あらすじ
目の前の「問題」を一瞬で解決! 思考をより「論理的」に! 必要な「情報」を確実に聞き出す!――『報道ステーション』(テレビ朝日系)でも活躍中、敏腕弁護士の「問題の本質」をズバリ突く、33のすごい法!
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Posted by ブクログ
齋藤孝著の「質問力」を読んでいたときは、いい質問ができるようになること、が目的になっていたけれど、質問にはその先の目的があることを思い出させてくれた。情報を得ること、相手に促すことなど。だから、相手がどう感じるかを常に考えて、相手が答えやすいように質問する必要がある。そのためのテクニックと心構えが学べた。
まずテクニックとしては、5W1Hに沿って考えることで質問を明確にしておくこと、自分に対してはWhyと問いかけていくことを習慣づけたいと思う。相手の話を聞きながら同時にそれを論理的に突き詰めていくことが必要とあったが、それは一朝一夕にはいかないともあって安心した。地道に習慣づけて課題解決力を養っていきたい。
次に心構えとしては、人は自分の話を聞いてほしい生き物であり、話すときは相手に受け入れられているか不安で身構えているものであり、他人から押し付けられるのを嫌う生き物であるということ。これを意識して相手を安心させ、自然に、自発的に言動を引き出すことを心がけたい。そして相手の話を鵜呑みにせず、真のニーズを引き出せるようになりたいと思う。
Posted by ブクログ
質問力を身につけること、具体的に言うと、的確なタイミングで的確な質問をできる能力を身につけることの重要性を説いている。この質問力は、ビジネスにおいても人生においても非常に重要なものである。内容にはとても共感できた。ポイントは以下の通り。
【質問の型】
①相手の「本音」を聞きだすために、まず「自分のこと」を話してから質問すること(自己開示して相手に安心感を与える)。
②「聞きにくいこと」を聞くなら、「こんな話しを耳にしたのですが・・・」(第三者の話として聞いてみる)。
③「相手に決断を迫る」なら、「AとBどちらがいいですか?」(選択肢を少なくする)
④論理的に攻める必要があるとき、「なぜ、○○なのか?」(Why?を繰り返す質問を)
⑤人をうまく「動かす」には、「君はこの件をどうすればいいと思う?」(相手に考えさせる問いかけを)
⑥相手と早く打ち解けるために、「その人自身のこと」を話題に(「聞く姿勢」に徹する)
⑦話しをうまく切り出したいとき、「なるほど、○○ということですね?」(「相手の話」をまず投げ返す)
⑧相手を思い通りに誘導するには、「(この商品を買うなら)現金とカード、お支払いはどちらに?」(前置きを省略して直接、結論を迫る)
【質問術】
①話しの主導権を取りたいとき、「仮に○○だとしたら、○○?」と、「仮の話」を進めて言質を取る。
②議論を深めたいとき、「そもそも○○とは何でしょうか?」と、「「そもそも質問法」で本質に踏み込む。
③本題を切り出すタイミングをつかめないとき、「○○についてお聞きしてもよろしいでしょうか?」と、「質問をしていいか」どうかを質問する。
④答えに窮したとき、「・・・あなたはどうお考えですか?」と、意見を言うより相手に話しさせるという手もある。
⑤大勢を代表して質問に立つとき、「○○の点は○○と考えてよろしいでしょうか?」と、「確認型」の質問なら自然にできる。
⑥問題の解決法が見つからないとき、「・・・もし松下幸之助ならどう考えるか?」と、たとえば「成功者」や「消費者」など、立場を替えて問いを発する。
Posted by ブクログ
すっごくためになる本だった。
質問力のある人間になりたいと思う人はぜひこの本を読んで意識して生活に活かして欲しい!
中にはとても強力なものもありました笑
Posted by ブクログ
・質問するときは、まず聞きたいことをはっきりさせる(5W1H)
・はっきりとした答えを引き出すときはクローズドクエスチョンを使う
・まず相手を知る。話をしっかり聞く(質問+関心、好意)
・好意を獲得すると話しやすい(好意の返報姓)
そのために
①外見の魅力:身だしなみ、表情、笑顔
②類似性:共通点をみつける
③称賛
④単純接触効果
⑤連合:好きなものと結びつける
・核心をつく質問をするときは質問前にワンクッション入れる。または先に自分開示を行う。
・WHYは相手に考えさせたい時に使う。
・論理的に突き詰めていくために具体的な質問をする。
・聞く耳をもち、強引な指示はしない、決めつけた命令もしない
・質問攻めにされた部下は育つ
・回答者の感情に気を配る
・立場の転換法(もし○○なら?)、客観性
Posted by ブクログ
図解でわかりやすく身になる内容でした。
よく最後に質問はありますか
という場面がありますが
聞きたいことはあるけど、的外れだったらと心配になり質問できなくなるのが日本人
ここでなるほど、いい質問ですねといってもらえるような質問ができたらと日々思っています。
仕事にどう結びつける?
