中西智佐乃のレビュー一覧

  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    どのお話もとても面白かった。
    特に最後のお話が心がキュッとしたけど温かい気持ちになれた。
    美味しいご飯っていいなぁと改めて思った。

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    2026年07月15日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    これは、昨年のNHKのドラマのタイトル「しあわせは食べて寝てまて」をヒントにしてるよなぁと思いつつ、読み進める。
    アンソロジーだが、作家陣も好みの作家さんばかり。等身大の話でほっこりさせてもらった。

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    2026年07月11日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食にまつわる6つの物語。日々の暮らしの中で食事の役割ってとても大切なんだと思った。誰かと楽しく食卓を囲む事、ご褒美に大好きな物を食べる事の必要性が心に染みた。どの物語も温かな余韻が残る作品だった。

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    2026年06月03日
  • 橘の家

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    家の庭の
    橘の木の不思議な力の媒介者として
    人々の欲と業をただ一身に浴び続けるだけの
    主人公の半生が不憫でやるせなかった。
    他者に喜びをもたらす一方
    搾取され、抑圧され
    自分や家族はどんどん壊れていく…
    女と家にとって子どもとはなんだろう。
    男にとって女はただ
    欲望のひとつにすぎないのだろうか。
    なぜ人は子孫繁栄を願うのだろう。
    そんな答えの出せない問いを
    考えずにはいられなかった。

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    2025年08月28日
  • 狭間の者たちへ

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    痴漢文学。とても面白く読めた。通勤電車内の女子高生のニオイをかいで、『元気をもらう』中年男性が主人公。その電車内で痴漢仲間?との出会いもあり。気の毒な状況の主人公で同情してしまう感じもしたが、最後は・・・。痴漢はあかん。

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    2024年01月05日
  • 狭間の者たちへ

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    中年男性が陥りそうな普遍的な苦悩。
    女性である私にも何かを突きつけられているように感じてとても辛かった。
    男性的な衝動と暴力性は誰の中にも眠っているのかもしれない。元気をもらっているだけ、仕方がなかった。そうやって自己欺瞞の末、行動に移すか移さないかには天と地の差があるけれども。

    女性著者が描いたというところもすごいと思った。

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    2023年08月05日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    スルーしたくなる内容のもありましたが、日々の積み重ね、日常の食事等。
    見逃しがちなことが、大切なのだと感じられる作品集でした。

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    2026年07月20日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    人気作家6人による、ほろ苦くて味わい深い「食」と「人生」を描いた短編集。

    ■収録作

    ・幸せのカレーライス(伊吹有喜)
    雨足が強い中、空腹に耐えきれず入ったお店で――。

    ・四十歳の栄養(中西智佐乃)
    美容室で働く麻美。あまりの忙しさにバランス栄養食品をかじる日々……。

    ・フレンチと返報性(藤野恵美)
    かなは大学で突然、それほど親しくない友人からフランス料理の食事に誘われる。

    ・二代目のミンチョさん(伊藤朱里)
    アイス屋でよく見かける女性は、いつも違う男性と来店していた。

    ・五十の壁が高すぎる(古内一絵)
    よく訪れる店で食事をしたときに、茂樹が感じた異変とは。

    ・真っ

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    2026年07月17日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    美味しいご飯を食べて、しっかり寝てというのが幸せの基本だなと改めて感じる本。そこが崩れてしまうと、たとえ充実していたとしても幸せとは言えない気がする。
    6編の物語は、どれも日常の「美味しい」が詰まった作品。特に好きだったのは藤野恵美さんの「フレンチと返報性」。自分のスタイルを崩さないゆかは、見ていて気持ちいい。つい周りに合わせがちなのに、女子大生でこれが出来るのはすごい。友達になりたいタイプだなぁ。そして、キャビアのお茶漬を食べてみたい。

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    2026年07月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    人気作家というよりも、嫌な言い方ではあるけどデビューから無冠の作家さんばかりだった、むしろこの人まだ候補止まりなの?っていう作家さんが並ぶ中、受賞受賞受賞な窪美澄さんが入ってるのがちと違和感だし、やはり抜群に良くて、読みながら泣いてしまった。この評価は窪さんの作品に対するものかもしれない。久しぶりに読んだ伊吹さんはちと期待外れ(Bar 追分未読です)

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    2026年06月30日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    「幸せのカレーライス/伊吹有喜」
    「四十歳の栄養/中西智佐乃」
    「フレンチと返報性/藤野恵美」
    「二代目のミンチョさん/伊藤朱里」
    「五十の壁が高すぎる/古内一絵」
    「真っ赤な林檎のその上で/窪美澄」
    6話収録。

