秋吉理香子のレビュー一覧

  • 雪の花(小学館文庫)

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    4編からなる短編集。
    「女神の微笑」 離婚した娘が父に会いに来た話。情けない父親と思ってたが、バンドをやってて娘にギターを教えて意外とかっこよかった。

    「たねあかし」 女性が年上の歳の差カップル。地味な人ほど前略が凄く恐ろしい。湊かなえ風の書き方であった。

    「雪の花」 何もかも上手くいっていたが、バブル崩壊と共に会社も倒産、行く果ては夫婦で自殺を考えていた。母校に行き雪の下から水仙を見つけ、校長先生が植えたものと思い出して人生をやり直そうと考える話。

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    2021年04月26日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    咲良が恵美の家に行き、赤ちゃんの誕生祝いにスタイをプレゼントした、最初のシーンから既に不穏な雰囲気が漂う。
    その後、ずっと不穏な気持ちの悪い雰囲気が続くという、最初から最後まで不穏な雰囲気の物語でした。最後は「何故、咲良がここまで壊れたのだろう?」と不思議でした。

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    2021年04月15日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    読み終わった感想。
    映画になるくらいなので、もっとゾクゾクするかと思った。。。
    始めから、ふむふむ。ふむふむ。ふむふむ。
    と進んで、最後のどんでん。
    うーん。こっちかぁー!
    期待し過ぎて60%。
    よくある。
    かと言って、こーなって欲しかった!というのもないけれど。
    恐らく、ここに出てくる人たちに共感出来なかったところが残念ポイントになってしまったのかな。

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    2021年03月30日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    初めは理性的な咲良が、あるタイミングから幸せに絡みとられて、どんどんズレていくところが恐ろしい。全体的にリアリティよりもエンタメ的な後味の悪さ。サクサク読めた。

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    2021年03月27日
  • サイレンス

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    決して幸せとは言えない状況と胡散臭い婚約者に読んでるこちらも「目を覚ませ!島一番のべっぴんさん」と思いつつ、後半へ。 平穏ではあるが幸せな生活を手に入れた女たちは事の真相にたどり着くも今を選んだ。 島が舞台になると閉鎖的、団結と隠れた習慣なんかを期待して祟りかなにかと思えど実はしまたまさん、みんなの意思だった。 彼氏は冬に「品定め」。

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    2021年03月21日
  • 機長、事件です!

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    アイスクイーンの異名を持つ冷静沈着クールビューティ+超絶優秀機長の氷室女帝と、腐女子受け100%のイケメン×パイロット×チャラ×真面目が融合し、更に名前もイケメンな幸村キャプテン。
    童顔新米パイロット治郎ちゃんの国際線デビューにてこのキャラ密な方々と共に様々な事件に巻き込まれるポップでスリリングなエンタメミステリー。

    特に飛行機に憧れは無く、むしろ次郎ちゃんのお母様寄りで、あの鉄の塊が空を飛ぶ事が理論上理解出来ても精神的に信じられないタイプの私です。
    しかし、コクピット内でのパイロット達の安全確認の綿密さとフライトまでの動きを、専門的な堅苦しさを省きつつも臨場感のある、判りやすい説明がされたこの作品のおかげで、不安も幾分か払拭され.............る事は無い!!!何であんなでかいもんがお空を飛ぶんだ!!!

    行きのフライト、滞在先のパリでの二日間、そして帰りのフライト。この次郎ちゃんのデビュー戦の4日間は濃密だ。お化け事件 殺人事件 麻薬密売 謎の病気 とまぁ何ともてんこ盛りなトラブルに次々と見舞われ、それを華麗な推理でザクザク捌いていくアイスクイーン女帝と愉快な仲間達。
    次郎ちゃんだってただ親指咥えてばぶばぶしているだけではない。彼の純粋おバカな言動はトラブルを持ち込むと共に女帝の閃きのきっかけを作るという大事な役割があるののだ。つまりプラマイゼロ。

    ーーーーーーー
    アイスクイーン イケメンチャラパイロット ハリーポッター(幼少期) 、カトリーヌ麗子ばりのお嬢様CA
    そしてモブ達ですら何やら癖のある皆々様。
    ...完全にお仕事エンターテインメントとして映像化を見込んだ作品に感じるが、残念ながらそんなお話はない模様。ぐぬぬ...すんごく見たい。

    何とも憎めないキャラクター達のお陰で久々にダメージゼロの平和な読書を楽しんだ。人は亡くなってるんだけどね...(小声)

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    2021年03月18日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    ネタバレ

    本が薄いなと思ったけど、スピード展開の連続。
    咲良出ていって、カオリすぐ反省していい子になるとか。。
    最後はなんか急にサイコパスファミリー(笑)

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    2021年02月09日
  • サイレンス

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    婚約者の行方の最終的な匂わせが薄い感じがした。結局、最後の方の主人公の義妹の周辺の情報なんかも必要か?!みたいな感じで、モヤッとしたまま終わった。
    もうちょっと期待したなぁーーー!
    聖母も同時に買ったので、そっちに期待です( `・ㅂ・)و

