三本木亮のレビュー一覧
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ー 父は、障害が三つあると言った。一つ目の障害は、現実が複雑だと考えること。二つ目の障害は、対立は当たり前で仕方のないことだと考えること。この二つの障害が、必要な変化を導き出す邪魔をしているというのだ。複雑そうに見える状況でも、実は常識的な原因と結果のロジックによって、ものごとは左右されているという事実を受け入れることができれば、私でも、もっとすばやく根本的な対立に焦点を絞ることができるようになるのではないだろうか。そう私は思いはじめていた。少なくとも、ある程度の直感や知識が働く自分の得意分野においてはそうに違いない。また、根本的な対立がはっきりとわかったとしても、これまでのように、それを当た
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世界1000万人の読者を擁する「ザ・ゴール -The Goal-」のエリヤフ・ゴールドラットの新刊。
副題は「複雑さに惑わされるな!」。
その副題通り、この本で言っていることは
「ものごとは極めてシンプルであるべきである」
ということに尽きる。
自分が仕事を通して、あるいは文化レベルの活動(すなわち趣味の範疇)を通して自分がうすうすと感じてきたことを、この本は的確に指摘しているように思う。
複雑なソリューションあるいはロジックというものは、自分の頭の中で一度は理解できたとしても、時が経つにつれて忘れていく上に、多くの人に共有してもらうことがとても難しいもの。
そんな -
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ネタバレ前作から10年、工場長にすぎなかった主人公のアレックスは、グループ会社の副社長へと出世していた。
ところが世界的な不況のあおりを受けて業績不振に陥った会社は、アレックスが担当する多角事業部門を切り離し、売却するという。
今のままでは売却に伴って大量の人員整理を余儀なくされてしまう。
「企業の目的は、現在から将来にわたって、お金を儲けることだ」
その必要条件の一つは「現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える」ことであり(高い生産性を保つのに必要)、「現在から将来にわたって、市場を満足させる」こと。
そのためにはどうしたらいいのか。
結局、状況はそれぞれ違うわけだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作の「ザ・ゴール」が面白かったので続けて読んだ。
前作で大成功を収めたアレックスは、ユニコ社の副社長となり手腕を握っていた。
かつての彼の部下たちも、グループ会社の社長となり活躍していたが、
なかなか利益が出せず、売却される危機に。
短期間で眼を見張る利益を出すのは難しい。
それなら、いかに今後利益に繋がるビジネスをしているのかを示す必要がある。
こちらは前作と違って、物流ロジックの話ではなく、
どちらかというと、問題と見通しを明らかにして説得する話だった。
問題のコンフリクトを明らかにする「雲」や、「現状問題構造ツリー」といった手法を用い、
アレックスのかつての部下で -
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