    読む前はタイトルの問いに迷わずYESと答えていたが、読み終える頃に気持ちが変化した。

    登場人物たちは皆、負の感情を抱えている。

    人と関わることで生まれる軋轢に苦しむ姿は自身の経験と重なる。

    けれど、怒りや悲しみを知るからこそ、喜びや楽しみを確かに感じられる。
    喜怒哀楽があるから人生は豊かだと思わせてくれる一冊だった。

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    2026年06月27日
  • 橘の家

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    読みやすい文章だった。庭に生えている橘の木の特殊な力を使って、女性の腹をさすり、子を入れることができる主人公。
    本人が独身子なしで、それをつらく思っているのが悲しい。しあわせのかたちは人それぞれだと思うのだけど。

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    2026年04月29日
  • 長くなった夜を、

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    二人称の語り口が珍しいと思ったが、読み終えたらこの語り口しかなかったと分かる。
    本人であって本人ではない、という距離感がリアルさを深める。

    亭主関白を徹底的に遂行する家庭の異常な様子。母親が夫を増長させているのは明らかだが、父親のDVがそもそもの原因となれば母親も被害者だったのか。だとしてもその歪んでコチコチに固まった価値観を長女に押し付けるその様は、これもまたDVだ。
    両親二人とも全て人のせいにし、自分の優位さを保とうとする。
    こんな教師に教わりたくない。…が、少なからず居るのだろう。
    ジワジワとメンタルが削られ、気付けばずぶずぶと狂気じみた方向へ走り出し、そして最後は爆発する。終わり方に

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    2026年03月27日
  • 長くなった夜を、

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    父親のフキハラとかその機嫌を一生伺う母親とかの呪いでしんどくなった
    「やっぱり女の子は家の事してくれるから助かるわあ」の煮こごりが詰まっている
    公彦どうか歪まずに成長して欲しい

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    2026年02月22日
  • 橘の家

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    世の中には望んでなかったのにうっかり妊娠してしまった人もいれば、このように子どもを望んでもできない人がいるのだな…と考えさせられた。
    恵実の人生が切ない。

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    2026年01月31日
  • 狭間の者たちへ

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    家庭や職場でのストレスのはけ口を
    満員電車の女子高生とか
    介護が必要な老人とか弱者に求め
    ゆっくりと静かに常軌を逸脱していく
    男の狂気にぞっとした。
    どんなに頑張っても報われず
    誰にも分かってもらえない
    孤独な現実から逃れるように
    妄想の世界へ入り込み
    どんどん異常をきたし、人が離れても
    自分で自分を追い詰めている事実に
    気づけないことが恐ろしかった。

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    2025年10月23日
  • 狭間の者たちへ

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    人間の加害欲と被害者意識をここまで書くのがすごい
    安泰な社会生活を送れるのは自分の自制はもちろんで、加えて周りからの承認や暖かい思いやりなど心あるコミュニケーションなんだと考えさせられる
    でもそれを作り上げるのも自分であるわけで卵が先か鶏が先か
    尾を喰う蛇については、職場の雰囲気がリアルなのはさすが
    でも自分の職業倫理的に反する部分が多々あるので共感も肯定もできない
    その前で留まるのがプロだし小沢を諌める堀内でありたい
    それこそがテーマなのかもしれないけど、これに理解を示してはいけない

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    2025年09月23日
  • 長くなった夜を、

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    はじめましての作家さん
    救いがない!でもこういうのが読みたかった
    普通に暮らしていたはずなのに、子連れで出戻ってきた妹と暮らすようになり少しずつ歯車が狂っていく
    甥っ子の存在は癒しかと思いきや、あらたな生贄
    同僚やスナックママの気遣いがリアルな距離感でいい

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    2025年09月21日
  • 橘の家

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    不思議な力が宿るとされる橘の木と、その木に飜弄される家族の話。終始不穏な空気感が漂う。
    どうしても子供が欲しい。
    女性達の切実な願いと、その熱量の全てを引き受けさせられた主人公の恵美が不憫でならなかった。

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    2025年09月05日
  • 長くなった夜を、

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    ネタバレ

    本当になんとなく見つけて手にとって、帯を見て、読んだら苦しい気持ちになるだろうなあと思って、それでも読んで、案の定そうなった。
    38歳実家暮らし・非正規雇用の環が、ネグレクト気味のシングルマザーの妹・由梨の息子・公彦の保育園の送り迎えをしたり面倒を見たりしているという話。38歳の娘に門限を強いる両親も頭がおかしいのだが、それから抜け出せない環もどうかしてしまっている。幼い子供を一人家に置いて男に会いに行く由梨もいかれている。個人的には環の父親の一人称が「僕」なのも無性に嫌だった。外面だけは取り繕っている感じが一人称と口調から滲み出ている。ろくでもない登場人物たちを脳内で並べて、つい「だれが一番

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    2025年09月02日