田中達也のレビュー一覧

  • いつもの木曜日

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    『木曜日にはココアを』スピンオフ12編&マスターのひとりごと。
    帯には“マーブル・カフェの一杯のココアに繋がる、彼と彼女たちが「あの日」に出会う前の物語”とあります。
    内容もさることながら、中を開くと色鮮やかな水彩タッチで描かれた挿絵がとても綺麗です。
    まるで絵本のよう。

    青山さんは私の中では完全に癒し枠。
    今回も何度もぐっときて、鼻の奥がツンとして、胸がぎゅっとなりました(すみません、私の語彙ではこれが精一杯です^^;)

    なんというか、うまく表現できない心の内を言葉にされていて、とても感情を揺り動かされました。

    そして、なんと猫のミクジまで!
    シドニーに出張?していました。

    読み終わったら、また『木曜日にはココアを』を読み返したくなりました。
    大切なものは何か、自分の芯になる部分を思い出させてくれる作品でした。

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    2026年03月23日
  • だれもみえない教室で

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    小学校の放課後、歩と孝太郎と連と颯斗の四人は教室でこのあと遊びを探していた。
    その時、颯斗が清也のランドセルにクラスで飼育している金魚のエサを入れる。
    歩と孝太郎と連は何が起きたかわからなかった。
    颯斗のそれは仲直りのいたずらだった。
    一週間前、颯斗と清也は小競り合いをしていた。
    初めは軽い気持ちのいたずらが、いじめへと変化していく。

    章ごとに久保塚連、三橋清也、関颯斗、担任の原島夏帆の視点で書かれています。

    大人たちは、軽い気持ちのいたずらだから、『握手しておしまい』でかたずけようとする。
    しかし、いたずらをされた方は納得がいかない。なぜ俺なのかと疑問が残る。
    小学生のなかなか自分の気持ちが言葉にできないもどかしさが読んでいて伝わってくる。

    いじめを注意すれば今度は自分がいじめの対象になるから見て見ぬふりをしてしまう。
    大人でも保身を考えて行動できないことは沢山ある。

    型通りの解決策では解決しない。
    お互いの話を聞くことが必要だ。
    それと聞く側との信頼関係も必要だ。
    先生だからと言って生徒はなんでも話すわけではない。

    ラストはそれぞれが変わる為に一歩を踏み出してゆく。

    0
    2026年03月22日
  • 【合本】イラストでよくわかる 写真家65人のレンズテクニック+イラストでよくわかる カメラとレンズの疑問108

    【合本】イラストでよくわかる 写真家65人のレンズテクニック+イラストでよくわかる カメラとレンズの疑問108

    OT

    購入済み

    初心者にはとても役に立ちます

    これからマニュアルでカメラを学びたい方、ビデオカメラとして使用する方には役に立ちます。

    #タメになる

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    2026年03月04日
  • いつもの木曜日

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    まず本のカバーのミニチュアが素敵で本のイメージぴったり。作品は短い文章に沢山のことが込められていて優しく背中を押して前向きにしてくれました。

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    2026年02月08日
  • いつもの木曜日

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    絵本みたいな大きさ、厚さですごく読みやすいのに内容が刺さる!ミニチュアとカラフルなページがワクワクさせてくれる〜( ¨̮ )
    「あ!この登場人物!みたことある!」って思えるのも嬉しい〜!

    『「楽しいこと」より「楽しみなこと」がたくさんあるほうが、人生は幸せなんじゃないかと思う。』
    『実際に嫌なことが起きているよりも、「嫌なことが起きたら嫌だなあ」って思う時間が本当につらいものよ。』
    このふたつの台詞が特に印象に残りました。
    前向きに生きていける気がする…!!笑

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    2026年01月05日
  • だれもみえない教室で