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    2021年01月31日
  • 灼熱

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    ネタバレ

    復讐のために、整形をして恨みを持つ男性と結婚をする…
    本当の自分に嘘をついて生きる程、悲しく辛いことはないと思いました。
    真実を隠して生きる孤独な人。
    そんな人の中にも本当は愛があって、心から人を愛するからこそ嘘をつくのかなと。
    切ない物語です。

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    2020年12月20日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    ネタバレ

    冒頭で結末を予感させる出来事に触れていて、心の準備はできていた筈なのにこの衝撃のショック覚めやらず。
    子どものわがままを超えたサイコ気質のカオリの言動にはドン引きだったけれど、娘溺愛のモンペ気味な孝太もシンデレラ・ストーリーを夢見て浮かれる咲良も現実こんな人いそうだなの範囲だったので、この展開もそこに至る心境もあまりに唐突で目が白黒。ん?いきなりそうなる?どこでそうなった?
    雨降って固まった家族の絆は何よりどす黒く狂気の闇に染まる。盲目の愛という名の毒気に当てられて、読後はしばし呆然。

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    2020年12月19日
  • 放課後に死者は戻る

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    ネタバレ

    物語としては面白いけども、ミステリとしては粗が目立つ気がする。凝ったプロットをムリクリ物語に落とし込もうとして、謎の解明部分に不明瞭なところがいくつかでている。

    0
    2020年12月05日
  • サイレンス

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    彼を連れて島へ帰った女に起こる出来事
    彼視点もあり
    序盤からちょっとこの二人はどうなのって感じでしたが
    それ以上に島の閉鎖性な感じがちょっと
    それがストーリーにもかかわりつつ展開され
    直接は書かれないがそういうことかと思わせる
    って感じでした

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    2020年10月28日
  • サイレンス

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    こちらもあっという間に読めた。
    はっきり言って、因果応報なのかと。
    田舎って怖い。けどこういうのは今でも良くあること。
    深雪は結果的には幸せになったのだから良いのではと思う。あと、弥生には幸せになってほしいと思ったけれど、きっと同じ結果になりそうな雰囲気が漂ってると思いました。

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    2020年10月25日
  • 灼熱

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    すごく読みやすかった。バッドエンド。
    うーん、苦しいね。英雄を本当に好きになってからそのまま幸せな生活を続ければ良かったのにと思ってしまった。

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    2020年10月23日
  • 灼熱

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    初読みの作家さん。

    夫が知らないマンションから転落死し、製薬会社に勤めているはずがリストラされて、そのマンションで投資詐欺を行っていたと妻咲花子は知らされ、さらに容疑者の医者久保河内英雄が逮捕されたが嫌疑不十分で釈放されたことを知る。
    残された咲花子は、ネットで知り合った女性と一緒に自殺しようようとして自分だけが生き残り、相手の女性絵里の戸籍と顔をもらって、英雄に近づき、夫を殺した証拠を見つけるために結婚する。という設定は鬼気迫る感じはするが、憎い相手をセックスしてまで証拠を探す?もっとましなやり方があるでしょ。3000万円もあるんだし。
    と、身も蓋もないことを思っていたら、やはり、絵里はしだいに誠実な英雄のことを好きになるが、英雄に別の秘密がある事が分かり、英雄の妹までからむミステリーになってゆく。
    誰も何も救われない結末はどうにかならなかったのかな。

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    2020年09月30日
  • 灼熱

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    愛する夫を殺した疑いのある医者の英雄に復讐するため、整形して過去を捨て英雄の妻になった絵里(咲花子)。警察も突き止められなかった殺害の証拠を探すか見つからず、やがて夫としても医者としても完璧な英雄に惹かれる自分に戸惑う。復讐心一筋だったのにぐらついてしまう展開はリアル。幸せな環境の中黒い炎を燃やすのは難しいよね。後半証拠が見つかったか?からの真相に向かって畳み掛けていくスピード感は気持ちいいけど肝心の意外な真相は気持ち良くない。というか救いがない。でも綺麗に纏まっているからこれでしょうがないのかな。

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    2020年09月13日
  • 放課後に死者は戻る

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    ネタバレ

    自分が死んで、美少年に生まれ変わってクラスで誰が自分を殺したのかを突き止めるためになりすましていくっていう話。気になる女の子ができて、実はそれが幽霊で、その子が美少年のストーカーをしてて殺そうとする過程でこの人は巻き込まれて死んじゃったって話。秋吉さん独特のどんでん返し感はなかったな。

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    2020年09月06日
  • 自殺予定日

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    目を引くタイトルに釣られて読んでみました。
    物々しいタイトルとは対照的に読んだ後は爽快感が味わえる良い本だと思います。

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    2020年09月05日
  • 灼熱

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    復讐の為に整形し、身分を変え、元夫殺しの容疑者だった男の妻となる。物語の着地点が気になり、終盤から読む手が止まらない。ボタンの掛け違いが生み出した悲しい物語。

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    2020年08月17日
  • 雪の花(小学館文庫)

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    『たねあかし』が手紙体で明かされる黒い真実が好き。
    『雪の花』で最後に心が暖かくなるのが一冊の本として綺麗にまとまっている印象。

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    2020年08月16日