田中達也のレビュー一覧
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山中青田遊園地。この町に昔からあるアミューズメントパークだ。
全国的に知られた大きな遊園地のような最新の乗り物があるわけではないけれど、町の人たちには心和む憩いの施設になっている。
人々は親しみをこめ、この施設を「遊園地ぐるぐるめ」と呼ぶ。
青山美智子さんと田中達也さんが贈るアートファンタジー。
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開園前の遊園地がキラキラして見える。今日は僕の隣に結乃ちゃんがいるからだ。
他愛ない会話に柔らかく微笑んでくれる結乃ちゃんを見て、僕の心臓がドクンと鳴る。
勇気を出して誘った初めてのデート。快くOKしてくれたけれど、彼女は本当のところ僕のことをどう思ってい -
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新年から、とてもいい本を読ませてもらった。今朝コメダで読んでたんだけど、途中から泣けてきてヤバかった…
小学校のいじめ問題。先生、親、子どもそれぞれの立場の真摯な意見を読めてよかった。特に有希子先生の、「(先生と親は)文句を言う側と文句を言われる側ではなく、協力して子どもを守らなくちゃ」という意見にはとても同意。私は子どももいないし、先生でもないけど、小学校で働いて見ていて思うのは、子どもたちの関係に正解はないから、周りの大人たち全員でその子たちに一番いいと思える正解を作っていけたら、ということ。理想かもしれないけど、児童書は理想を書いていてほしいとも思った。 -
ネタバレ 購入済み
大人こそ読むべき一冊
テーマはいじめ。小6の仲良し男子5人組の間に突如亀裂が入る。リーダー格の男の子が一人の子をターゲットにいじめを始める。周りの子は戸惑うばかりで傍観者となる。危機意識がまるでない担任の先生。とまあよくある話なのだが、それぞれの立場の視点から語られる心情吐露によって、各々の気持ちの変化や葛藤が浮き彫りになってくる。成長するのは子どもだけではない。先生もまた成長する。担任の先生やいじめっ子の劇的な変化には思わず拍手。最後がハッピーエンドでホッとした。
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小学6年男子の5人の仲間が、ちょっとしたきっかけで、1人が仲間外れにされ教科書を隠されたり、ノートに落書きされたり…。
それがランドセルに金魚のエサを入れられているのを母親が見つけたことから次第に事が大きくなる。
あやまって、反省文を書かせて、握手させて、はいそれで仲直り…なんて簡単なものでもない。
未だにそれが通用すると思っている大人がいれば、おかしいだろうと思う。
子どもたちもいじめを知っていて誰も声をかけたりしないことが問題で…。
確かに勇気もいることだし、逆に自分がいじめを受けてしまう、といったことも考えてみて見ぬふりをしているのがほとんど。
担任の先生も過去の自分の過ちを告白し -
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この本のキャッチコピーをつけるとすると‥
心が透明になる、大人の絵本かな?
児童文学や絵本のような可愛らしい、優しい言葉で綴られています。
だからなのか、友情や仕事など個人的な話だと、すんなり読めるのですが、男女の話になると、それが初デートでも夫婦間の話でも、ストレートで可愛すぎて、やめてー、恥ずかしいー、と照れてしまうような気持ちになってしまい、逆に、ちょっと引いてしまいました。
だけど、最後まで読むと、そういう思いもどこへらやら、全てが、サイダーを飲んだ後のような爽快感、スッキリした気持ちです。
こういうのを、デトックスというのでしょうね。
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Posted by ブクログ
ネタバレ『遊園地ぐるぐるめ』は、アートと物語が互いに刺激し合いながら生まれた、まさに“二人の合作”ならではの魅力に満ちた作品だった。
田中さんのアート作品を見て青山さんが物語を書き、その物語を読んで田中さんがさらにアートを作る――この創作の往復運動を知ったうえで作品を眺めると、視覚的な楽しさに加えて「この作品からどんな物語が広がるのだろう」という想像が自然と膨らんでいく。
最初に登場する、ハンバーガーをメリーゴーランドに見立てたアート作品は、その発想の可愛らしさと柔らかい色合いに心がほぐれた。
食べ物が遊園地の乗り物へと変身する世界観は、見ているだけで癒される。
そこから物語が始まるという構成も、ま