三本木亮のレビュー一覧

  • クリティカルチェーン

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    学んだこと
    見積もり時間な不確実があり、偏った確率分布になる。
    通常、最も確率の高い時間で見積もりを行うが、実際には中央値で見積もりを行う方が現実的。

    詳細な作業単位で期限を設定するのはよくない。
    なぜなら、普通、作業が期限をよりも早く終わることはない。
    なぜなら、期限が先であった場合、まだいいやと思い着手しないから。
    すぐ作業に着手するためにはあえて期限を明示しない方が良い。

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    2016年01月17日
  • ザ・ゴール2

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    ネタバレ

    「ザ・ゴール」の続編。
    前編の工場長から、ユニコ社多角事業グループ担当副社長に昇進したアレックスが、沸き上がったグループ会社の売却問題に対して、前編同様、ジョナに授けられた問題解決手法を使って、立ち向かいます。

    問題解決手法については、前編同様、物語の中で解説が加えられ、読みやすく、理解しやすいものとなっております。

    ただし、本編では、問題解決手法がまとめて紹介されているわけではなく、部分的に適用されて話が進行していくだけなので、解説ページのようなものでまとめて紹介されることがあってもよかったかもしれません(一応、ラストにあるのですが、少し不十分に思います)。

    少々うまく行きすぎのような

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    2015年12月26日
  • ザ・チョイス

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    現実をどう認識するかが需要であり、現実はシンプルなのにそれを極めて複雑なものとして捉えてしまう
    複雑に見えたとしても、その中身は極めてシンプルである、つまり常識的な原因と結果のロジックによって左右されていることを受け入れることがカギ

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    2015年12月23日
  • クリティカルチェーン

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    ボトルネック理論をプロジェクトマネジメントに展開していく本。プロジェクトが遅れる理由について考察した部分が面白かった。
    一方で理論を実際にマネジメントに展開するのは尋常ではないなという感想。具体的にら並列で進行するプロジェクトに優先順位をつけて一つのプロジェクトのみしか着手しないという考え。
    こうしたいとは思っていてもできない人も多いのでは。

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    2015年10月11日
  • クリティカルチェーン

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    ネタバレ

    PJとは、①予算をオーバーするもの②期限までに終わらないもの③計画(当初予定の機能数など)を縮小するものと考えられている。
    その理由に、マイルストーンを用いた管理(つまり、期限を決めた管理)を行っているからとしている。
    マイルストーンは「人は与えられた時間を目いっぱい使う」とするパーキンソンの法則で指摘されているように、製品の製造時間を長くしている。
    そのため、タスクは、マイルストーンではなく期間で管理することが推奨されている。
    これにより、リードタイムは短くなる。また、期間より早く完了することでボーナスを、期間より長くかかるとペナルティを与えるのも有効。時間は金で買える。

    また、タスク1つ

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    2014年11月16日
  • クリティカルチェーン

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    CCPMに興味が出てきたので、原典とされる本書を読んでみた。クリティカルチェーンの考え方が形成される過程が小説形式で描かれている。小説部分が結構面白いので楽しんで読めた。
    ただ、後半部分に図が少なくて、プロジェクト間のリソースの調整手法がいまいち理解できていない。また、巻末の解説によると、さらにCCPMの手法は進んでいるらしいので、CCPMについて勉強したいだけなら、他のまとまった情報源をあたるべきかも。

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    2013年10月31日
  • クリティカルチェーン

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    出版年度は古いものの良書である.
    新社会人は是非とも読んでみるべきである.

    プロジェクト計画は個々の工程単位ではなく,全体を見てみるべきであるというお話です.

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    2013年07月28日
  • クリティカルチェーン

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    ネタバレ

    過去に図らずもCCPM的手法で開発できていたことがあるのですが、思い返すと確かに効果があったように思います。

    その時には気づけませんでしたが、本作を読んで改めてCCPMの有効性に気づかされました。10年も前の本ですし、小説仕立てとはいえやや難解ではありましたが、とてもためになりました。

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    2013年07月21日
  • クリティカルチェーン

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    ちょっと小説としては盛り上がりに欠けるところがありましたが、痛快で仕組みも分かりやすく理解できました。
    クリティカルチェーンをもう少し深掘りして行こうという気にさせてくれます。
    こういうのは、間口が広くてヤッパリ良いと思います。

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    2013年05月19日
  • ゴールドラット博士のコストに縛られるな!