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    新年から、とてもいい本を読ませてもらった。今朝コメダで読んでたんだけど、途中から泣けてきてヤバかった…
    小学校のいじめ問題。先生、親、子どもそれぞれの立場の真摯な意見を読めてよかった。特に有希子先生の、「(先生と親は)文句を言う側と文句を言われる側ではなく、協力して子どもを守らなくちゃ」という意見にはとても同意。私は子どももいないし、先生でもないけど、小学校で働いて見ていて思うのは、子どもたちの関係に正解はないから、周りの大人たち全員でその子たちに一番いいと思える正解を作っていけたら、ということ。理想かもしれないけど、児童書は理想を書いていてほしいとも思った。

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    2026年01月02日
  • だれもみえない教室で

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    ネタバレ

    ランドセルに金魚のエサが入れられた事件。やった颯斗、やられた清也、とめなかった連、担任の先生。それぞれの視点から事件を見つめます。
    いじめた人も、いじめられた人も、その事実から一生逃れられない。見てみぬふりをしていたら、本当に何も見えなくなってしまう。大切なメッセージが込められた一冊です。

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    2025年08月03日
  • だれもみえない教室で

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    一瞬で読み終わった!
    いじめをテーマにした児童書。

    学生時代の経験に答えが欲しくて
    いじめ系は無意識に手に取ることが多い。

    この本は分かりやすく、的確にいじめに向き合っていて、
    ついぽろぽろ泣いてしまった、、、

    いじめは無くならないけれど、
    どうすればいいか、皆で考えるきっかけになればいいなと思う本。

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    2025年05月11日
  • だれもみえない教室で

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    “いじめ”がテーマの良書。
    分かりやすく読みやすいのに、考えさせられるし心に響いた。
    教室内で起こったいじめの過程を、それぞれの立場の心情でリアルに描かれている。
    児童書だけど大人にも手に取って欲しい。

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    2024年05月30日
  • だれもみえない教室で

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    いじめは単純な正義と悪ではない。
    自分の劣等感や自信のなさ、不安が、いじめを許してしまう。犯罪者といじめる子を似たものと考えてみると、犯罪者はそうなるまで被害者だったって言われる。この話でいじめをした少年も親から厳しい受験勉強を強いられ、本人の訴えや本人らしさを認めてもらえなかった。たまったストレスが、自分の友人に向かう。

    考えさせられた。

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    2024年03月11日
  • だれもみえない教室で

    ネタバレ 購入済み

    大人こそ読むべき一冊

    テーマはいじめ。小6の仲良し男子5人組の間に突如亀裂が入る。リーダー格の男の子が一人の子をターゲットにいじめを始める。周りの子は戸惑うばかりで傍観者となる。危機意識がまるでない担任の先生。とまあよくある話なのだが、それぞれの立場の視点から語られる心情吐露によって、各々の気持ちの変化や葛藤が浮き彫りになってくる。成長するのは子どもだけではない。先生もまた成長する。担任の先生やいじめっ子の劇的な変化には思わず拍手。最後がハッピーエンドでホッとした。

    #ダーク #共感する #切ない

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    2023年11月11日
  • だれもみえない教室で

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    小学6年男子の5人の仲間が、ちょっとしたきっかけで、1人が仲間外れにされ教科書を隠されたり、ノートに落書きされたり…。
    それがランドセルに金魚のエサを入れられているのを母親が見つけたことから次第に事が大きくなる。

    あやまって、反省文を書かせて、握手させて、はいそれで仲直り…なんて簡単なものでもない。
    未だにそれが通用すると思っている大人がいれば、おかしいだろうと思う。

    子どもたちもいじめを知っていて誰も声をかけたりしないことが問題で…。
    確かに勇気もいることだし、逆に自分がいじめを受けてしまう、といったことも考えてみて見ぬふりをしているのがほとんど。

    担任の先生も過去の自分の過ちを告白したけれど、大人になってもずっと後悔している。

    親も初めての子育てのことを誰も教えてくれないし、間違っているなどと思わずに育てている。
    正しい子育てなんてあるのだろうか?と思ってしまう。

    誰が悪いわけでもなく、誰のせいにもできない。
    声に出して自分の気持ちを言うしかない。

    大人になる前に子どもたちに読んでもらいたいと思う一冊である。

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    2023年10月02日
  • だれもみえない教室で