相手に考えさせる質問
何故を繰り返す
もし松下幸之助だったら
仮に〜だとしたら
言質 誘導尋問
一番不満な点は
など色々参考になりました
Posted by ブクログ
顧客表彰の懇親会に備えて買ってみた本。偉い人と名にしゃべろうかと。普段から自分がガンガンしゃべれる場とそうでない場の差を考えていて、何かヒントが無いかというのも一つ購入の理由。
2回読んだ。
シチュエーションに応じて5W1Hをどう使うか、「横展開」、成功の足跡をたどる、などフレームワークっぽいけど自分で言語化して使いこなせていないところが参考になった。
本には書かれていないけど、「しゃべれない場」については結局対象への自分の興味が足りてないんじゃないだろうか、という自分の中での結論に達した。
Posted by ブクログ
先日の「コンサルタントの質問力」がいまいちだったので、コンサルタントのような品質に幅のありそうな職でなく、弁護士が著したのが本書であったので、購入してみた。
どこかで耳にしたことのあるような質問のテクニックがきれいにまとめてあり、参考になった。たまに読み返すといいかもしれない。
Posted by ブクログ
短い本だが、講演や発表に対する質問をその場で作る時のヒントが幾つかあったので、役立てようと思う
5W1Hを意識して、何を聞きたいのか明確にすると質問が作りやすい
具体的に質問する
目的を見定めて質問する
色んな場面に当てはめてみる(横展開)
Posted by ブクログ
項目ごとにシンプルにまとめられているので、読みやすい。
質問とは「わからないことを聞く」という目的のためだけに使うもの…ではありません。本書を読めば“質問”に対するイメージが変わるかも?
“質問力”是非とも身につけたいものです。
以下、備忘録
◆最善の解決法は質問から得られる。
◆人は自分の重要気案を満たしてくれる人に対して好意を抱く。“デール・カーネギー”
◆相手が言った事を、自分の言葉で整理して投げ返す。
◆議論に強いというと、自分の主張を押し通す力が強いという印象を受けがちですが、実は相手の主張をどれだけ理解できるかが議論に強くなる第一歩なのです。
◆相手の力を引き出すには、質問のベクトルをプラス方向にすること。(P,122)
◆言質をとる。相手は自分の発言に縛られ、その言葉と矛盾する行動が取れなくなってしまうのです。
Posted by ブクログ
”質問”について考えさせられる書籍。
描いてある事は一般的だが、重要。判りやすい。
特にカウンセリングを学ぶものとして、質問のあり方について
特に考えさせられる。
また後で読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
人を説得したいときや、人と交渉ごとがあるとき、
いろんなところで、話を優位に進める能力が求められる。
裁判や訴訟などの重大な事柄だけでなく、
ビジネスや友人同士、家庭などの場においても、
何かと交渉というものが大事である。
我々が一歩、買い物に出かけると、
店員が駆け寄ってきたり、
いろいろなセールストークというものに出会う。
これらの人たちは、たくみなテクニックで、
いとも簡単に私たちの気持ちを
わしずかみにしているようだが、
様々な「質問力」を駆使ししているのだと
いうことに気づかされる。
このような巧みな手法を使ってくる人たちの
本当の手の内を知ることで、相手を逆手にとることも可能であるし、
逆に、手の内を全く知らない人を
いとも簡単に操ることができる。
こういう世界があることを知ってしまうと、
何を信じたらいいのか、ますます分からなくなってしまう。
Posted by ブクログ
・自分の意見をいうのではなく、相手の意見を聞く。
何かアイデアはあるか?⇒ではそうしてもらえるかな?
・常日頃からなぜを5回繰り返す。
・立場を代えてみる。松下幸之助の視点、客の視点
・具体的に聞く+横展開。ex;その本で参考になったところは?
仕事に行かせられそうなところはないか?
