中西智佐乃のレビュー一覧

  • 橘の家

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    ネタバレ

    橘の木に人生が破壊されていく、人を幸せにしても自分の幸せとは無関係。スピリチュアルな話で、正直読み進めるのが怖く感じた。兄も妹も側から見て幸せにはなれなかった。金をむしり取っていた宮根さんだけが幸せだったか?気鋭の問題作。

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    2026年10月18日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    人気作家さん6人による、「食べて」「寝る」、人の暮らしを基本を軸に、それぞれの幸せ価値観を描く物語。
    初読みの作家さんもいたけれど、どれも素直に心に染みてくる話だった。しっかり食べてしっかり寝れれば、とりあえずなんとかなる。いろいろあったとしても、乗り越えていける。そう思える物語。

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    2026年10月13日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    『二代目のミンチョさん』と『真っ赤な林檎のその上で』は、どちらも女性が自分の生活を生きる物語。描かれる孤独の質が対照的で印象に残る。ミンチョさんは、他者の期待や視線に合わせず、自分の好みと生活のリズムを静かに守る女性として描かれ、チョコミントを選ばない姿がその象徴となる。他者に取り込まれず、理解されることを目的にしない強さが魅力。後作は、母・道子の孤独を通して、娘の生きづらさが反射のように浮かび上がる。娘は新しい環境で必死に強く生きており、強さの質は母に似る。母娘の二重の孤独が静かに響き合あった。⑤

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    2026年08月24日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    どのお話もとても面白かった。
    特に最後のお話が心がキュッとしたけど温かい気持ちになれた。
    美味しいご飯っていいなぁと改めて思った。

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    2026年07月15日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    これは、昨年のNHKのドラマのタイトル「しあわせは食べて寝てまて」をヒントにしてるよなぁと思いつつ、読み進める。
    アンソロジーだが、作家陣も好みの作家さんばかり。等身大の話でほっこりさせてもらった。

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    2026年07月11日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食にまつわる6つの物語。日々の暮らしの中で食事の役割ってとても大切なんだと思った。誰かと楽しく食卓を囲む事、ご褒美に大好きな物を食べる事の必要性が心に染みた。どの物語も温かな余韻が残る作品だった。

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    2026年06月03日
  • 橘の家

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    家の庭の
    橘の木の不思議な力の媒介者として
    人々の欲と業をただ一身に浴び続けるだけの
    主人公の半生が不憫でやるせなかった。
    他者に喜びをもたらす一方
    搾取され、抑圧され
    自分や家族はどんどん壊れていく…
    女と家にとって子どもとはなんだろう。
    男にとって女はただ
    欲望のひとつにすぎないのだろうか。
    なぜ人は子孫繁栄を願うのだろう。
    そんな答えの出せない問いを
    考えずにはいられなかった。

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    2025年08月28日
  • 狭間の者たちへ

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    痴漢文学。とても面白く読めた。通勤電車内の女子高生のニオイをかいで、『元気をもらう』中年男性が主人公。その電車内で痴漢仲間?との出会いもあり。気の毒な状況の主人公で同情してしまう感じもしたが、最後は・・・。痴漢はあかん。

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    2024年01月05日
  • 狭間の者たちへ

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    中年男性が陥りそうな普遍的な苦悩。
    女性である私にも何かを突きつけられているように感じてとても辛かった。
    男性的な衝動と暴力性は誰の中にも眠っているのかもしれない。元気をもらっているだけ、仕方がなかった。そうやって自己欺瞞の末、行動に移すか移さないかには天と地の差があるけれども。

    女性著者が描いたというところもすごいと思った。

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    2023年08月05日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    6人の作家さんによる「食」と「人生」を描く短編集
    収録作は以下6篇

    伊吹有喜
     「幸せのカレーライス」
    中西智佐乃
     「四十歳の栄養」
    藤野恵美
     「フレンチと返報性」
    伊藤朱里
     「二代目のミンチョさん」
    古内一絵
     「五十の壁が高すぎる」
    窪美澄
     「真っ赤な林檎のその上で」

    特に印象的だったのは藤野恵美さんと古内一絵さん、そして窪美澄さん。伊吹有喜さんは『BAR追分』で既読だったが、やっぱり再読。

    どれも良かった。
    「生きること」と「食べること」は密接に繋がる。
    誰と食べるか、何を食べるか。
    私も若い頃は特に気にしていなかったが、年齢を重ねる度にその大切さをしみじみと感じるようになった。

    一日三食として、これからの人生で私はいったいあと何食食べられるんだろう。
    単純だけど、そう考えると一食の重みを感じる。
    出来れば健康で、美味しいものを幸せな気持ちで食べたい。きっと身体もそれを望んでいるはず。

    6人の作家さんそれぞれにメッセージ性があり、色々な気づきがあるのもまた面白い。
    タイトルの最後に「?」があるのがまた乙だなぁ。
    ほっこり温かいだけじゃない。
    色々あるのが人生だしね。

