近藤勝重のレビュー一覧

  • 聞き出す力 「まさか」「ウソでしょう」で秘密の話が聞ける

    Posted by ブクログ

    毎日新聞客員編集委員で、論説委員や「サンデー毎日」編集長も勤めた近藤氏が、取材体験やタレントとのやり取りなどから「聞き出す力」について解説する。
    高倉健、阿川佐和子など有名人への話しの切り出し方、事件記者時代に経験した聞き出すための雑談力の大切さ、司馬遼太郎、吉村昭ら巨匠が残した言葉やエピソードの紹介など興味深い話が満載されている。
    特に印象に残ったのは以下の記述
    ・NHKラジオ「とんち教室」の司会、青木一雄さんが言い出した話題を切り出す材料を列挙した言葉「木戸にたちかけし衣食住」(木=気候、戸=道楽、趣味、に=ニュース、た=旅、ち=知人、有名人、か=家族、け=健康、し=仕事)
    ・郷土史家の牧

    0
    2022年05月25日
  • 13歳から身につける一生モノの文章術(大和出版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読んでいると普段からよく読む小説にも使用されている技法がいくつかあって勉強になった。
    僕自身、文章を書くことが好きなのでこれから活かしていこうと思う。

    ・独自の内容プラス伝わる表現
    ・説明より描写(人、物、自然)
    ・現在ー過去ー未来の時系列

    0
    2021年12月09日
  • 言葉が思いつかない人のための「語彙トレ55」(大和出版)

    Posted by ブクログ

    ・類は言葉を呼ぶ
    風景:目の前に広がる眺め。自然や人々の様子。
    景色:目の前の眺めのほか、自然以外のある場面のありさまに対しても用いる
    景色:風景と同様に目に映るものながら、鑑賞対象となる眺め。

    0
    2021年05月05日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    作文などの課題で「何をどう書いていけばいいか分からない」「書き方が分からない」と悩んでしまう人にヒントを与えてくれる本。
    分かりやすい説明なのだけれど、数学のように明確な順序や答えがあるものではないので、感覚として捉えていかなければならないところもある。
    けれども具体例が豊富で、「なるほど、そういうことか」と納得できた。すぐに実践できそう。
    同時に、言葉というものは繊細で、乱暴に扱っては正しく伝わらないことがあるということも学べる。

    「思う」「考える」や「共感」「共鳴」のニュアンスの違いについても面白かった。

    0
    2020年12月25日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    良い文章とは、読み手に伝わる表現で独自の世界を作り上げるコト。
    文章の書き方、考え方、表現方法について網羅されています。

    他の文章の本とは一風変わった作りで、小説家など、本格的に文章と向き合うような姿勢の人間を志そうとしている人の入門書としても最適だなと思いました。

    自分が見たもの聞いたものを、相手にどう伝えるか。
    そんな「目的意識」をはっきり持つことの重要性と具体的なhowto随所にちりばめられていて、一緒に例文を作りながら勉強できる構成が気に入りました。

    先ほど小説家の入門書に最適と書きましたが、手紙やブログなどを書く人の表現上達にも役立つ本なので、そういった方にもおすすめします。

    0
    2020年05月01日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    著者の文章を書くためのテクニックが素晴らしかった

    ただそれ以上に引用されている文章が美しい
    言葉の可能性を感じさせる一冊だった

    0
    2020年03月11日
  • つらいことから書いてみようか 名コラムニストが小学5年生に語った文章の心得

    Posted by ブクログ

    書くことで自分と向き合う。

    小学生向けの特別授業を書籍化したものです。単純な文章術ではなく、書くことの大切さを説いています。

    五感を通じて自身が感じたことはどんなことでも他人とは違う唯一のものであり、そこに自分というものが存在します。偽らず飾らずに正直に書くことが大事です。

    つらいことも、悲しいことも、書くことで自然と冷静になることができ、自分と向き合うことができます。文章がすべてを受入れてくれます。励ましてくれます。

    まだ素直で純粋な小学生のお子様にすすめてみるのもよいかもしれません。



    0
    2020年01月20日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    文章の書き方全般に触れられているが、「書くことが思いつかない人のため」と言われると物足りないか。が、日々の日記にも意識しながら書くようにしようと思わせた、、

    0
    2018年10月14日
  • ますます健康川柳 210の教え

    Posted by ブクログ

    選者によれば生き抜く力になる句を選んだという。言われるとおり、どの句にも強い力が宿っている。多くの秀句から大きな元気がもらえた。一番響いたのはこれ。「ゴミ出しの度に感じる生きている」。日々の流れの中で否応なくしなければならないゴミ出し。来る日も来る日も仕方なくやっている中、こんな捉え方があろうとは。目を瞠った。大自然の中で健やかに生かされている有難さをしみじみ感じさせられた。