Posted by ブクログ
コミュニケーションにおける質問や問題解決を基本的に教えてくれる本
わかりやすく説明されていて読みやすくまとめられている。ただ最後のあたり4章5章くらいがあまり入ってこない内容に残念さを感じる。
Posted by ブクログ
会話や議論、商談を思い通りに運ぶテクニックが図解つきで書かれていた。
whyをhowに変える質問で、相手を臨戦態勢にしないで会話ができる。など。
テクニック集ですね。
Posted by ブクログ
単なる質問の仕方ではなく、相手の意見を引き出す、決断を求めるときにも質問は有効。相手をうまく誘導する方法が紹介されていて、弁護士ならではと思いました。
Posted by ブクログ
「オープン・クエスチョン」「クローズド・クエスチョン」、ファシリテーションにも関係する質問の基本が記載。基本を意識した日々の応用が重要だと感じた。 インパクトのある質問事例:「我々は本当にIBMなのか?」・・・出た結論「我々はIBMではない」これは記憶に残った。
Posted by ブクログ
質問しないとわからないことすらわからない
日頃何も疑問を感じないでボーっと生きてる自分が怖くなった
話を発展させたい
→オープン・クエスチョン 答えの内容を相手に委ねる
答えを導きたい
→クローズド・クエスチョン 答えを「YES」か「NO」で限定
WHYを5回繰り返して、頭をフル回転させて論理的に考える。
他人に「なぜ?」を訪ねすぎるとストレスが溜まるので注意する
相手の力を引き出すために、質問のベクトルをプラス方向に向ける
人間は「人の考えに従って動くこと」は大嫌いだが、
「自分の考えに従って動くこと」は大好きなので、うまく誘導質問ができたら良い。
相手の気づき、確認、視点変化、ストレス負荷など多くの使い方がある
Posted by ブクログ
・5W1Hで質問するのは有効だが、whyは相手に圧迫感を与える事もあるので普段は他の疑問詞に変換して、ここぞという時に用いれば良い。56
・立場を換えてみる。例えば、松下幸之助ならどう考えるか。114
★一貫性の法則。言質を取れ!え、さっき6000円以内なら買う言うてましたよね?126
Posted by ブクログ
【質問の型】
まず自分のことを話してから質問
こんなことを耳にしたのですが
AとBどちらがいいですか
なぜ◯◯なのか
この件をどうすればいいと思う
その人自身のことを話題に
◯◯ということですね
現金とカード、お支払いはどちらに
【質問術】
仮に◯◯だとしたら
そもそも◯◯とは何でしょうか
◯◯についてお聞きしてもよろしいですか
あなたはどう考えますか
◯◯の点は◯◯と考えて良いですか
もし松下幸之助なら
Posted by ブクログ
「5W1H」での質問を心掛ける。
「オープン・クエスチョン」「クローズド・クエスチョン」を場面、火と、聞きたい内容で使い分ける。
「Why」で頭をフル回転に。
アイディアが浮かばない時は、「立場の転換法」を実践。
Posted by ブクログ
相手の気持ちを聞く・話したくなる質問は難しい。
その中で、どうすればうまい質問ができるのかということを考えてみると、5W1Hに直結するように思える。
ただやはりファーストクエスチョンは難しい。
Posted by ブクログ
昨今流行っている○○力の本の一つ。
質問力が求められる、という話を就職活動をしているとよく聞くので、それに関するロジカルシンキング本であったり、こういった質問と名のつく本を読んでみました。
非常に読みやすい本です。図が多用されており、書くトピックでのまとめをやってくれます。
自分の問題を解決する際、他人の情報を聞き出さなければならない時があります。
どうすれば話してもらえるのか? 警戒心を解いてもらえるのか、から始まり、議論をリードする考え方、そして人を思い通りに動かす方法まで書かれています。
ただし、よりエッセンスを抽出した書き方であるので、まさにフレームワークの紹介、といった感じです。だから、これ一冊で全てが分かる、といった類のものでないことはご承知ください。
Posted by ブクログ
読みやすく、図も入っており分かりやすい。まずは、相手に興味を持った上で、部下を育てるならば、How⇒What⇒What⇒Whyを使うなど実用的で◎ Open QuestionとClosed Quesrionとをうまく使い分けるようになりたいものです。
Posted by ブクログ
「思考の整理」や「発想法」について、ちょっと興味がわき、<そうか、うまい質問をする、ってのは大事だ>と思いつき、手に取る。弁護士のひとが書いたとあって、なかなか実践的で参考になる。ただ、正直、そう、うまくいくかー、という気もする。
たとえば、転勤してきたら、部下が業務日程表をちゃんとつけていない。このとき、いきなり命令口調で指示をだすと溝をつくっちゃうので、「いままではどうしていたか?」→「それのいいところは?」→「では、それの悪いところは?」→「では、それを解決するのはどうしたらいいだろう」と質問をしていくと、自然に、「業務日程表をちゃんとつけることですね」という意見をあいてが言うのだというのだが、、、うーむ。
Posted by ブクログ
「質問力」という言葉に惹かれました。
これらの技法を身につければ役にたつことはまちがいないと思いますが、読んだだけではなかなか身につかないでしょうね。実践のなかですこしずつ身につけていくか、集中的な訓練が必要なのかな。
というか、『質問してみなければわからないことがわからない』とあるんですが、わからないから質問できないのですよ。本書はどちらかというと質問の仕方な気がするので、私の場合は内容以前の問題で転んでるなぁ…。
Posted by ブクログ
オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンといった
基本的な質問方法から、
相手を誘導する、自ら行動させる、考えさせるという
ビジネスの世界でも利用できそうなノウハウまで
書かれています。
弁護士さんが書いた本だけあって、
大変役立ちそうなネタがいっぱいです。
Posted by ブクログ
一通りの質問手法が整理されているため、ビジネスで交渉する必要がある人には便利でいい本かもしれない。
書名同様に目次を見れば、読者の興味をひきつけるような見出しが躍っている。ただ中身を見るとあまりにも当然の事がかかれていて、新鮮な驚きはない。一読すればそれで十分。