近藤勝重のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
良い文章、伝わる文章が書きたい。
1 良い文章とは p53
①自分にしか書けないことを
②誰が読んでも分かるように書くこと
⭐︎良い文章が明確になった。作文を教える時の観点の一つにもなりそう。
2 自分にしか書けないこと→気づき
体験
比較
書く時の順番
体験→気づき→普遍性
現在→過去→未来
⭐︎体験していること全てがネタになるってことか。
書く時の順番も意識して文章をかいてみたい。
書くためのメモもあるといいみたい。
整理して書けば早そう。
3 細部の観察→本質、真相 p127
⭐︎物事をもっとよく見つめること。
この夏の課題にしたい。
カラオケを歌わない上司の手元を見たら、
指3本 -
Posted by ブクログ
文章の中でも作文の書き方の本でした。
就活のエントリーシートや小説まで応用が効きそうな内容です。
論文ならともかく、作文の良し悪しなど好みも大きいし、その文章が人の心を動かすかなどわからない。具体的な方法論などない、と思っていました。
けれど、本を読んでみると、なるほど、確かにこっちの方がよいな、と思う添削前後の文章がでてきたり、確かにこの文章は心を動かされる、という例がたくさんでてくるため、すんなりと心に入ってきました。
辛い、悲しい、ではなく、夫を亡くした人が、亡き夫が使っていた歯ブラシを見て思い出したこと、など、直接的な心情よりも、物や事実を具体的に書くことで共感を呼ぶ、など。
納得の書 -
Posted by ブクログ
作文や小説、エッセイはじめ幅広い文章活動の役に立つ本です。
辛いことや楽しいを書くとしても、「思う」ことではなく、記憶を手繰って「思い出す」ことを書くのだと言う点が非常に参考になりました。
本書には適宜設問が記されています。
ページを捲る手を止め、考え、実際に文章に起こしてみることで、とても良いトレーニングになりました。
一方で、描写の元となる記憶がない場合や、思ったり感じ取ったりした内容を言語に落とし込めない場合については、如何様に表現すれば良いのかわからない、すなわち「書くことが思いつかない」という表題の疑問が解消されないのではないかと疑念を抱きました。
例えば、本書の設問には「子 -
Posted by ブクログ
ネタバレ手紙や日記を書く時に、話し言葉とあまり変わらない内容を書いている自分に気づき、文章力を上げたいと思って、この本を手に取った。
文章術として、現在/過去/未来の順、体験/気づき/普遍性、五感を使って気づく、というポイントがあった。
自分の日記は、出来事と楽しかった、という単純な感情だけの内容であり、五感を働かせて物事を感じられてないものだった。その日の空気や空、自然の状態などへ五感を働かせて観察し、書き始める前に思ったことを書きなぐり、そこから整理して文章化を行い、後から読んでも自分の感情がわかるような文章を作っていきたい。
また、日々流れるように過ごしていると、自問自答することもなく、考える力 -