    0
    2017年10月01日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     いい文章=「独自の内容」+「伝わる表現」感想だって、既成概念にとらわれたものよりも、独自の視点から見たものの方が、読む人の興味を引くでしょうし、それが伝わるように表わされていたら素晴らしいですよね。

     おそらく2年ほど前に読み終わっていたのに、感想・レビューを登録していなかった…著者の近藤勝重さんは、毎日新聞の論説委員、サンデー毎日と毎日新聞夕刊の編集長を歴任された方。「いい文章とは?内容があるということ、その内容が的確に表現されていること。体験こそが文章の最も大きな源泉、作文というのは、記憶化された自分自身を言葉にする作業。」と書くことを思いつくところから表現する技術までが克明に書かれて

    0
    2017年04月09日
  • 今日という一日のために

    Posted by ブクログ

    近藤勝重氏の「今日という一日のために」、2016.10発行です。「常日頃があるということ、それが幸せ。」「ごく当たり前のことが、ものすごくかけがえのないこと。」本当に有難き幸せと思います!

    0
    2017年03月31日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    学生が書く作文寄りの文章術の本。描写的な文章を書くことに重点をおいているので、読み手を惹きつける文章を書くときには参考になるかも。

    0
    2017年02月27日
  • 必ず書ける「3つが基本」の文章術

    Posted by ブクログ

    何でこれを買ったのだろう。そのときは文章を書くのに苦しんでいたのかな。テクニカルな内容なので,新書という形で著者の思いや体験を混ぜるのではなく,テクニックとして方法を示した方が使いやすい。

    0
    2016年07月30日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    作文のテーマ選定、表現方法、文法等、文章を書くための基本的なノウハウがつまっています。学生から多く寄せられた質問を元に書かれていますが、社会人にとっても新しい発見や役立つノウハウがたくさんありました。
    また単に質問の回答解説をするだけではなく、それぞれの章で設問があり、実践できる点が良かったです。しかし、設問が難しい割には解説があっさりしすぎていて、理解できるようなできないような、すっきりしないものもありました。

    0
    2016年07月24日
  • 必ず書ける「3つが基本」の文章術

    Posted by ブクログ

    報告書や小論文の上手な書き方、みたいな内容を期待していたが、どちらかというとエッセイ的な文の書き方の解説が多くチョット想像とは違っていて、「必ず書ける」という表現も少し大げさかなと思う。

    でも①現在②過去③未来の順番で書くという事や、終盤で紹介していた比較対象語法の話は結構面白かった、時間があれば再読したい。

    0
    2016年04月09日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    学生の質問や文章例を多用し、ドリルを取り入れて、
    文章を書きながら学ぶようにされた一冊。

    内容としてはなかなか良いが、
    著者の言いたいことがよくわからない。

    0
    2015年05月30日
  • 健さんからの手紙 何を求める風の中ゆく

    Posted by ブクログ

    年代もちがうし、高倉健さんの映画はあまり見たことがないが、
    ラジオでの近藤さんの話を聞き、読んでみた。
    健さんの映画を見てみたくなった。

    0
    2015年05月19日
  • つらいことから書いてみようか 名コラムニストが小学5年生に語った文章の心得

    Posted by ブクログ

    子供たちの作文集が、面白かった。

    書き方も抗議形式なので、読みやすい。
    読書から離れてたので、リハビリになります。

    あと、文を書く側からしても、書いた文を見る親としても参考になった。

    容易すぎるのが難点。

    0
    2014年06月29日
  • なぜあの人は人望を集めるのか その聞き方と話し方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コミュケーション術本の一種。
    この手のこういう場面ではこう言えば、こうすればいい、というハウツウは効く場合、効かない場合ある。むしろ逆に出ることもある。
    人望は人気とは違う。言葉ではなく、心で向き合ってくれる人には人望が集まる。しかし、世の中は目先口先だけの大きい人に惑わされがち。ほんとうに人望ある人を見抜ける人がいてこその人望なのだと思う。

    後半は読むのがかったるい。体験談も交えてはいるが、すべて作者から見た好感度のいい人のものさしでしかない。

    親身になってくれる世話焼きおばさん、いつのまにか相手の立場が自分よりも上になって、こころが離れていく。これってよくあることだと思う。

    0
    2014年02月25日
  • 書くことが思いつかない人のための文章教室

    Posted by ブクログ

    FB、blog等文章を人にさらす事が多くなってきた。出来れば、読む人に面白いねと思われる文章作りをしていきたい。この本を読むことで速効性のあるアドバイスと言うのは難しいが、文章に気を使ってみようと言う気持ちにはなる。

    ・作文を作る時は題材に対し「思う」のではなく「思い出す」
    ・心情吐露や説明はいらない。描写が大切だ。大切な場面で、かつ描写できるのに説明で簡単にすませるのは良くない。
    ・作文を作る前にメモ書きを作れ、起承転結
    ・「思う」「考える」「感じる」を使わないで文を作る→客観的になる

    0
    2014年02月04日