【感想・ネタバレ】人間通の名言 唸る、励まされる、涙するのレビュー

あらすじ

生きることの喜びと悲しみが心にしみる
人間洞察の達人が最後にどうしても伝えたかった先人たちの言葉

近藤師匠の最後の講義は、「さようなら」でした。

――桜木紫乃
人間関係に行きづまったとき、不遇のとき、生きる意味を見失ったとき、先人は何を思い、どう乗り越えてきたのか。「簡単すぎる人生に生きる価値などない」(ソクラテス)。「人間の最大の罪は不機嫌である」(ゲーテ)。「言葉は少ないほうが、自分の思いはむしろ伝わる」(高倉健)等々。鋭くも優しい人間観察と溢れるユーモアで多くの人に愛されてきた熟達のジャーナリストが、自らの人生の最後にどうしても伝えておきたかった古今東西の名言名句を厳選して解説。人生の道しるべとなる珠玉の一冊。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

生前の著者はイラチだったようなのでそばにはおりたくありませんが、それでもこの本では多くの言葉と出会うことができ、心より感謝しております。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

事件記者としての鋭い視点と吉本興業を間近にされ、温かな言葉で多くの人を魅了し川柳の師匠としても慕われた。人と人、男と女、そして一人の人間として選ばれた名言、深い洞察と笑い飛ばしてエエねんという生きざまが確かに刻まれている。2024年5月10日惜しまれつつ世を去られたが私たちに生きる喜びや川柳を通して見直そうとする市井の人々の生きざまを拾い上げ、各人に詠むという希望を与え続けられた。ラジオから響く懐かしい声とともに涙と笑いそして学びを届ける言葉の数々は時を超え私たちの心に生き続けるであろう。
今年も多くの方々がお亡くなりになり年齢が近いゆえに遠くで降る雨でなくまだ温かな涙雨が肩を濡らす
レクイエム肩を濡らすや涙雨

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2024年12月23日

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