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    いじめた児童、いじめられた児童、見て見ぬふりをした児童、そして先生の立場から語られ物語。それぞれの想いが伝わってくる。小学生向けなのでシビアになり過ぎない程度に抑えているが、よく現状をとらえていると思う。高学年以上だが、上手に手渡したい。

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    2023年03月17日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    通称「ぐるぐるめ」と呼ばれる遊園地。そこを訪れた理由、背景。
    いろいろな立場の人が「ぐるぐるめ」において自分を、相手を想う。
    各章ごとに訪れた人々の想いが綴られる。
    内容自体は、なんてことないのだが、
    今、この瞬間にぐるぐるめに身をおいたことによって感じた
    その人たちの深い深い気持ちが文章として綴られる。
    そういえば、私も、常日頃の何気ないコトに、心の琴線が動き、
    いつまでも考え続ける経験が少なからずある。

    ↓以下ネタバレです






    その章を読み終えた次のページにその主人公、そして今まで登場した主人公が、田中さんのミニチュア作品に登場していて
    ある意味、「ウォーリーを探せ」みたいな感覚で
    探すのが楽しかった。

    そして、最後はミニチュアで全員登場しているので、
    読まれる方はお楽しみください!

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    2026年10月05日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    面白かったし、読んでいて心がほっこり温かい気持ちになれました(*´꒳`*)登場人物が最後の観覧車の章で再登場したり、トマトを抜きにしてほしいお客さんがこの人だったのか!ってなったり、青山さんの小説はいつもどこかで登場人物に繋がりがあるのが面白い!!ぐるぐるめ、私も行きたいな、と思わされました!ミニチュアのアートもすごく可愛くて、また再読したいです!

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    2026年09月30日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ピエロの言葉がきちんと繋がる、伝わる。日常の中のほんのわずかな非日常にわくわく。
    女性の心理描写や想いは共感。男性は優しくできすぎていて、女性のの望むファンタジーに見えてしまう。
    田中達也さんのミニチュアが最高にいい。見ているだけで物語への没入感増し増し。

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    2026年09月28日
  • いつもの木曜日

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    東京とシドニーの人々目線で綴られる12話の短編集。
    小さな幸せや喜びが詰まっていて、心がほっこりした。

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    2026年09月22日
  • いつもの木曜日

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    ネタバレ

    青山先生のデビュー作「木曜日にはココアを」の舞台、マーブルカフェ(&シドニー)のスピンオフみたいなお話。12個の短編集。マーブルカフェもシドニーも関係ないお話もあるけど、相変わらずどの話も優しくてあったかくて素敵。青山先生の作風が本当好みなんだよなあ。まだ読んでない作品も全部読んでみよう。
    6章の美佐子のお話にある「「きっと大丈夫」を手に入れたから大丈夫」が好き。
    それにしてもこちらの作品は、本の形もサイズ感も中身の挿絵も、「絵本感」たっぷりで、持ってるだけで愛しい気持ちになります。可愛い!

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    2026年09月02日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    「ぐるぐるめ」この言葉の意味をあらゆる場面で考えさせられたことか。
    遊園地の別名、アトラクションからの由来、人生での悩みの歯車、ピエロの生き方、恋愛・仕事の空回り…「ぐるぐるめ」の意味をそれぞれの主人公から考えさせられた。

    世の中には「ぐるぐるめ」というほんのわずかな時間があり、イメージの世界とリアルの世界の狭間にあって、どちらにも自由に行き来できる素敵なスポットーという一文に触れた時、私にとっての「ぐるぐるめ」は「本の世界」だ!と思った。イメージの世界とリアルの世界の狭間にあるスポットーその「ぐるぐるめ」を行ったり来たりする中で高揚や興奮を覚えるのが本の世界、私の大好きな空間だ。

    最後の観覧車の章、あれれ?今までの話が「ぐるぐるめ」で戻ってきた?

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    2026年08月22日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    遊園地の中での心温まるストーリーがたくさん。それがいつも繋がってるのが青山さんの素晴らしさ。
    ちょっと笑顔とちょっと涙が出る話。

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    2026年08月21日