    でもやっぱり思う。
    愛を込めて作られた温かい料理はほんと最強!!
    さて、今宵は何を食べよう♪

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    2026年10月24日
  • 橘の家

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    橘の木の気味の悪さが、全てを惑わせていていい小説だった。
    果たして子孫繁栄を願う木なのか、男に影響はないのか、なぜ恵美に力を授けたのか。
    この木が望むことを考えながら読むと、人間が勝手に解釈しては壊れていくように読めて不思議な感覚だった。
    正直、価値観は時代的に変わってきている気がするが、人間という生物に生まれたときからの呪縛をみた気がしてよい作品だった。

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    2026年10月08日
  • 橘の家

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    本当に橘の木を通じて小さいものに触れるんだとしたら、触られた人に子供が宿るのだとしたら、五万でも安いよな〜と思ったり。
    セックスは痛そうだし、子供を授かろうと必死なのに旦那の協力は得られないし、女性たちが可哀想。
    橘の木は大事にされていたのかな?

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    2026年10月05日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    古内さんの「五十の壁が高すぎる」、窪美澄さんの 「真っ赤な林檎のその上で」がよかった。1人で食べる食事は味気ないよね。

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    2026年09月13日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生にまつわるアンソロジー集。
    「五十の壁が高すぎる」と「真っ赤な林檎のその下で」が自分の家庭環境に少し似ているからかぐっときた。

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    2026年08月22日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生は切っても切り離せないものなのかもなぁ。人は食べないと生きていけないし、周りには食が溢れてる。テレビも本も漫画も本当に多いよな。
    タイトルにしあわせ?とあるように、ほっこりというよりは少し苦めの短編集だった。
    『フレンチと返報性』と『真っ赤な林檎のその上で』の終わり方が前向きな感じで好きだった。

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    2026年08月13日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    どんな小説か、前知識なく読んだ。伊吹有喜さんや古内一絵さんなど、すきな作家さんがいたから。いろんな作家さんの食べることにまつわる短編小説、と思ったし、途中中弛みして、最後まで読まなくてもいいか?と思ったが大間違いで、一番最後の窪美澄さんの作品が大号泣…お母さん、娘、定食屋の聡美さん、だれの立場も、優しく、切なく大号泣…読んでよかった。娘の巣立ちという、ある意味子育てでは成功だけど、空の巣症候群…なるよね、シングルマザーで頑張ってきたら特に。でも自分を変えなきゃ!と思って新しいことに挑戦するのとでよかった。ひいては娘の萌香さんが聡美さんも救った。なんていい話。

    一つ前の古内一絵さんもさすが!ザおじさんが主人公だったのには驚いた。
    時代遅れな昭和セクハラも、とても素直に自分を振り返り、妻の苦労を分かるおじさん。また、そのお母さん(もっともっとしょうわなのにさすが!)
    素直な主人公たちは幸せになれる。

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    2026年08月04日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    スルーしたくなる内容のもありましたが、日々の積み重ね、日常の食事等。
    見逃しがちなことが、大切なのだと感じられる作品集でした。

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    2026年07月20日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    人気作家6人による、ほろ苦くて味わい深い「食」と「人生」を描いた短編集。

    ■収録作

    ・幸せのカレーライス(伊吹有喜)
    雨足が強い中、空腹に耐えきれず入ったお店で――。

    ・四十歳の栄養(中西智佐乃)
    美容室で働く麻美。あまりの忙しさにバランス栄養食品をかじる日々……。

    ・フレンチと返報性(藤野恵美)
    かなは大学で突然、それほど親しくない友人からフランス料理の食事に誘われる。

    ・二代目のミンチョさん(伊藤朱里)
    アイス屋でよく見かける女性は、いつも違う男性と来店していた。

    ・五十の壁が高すぎる(古内一絵)
    よく訪れる店で食事をしたときに、茂樹が感じた異変とは。

    ・真っ赤な林檎のその上で(窪 美澄)
    娘の大学進学を機に一人暮らしとなり、食欲が湧かなくなってしまった。

    【個人的な感想】
    どの話もそんなにボリュームはないのに、そっと心に寄り添ってくれるような話が多くてほっこりしてたけど、飽きなかった。

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    2026年07月17日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    美味しいご飯を食べて、しっかり寝てというのが幸せの基本だなと改めて感じる本。そこが崩れてしまうと、たとえ充実していたとしても幸せとは言えない気がする。
    6編の物語は、どれも日常の「美味しい」が詰まった作品。特に好きだったのは藤野恵美さんの「フレンチと返報性」。自分のスタイルを崩さないゆかは、見ていて気持ちいい。つい周りに合わせがちなのに、女子大生でこれが出来るのはすごい。友達になりたいタイプだなぁ。そして、キャビアのお茶漬を食べてみたい。

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    2026年07月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    人気作家というよりも、嫌な言い方ではあるけどデビューから無冠の作家さんばかりだった、むしろこの人まだ候補止まりなの?っていう作家さんが並ぶ中、受賞受賞受賞な窪美澄さんが入ってるのがちと違和感だし、やはり抜群に良くて、読みながら泣いてしまった。この評価は窪さんの作品に対するものかもしれない。久しぶりに読んだ伊吹さんはちと期待外れ(Bar 追分未読です)

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    2026年06月30日