田中達也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いじめられる子、いじめる子、そばで見ている子、担任の先生…色んな人の視点でいじめが描かれている。いじめを止めなかっただけでも、いじめに加担している。いじめられた側は、大人になっても忘れない。いじめた側には一生の傷が残る。よく言われることだけれど、それぞれの立場のリアルな気持ちがこの本に込められていて、改めて身につまされる。
子どもたちが大人に意見することはとても勇気がいるし、怖いこと。そのことを、私たち大人は忘れてはならないし、教師も保護者も大人として、子どもたちを守る責任がある。そして、子どもの話をちゃんと聞いてくれる大人は必ずいるから、子どもたちは、大人に自分の気持ちを話すことを諦めないで -
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Posted by ブクログ
青山さんと、ミニチュアアート写真家の田中達也さんによるコラボ連載短編集♪
通称ぐるぐるめと呼ばれる遊園地を舞台にした8つのストーリー。
安定の青山さんの連作短編に、各章ごとに そのお話にそった田中さんのミニチュアアート写真が添えられてる♡
これがほんと可愛くて〜!
1粒で2度美味しい〜(*´~`*)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
遊園地って非日常感あって なんかきらきら、ワクワクするんだなぁ♪
そんな気持ちを思い起こせてくれる1冊だった。
今回いつもの短編より短くて 個人的には少し物足りなさもあった。
その分、田中さんのミニチュアアートがいい感じでイメージを膨らま -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽しいことより楽しみなことがたくさんある方が人生幸せなんじゃないか。楽しみには楽しいが含まれていてお得だし、自分で用意することもできる。楽しみだなあって思える想像力が、未来を創る。
最近、自分は現実逃避でわくわくする未来のことを考えていて、現実を楽しくさせないとと自分を戒めていた。でも、今無理やり楽しくしなくても、未来の楽しみがある、それだけでいいのかもと、少し気楽に思えた。
私の意思とは別のところで体は好きなように生きてる。わたしと体の喜びが一致しているのなら、それが1番ピースフルで生産的だ。
自分の体は思うようににならないのは私と体は別だからという考え方はとても新しかった。だからこそ