谷原誠のレビュー一覧
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心の扉を開く問いかけ
コミュニケーションは一方通行ではなく双方向でなくては長続きしない。相手が心を開かなければ、適切なキャッチボールと心地よい会話には的確な質問が必要になってくる。
知的でやや難しい部分もあるが、示唆にとんだ文章と内容は大変勉強になり、応用していきたい。 -
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質問力を身につけること、具体的に言うと、的確なタイミングで的確な質問をできる能力を身につけることの重要性を説いている。この質問力は、ビジネスにおいても人生においても非常に重要なものである。内容にはとても共感できた。ポイントは以下の通り。
【質問の型】
①相手の「本音」を聞きだすために、まず「自分のこと」を話してから質問すること(自己開示して相手に安心感を与える)。
②「聞きにくいこと」を聞くなら、「こんな話しを耳にしたのですが・・・」(第三者の話として聞いてみる)。
③「相手に決断を迫る」なら、「AとBどちらがいいですか?」(選択肢を少なくする)
④論理的に攻める必要があるとき、「なぜ、○○ -
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親子の会話でも生かせる内容だった。
子どもが小学生と中学生なので、家庭内で気軽に世の中のことを話したり意見交換をしたいと思うのだけど、質問の仕方をうまくしないと子どもの負担になって子どもが嫌がってしまう。
この本にも、「相手への礼儀として、相手になるべく負担をかけないように質問する」とあった。
5W1Hを考えて質問するのはいいのだけど、注意すべきはWhy。
Whyを多用されると相手は負担になり答えたがらなくなる。
Whyを使わずに質問する技を磨くのは親にとってもいい親子関係を築くのに有効だと感じた。
なぜそうなりたいの?
↓
もしそれが叶ったらどんなことができるの? -
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・質問の4つの力
①思考を発生させる
②思考の方向を限定する
③答えを強制する
④答えは相手を縛る
・嫌いな相手との関わり方
→自分をコントロールする為、まず自分に質問する
→相手を好きになるには?
→優れている所は?
→リスペクトできる所は?
・ポジティブクエスチョン
→最近上手く行ってること楽しいことは?
→苦ではなかったことは?
・人から好かれる
→自尊心を満たす、自尊心を傷つけない
→質問して共通点を見出す(類似性の法則)
→まずは相手に興味を持つ、相手に関する質問をする
→謙虚で素直な質問をする(好意の返報性)
→褒める時は直接的でなく、質問形式で
・相手を知ること -
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・質問するときは、まず聞きたいことをはっきりさせる(5W1H)
・はっきりとした答えを引き出すときはクローズドクエスチョンを使う
・まず相手を知る。話をしっかり聞く(質問+関心、好意)
・好意を獲得すると話しやすい(好意の返報姓)
そのために
①外見の魅力:身だしなみ、表情、笑顔
②類似性:共通点をみつける
③称賛
④単純接触効果
⑤連合:好きなものと結びつける
・核心をつく質問をするときは質問前にワンクッション入れる。または先に自分開示を行う。
・WHYは相手に考えさせたい時に使う。
・論理的に突き詰めていくために具体的な質問をする。
・聞く耳をもち、強引な指示はしない、決めつけた命令もしな -
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著者は弁護士事務所の代表パートナーとして活躍する傍ら、書籍の執筆やセミナーなどのため1年に1400時間以上の自由な時間(約2か月分)を生み出しているという。
そんな著者も、昔は仕事漬けの日々で睡眠時間も十分に取れていなかったというが、そんな環境から脱し、現在のような生活に変わるための重要なポイントを説いている。時間がないと嘆いている方必見。
特に印象的だった内容
・自分の時間を何かに投下するということは、他の分野を捨てることを意味する
→やりたいことを諦めて、捨てる覚悟を持つ
→何に重きを置き、その他を諦めていくのかという生き方の問題
・本多静六氏の天引き貯金法(強制貯蓄法)
→定期収 -
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非常に参考になる内容が多かった。
以下参考になった内容を抜粋する。
・計画錯誤
└未来の計画を楽観的に見積もってしまう
└詳細を知らないため漏れが多いため
→期限に余裕を持たせる
優先順位を設定し、できなかったものは諦める
空白の時間を設定する
・willパワー
ある欲求を我慢するとウィルパワーは減っていく
その他も決断をするたびにウィルパワーが減っていく
・現状肯定思考
上昇思考(ポジティブシンキング)
世の中は幸も不幸もないあるのは考え方だけだ
・時間は椅子取りゲームのようなモノ
└椅子の数とやりたいことを合わせなければやりたい事はできない。
・幸福とは?
ポジティブ心理学的
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Posted by ブクログ
本書は巷に溢れているテクニック本ではなく、足りない時間にどう向き合っていくかという考え方をまとめた本となっている。
1 自分の価値観を明確にし、
2価値観に沿った優先順位の行動をし、
3 それ以外の価値観に沿わない行動は諦める。
といった主張が読み取れた。
当たり前であるが、1日は24時間であり、何人にも共通な資産である。その資産の活かし方、減らし方は個人の自由なのだが、自分の価値観に沿わない行動をしても幸せにはなれない。
ならば、自分の価値観に合う行動(=幸せになれる行動)以外の行動は諦め、全力で集中すべきなのである。
それ以外にも睡眠時間の重要性など、その手の本を読んでいる人には