで
「外なる世界の怪物」に襲われることに….
そんな話.
いやー,陰謀渦巻いてますねぇ….
今回もツイてないガユス君がなんだかんだと事件に巻き込まれて
その事件の中心付近に居るんだけども
それもまた大きな盤面の一角に過ぎない,みたいなっ.
面白いんだけどもこのシリーズって結構分厚いから
腰を据えて読まねばならぬ.
まぁ,栞を挟んでもいいんだけども
途中で止めると気持ち悪いじゃない?
表紙を開いたならそのままの勢いで裏表紙まで行ってしまいたい.
そんな感じ?
面白かったよ. -
Posted by ブクログ
一応、「ライトノベル」というジャンルで執筆されていますが、
内容はヘヴィにも程があるのはいつも通り。
「未成年にはお勧めできません」と書かれたラノベは他に知りません。
寧ろ、いつも以上に人間の尊厳が徹底的に破壊されており、
容易に人に勧められる代物ではありません。
そうして漸く語りうる哲学的命題が、
哲学大好きな私には心地良く嵌れる部分でもあるのですが。
Wikipediaにおいて浅井ラボ先生の作風は
人が容赦なく殺されたり理想が砕かれたりするハードでグロテスクな世界観とこれでもかという程の生々しいキャラクター描写が特徴。また極めて高度な科学用語や、極めて直接的な残酷描写や性描写が多く、ストーリー自体も非常に重く暗いことからその作風には賛否が別れる。作家仲間やライトノベル好きの間では「暗黒ライトノベル」とも評される。
と紹介されていますが、実に適切です。
今回の新作ですが、世界観は以前同じくHJ文庫から刊行された
「TOY JOY POP」と地続きの模様。
「されど罪人は竜と踊る」ファンがニヤリとできる描写もあり。
それにしても先生はレメディウス好きですね。私も大好きですけど。
そして、短篇集ですが、四篇どれも単一世界内での出来事のようで、
そこ彼処にリンクを感じさせる描写が散りばめられていて面白いです。
一夜
あれ、割と普通のホラー?からの、あれ、やっぱり割と普通のホラー。
これは以前書かれた物の改稿のようなので或る意味この中では異質か。
二夜
最近よくツイッターでも先生が語っている命題。
途中までの展開は「悪の教科書」を思わせましたが、ここでそうなるのがラボ節ですよねー。
徹底的にテンプレートな設定での対比構造は、私も曾て作った作品で同様の手法を用いたので、共感しました。
でも、こういう物を書く時って書き手の精神も結構蝕まれる物だと思うのですが、大丈夫でしょうか。今更か。
三夜
このカップルは「TOY JOY POP」の犯人かと最初は思いました。
異常性を持ってしまったとても優しい普通の人間の苦悩。良いですね。
社会的に害悪であるなら、そこに通常の倫理は意味を為さない。
四夜
「BMネクタール」「ハカイジュウ」「バニラスパイダー」など、
チャンピオン系のモンスターパニックホラーを彷彿とさせる作風。
そういった極限状況での欲望剥き出しの人間、というのはよく描かれますが
別の側面を描いた作品といっても言いかもしれない。
「され竜」の異貌のものども登場をちょっと期待しましたが、大人の事情で無理か。
しかし、ゲヒンナム・ムといい、生理的嫌悪感を喚起させる生物描写に一層長けてきていますね。
ガユスとギギナのような面白掛け合いは少なく、哲学的命題も希薄ではありましたが
一定以上の異常さと、物語の転換による面白みは浅井ラボ先生らしいなぁと思う所。
これを人に勧めたら、精神性を疑われそう。
また、HJ文庫から新刊が出たら?私は秒で買いますけども。
70点。 -
Posted by ブクログ
約1年ぶりの新刊!!まだ買っていないのでどんな内容なのかとても楽しみです。
::::10/08/10読破::::
1週間ほど読書を休んでおりました…最近発売したゲームがね。
書店時代より名前が出ていたパンハイマ様&〈ザッハドの使途〉が登場!!しかも全編で活躍しまくり。というわけで、いつもよりグロ表現強め。内臓が普通に出てます。
エミレオの書 百合の淑女 ペトレリカ が後編にキーとなっていきそうです。
ホートンが一瞬しか出てこなかった…結構好きなんですけど。
反則的に強い本『エミレオの書』を持った〈ザッハドの使途〉がエリダナに襲来。反撃するも敵うのは仇敵パンハイマだけで、しぶしぶ手を組むことにするガユスとギギナ。でも簡単には倒されてくれない。
さらにガユスの驚異的な不幸オーラが更なる脅威を呼び寄せる?!
ジヴとガユスにばかり目が行ってしまう…チェレシアには悪いけど、当て馬になって欲しい。
やっぱりガユスにはジヴじゃないとダメだよ。
元サヤなんてなさそうなんだけどさ。
話は完結しませんでした。10巻に続きます。 -
Posted by ブクログ
発売日に買いました。
そして、2日後の昨日に読み終えました。
待望の新説・アナピア編。ほんと、待ってました。
新説だからこその、ガユスたち(ジヴとガユス/ギギナとガユス)の未来の新しい分岐点になると思います。
書店版から、好きな話なので早く続きが出て欲しい。
あ、アナピア編は上下巻に分かれております。書いてないけどね。
…ジヴとのラブラブシーンって、2つもあったっけ?
DTとか処jとか、最近の浅井氏のブログを読んでる人には抵抗のない加筆もあり。ホートン占いが、とても懐かしく感じられます。
挿絵が麗しいです。クロエが麗しすぎです。
ウォルロット編よりは厚みが少ないので、これを機に読み始めてみるのもいいかも。
後編を読んで鬱になる事請け合いだけど。