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    経営、会計とあまり関係のない仕事柄かもしれませんが、読み応えがありました。
    でも、文量はなんとか頑張れるくらいの厚みになっており、今後重みをましてくるだろう会計知識を感じることができるので、分からないながらも最後まで読むべき本です。

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    2013年05月02日
  • ザ・チョイス

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    本書の内容にひどく共感。様々に絡み合っているように思える事象についても、整理してみると1つか2つの根本要素から派生されたものだと気付くことも多い。

    小説風に書いているのが、読みやすいだけでなく、主人公がああでもないこうでもないと悩んでいる記述が実際に問題にぶち当たった時の頭な中の様子をうまく再現していて、なかなか文字や言葉では伝えづらい頭の使い方を絶妙に表現している。物事に対してどのようなアプローチで頭を使えばよいかがイメージできてものすごく勉強になった。

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    2013年04月04日
  • ザ・チョイス

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    在庫を種にしたサプライチェーンのお話。
    実例を元にしながらストーリー仕立てになって読みやすい。
    科学者としての考え方の奨めは勉強になりました。
    再読するでしょう。

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    2012年11月08日
  • ザ・チョイス

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    徹底的にポジティブ思考を取りながら、和を重んじることでブレイクスルーしようという考え方が描かれた本。中途半端なポジティブ思考ではないところがよかった。

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    2012年11月04日
  • ザ・チョイス

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    「ザ・ゴール」で有名なゴールドラット氏の著書。
    内容的には、娘との対話とレポートで話を進めるが、会話の内容が哲学的で理解するのが難しい。
    内容としては、改善例を挙げながら
     ・人はもともと善良である。
     ・すべての対立は解消できる。
     ・ものごとは、そもそもシンプルである。
     ・どんな状況でも飛躍的に改善できる。
     ・すべての人は充実した人生を過ごすことができる。
    という5つに集約されている。
    後半にでてくる人の心理的障害要因となる「コンフォートゾーン」は、自分でも考えさせられる内容であった

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    2013年08月07日
  • ゴールドラット博士のコストに縛られるな!

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    ゴールドラット博士によるTOCの解説本。一度で全てを理解するのは難しいが、本質的な問題を指摘している。

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    2010年10月15日
  • ゴールドラット博士のコストに縛られるな!

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    博士が嫌っているコスト会計なんて、古い概念で、今は使われていない・・・と言うのが思い込みであることを思い知らされました。本の中で、簡単なテスト(事例)がでてくるのですが、思いっきりコスト会計の考え方で回答しまちがっていると指摘されました。
    本によると100人中99人までが間違えるそうで、根が深そうです。

    そして、あとがきでもう一度衝撃を受けました。原著は1990年発行。つまり、現時点で20年前。20年前にもう古いから新しい考え方に変更しよう!と提案するために出版された本に、古い考え方してます。と指摘されたと思うと、、驚くやら情けないやら。

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    2010年04月17日
  • ザ・チョイス

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    主人公と父親の語り調で、問題解決の考え方をまとめ進めていく感じ。
    読みやすかった。

    物事は簡単に考えましょう。
    これにつきますな。

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    2012年12月01日
  • ザ・ゴール

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    何をするにも一番大切なのは目的を達成することだ。そのためには、部分最適ではなく全体最適が重要になる。そして、全体最適のために最も有効なのがボトルネックの解消であり、ボトルネックをどう扱うかだ。そんな内容の小説。
    著者が後書きで小説より映画版の方が分かりやすいって書いていたのには笑ってしまった。

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    2025年12月03日
  • ザ・ゴール2

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    『ザ・ゴール1』が秀逸な内容だっただけに、やや落差を感じてしまった。〝2”では、ロジックツリーをメインに事業売却検討の話が進められる。

    そのプロセス一点突破でストーリーを構築しているように見えてしまった事や〝1”と違い家庭生活での例え話も強引。主人公の妻から、ではプロセスを用いて話をしてみましょうとか、親子でプロセスを用いる事を賛美するような雰囲気が「営業用ストーリー」みたいに見えてしまい、その辺を分かりやすく自然に取り入れた〝1”に対して見劣りする感じだ。

    とにかく書き出して関連性を紐解いて、という感じだが、解釈が安易過ぎるだろうか。いや、悪い本ではないと思うが相性の問題か。

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    2025年08月26日
  • ザ・ゴール

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    閉鎖寸前の工場を、劇的に改善させるに至るまでの物語。内容はフィクションだが、現実世界で起こっている現象をより分かりやすく伝えるために小説にしたというアプローチで書かれているため、とてもリアルで臨場感もあり学びもある上で小説としても面白い本でした。工場にまつわる仕事に関わる人はもちろん、マネジメントの仕事をする人には為になる本だと思います。

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    2025年01月13日