月岡小穂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
彷徨える艦隊も漸く星系同盟(アライアンス)宙域へと近づきました。とは言え、未だ惑星連合(シンディック)宙域。
現在、ディワラ星系。ヘラダオ星系、アタリア星系などを通過すれば、アライアンス宙域のヴァランダル星系へと帰還できるところまで来た。なお残るシンディック艦隊の脅威、アライアンス艦隊内部の裏切り、そしてハイパーネット・ゲート崩壊の恐怖などを掻い潜り、無時、“ブラック・ジャック・ギアリー” ことジョン・ギアリー大佐・艦隊司令長官は生還を果たすことができるのか。また、生還した後の問題もギアリーに大きく圧し掛かってくるのだが、もう一つの悩みの種、ギアリーを巡るターニャ・デシャーニ艦長とビクトリア・リオーネ副大統領との鞘当てはどうなるのか。
さて、いよいよ次回は最終巻。どのような展開が待ち受けているのか楽しみです。 -
Posted by ブクログ
上巻を読んで思っていたよりはまって続きが気になって
即読み始める…
ハロウハークとギデオン
この二人の過去が切なく苦しく恐ろしい
そして、この二人の関係とは別に
進む事件
謎は謎を呼び
本当に下巻で完結するのかなと思ったほど…
最後の最後で明かされる真実
それまでの嘘
いや、これはすべてを知った後
それを踏まえてもう一度読み返したくなる…
事件自体は一応の解決を見せるものの……
あとがきを読んで4部作の最初の作品と知る…
ああ、それであの終わり方…
続きを読みたいなと思うものの
翻訳されてなくて…
ああ……
最後ハロウハークとギデオンのお互いを思う気持ちが
切なくて温かかった… -
Posted by ブクログ
思っていたようなお話とは全く違っていたけど
面白かった…
もともとカタカナの名前はちょっと苦手で
頭にスッと入ってこないから
最初のほうは時間をかけてゆっくりと読んでいった
第一王家から第九王家があって世界を収めているのは
第一王家
そんな第一王家から招集された各王家の王位継承者と首席騎士
第九王家のハロウハークとギデオンも招集に応える
この二人の関係が変わっていく様子がとても興味深くて
ギデオンに対するハロウハークの変わっていく感情とか
ハロウハークに対するギデオンの態度の変化とかが
心にグッとくる
他の王家とのやり取りやら
首席騎士の決闘の場面
血なまぐささもありつつ
気が付けば集中して読んでいた… -
Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
第1王家の皇帝<不死の王>即位から10000年。他8つの王家はそれぞれが役割を持ち皇帝を支えていた。
だが10000年の間に皇帝の側近<リクトル>はその数を減らしていた。
そのため皇帝は各王家の王位継承者たちの中からリクトルの後継者を選ぶために、第1王家で選考会を行うことにした
ギデオンは第9王家の王位継承者ハロウハークとともにリクトル選考会に参加することになる。
・感想
異世界ゴシックファンタジーサスペンスミステリーみたいな?
ジャンルモリモリ作品だった。
上巻の序盤までは世界観や用語(死霊術とか騎士とネクロマンサー、それぞれに役割を持つ王家とかサナジーやらサレジーやら)も慣れないので読むのが結構きつかったんだけど、なんとなく理解しだしてからスイスイ読めるようになって、下巻は2日くらいで読み終わった。
好きなYouTuber?の第4ポンプちゃんがお勧めしてたのでやっと読めたんだけど面白かったな!
作中の登場人物の感情の動きや機微がいまいち掴みきれないところがあったけど総じて面白かった!
下巻の後半に用語集とかあの世界での論文とかも載ってて、作者かなりの設定厨だなw
パラメデスがかっこよかったーー本国で騎士のカミラとペアで人気あるのも理解できる!!
作品のテーマとしては愛と搾取の物語ってことでいいのかな。
4部作のうちの1作目だけどおそらく日本ではこれ以降は発売されないだろうし、回収されてない伏線やこの先の展開が気になったのでチャッピーちゃんに2作目、3作目について質問してしまった。めっちゃ面白そう。
できたら邦訳でも読みたいけどきっと無理だろうな。 -
Posted by ブクログ
一世紀に渡りシンディックと戦ってきた同盟軍は大敗を喫した。今やその艦隊は足手まといになり、敵地で足止めを食らっている。同盟軍の唯一の希望は、一世紀に及ぶ冬眠で眠る伝説の提督、ブラック・ジャック・ギアリーに託された・・・というストーリーのミリタリーSFシリーズの第1弾です。
本書の主人公、ブラック・ジャック・ギアリーが目を覚ますと、そこには総力戦によって引き裂かれた銀河が広がっていた。同盟軍は敵対勢力のシンディックとの果てしない戦いを繰り広げていましたが、罠にはめられ、同盟軍の指揮官は全員殺され、残された艦長たちはゆっくりと、失われた艦隊の指揮を執るべき地位にある唯一の男がギアリー名誉提督であることに気づきます。周囲からの英雄崇拝に愕然としながらも、ギアリーは自分の義務を果たすことに。作者ジャック・キャンベルには、敵地に取り残された船団が戦いに立ち向かうという物語の本書で、銀河系全体を横断する旅に私たちを連れて行ってくれます。
プロットも、キャラクター設定も、シンプルでユーモアが光る作品でした。たとえば宇宙戦。もともと私はミリタリーSFをそんなには読まないのですが、たまには宇宙戦もいいですね。本書の宇宙戦は、複雑な戦術や艦隊の操縦を見事に描写しており、非常にサスペンスに満ちていて、スター・ウォーズで描かれたものよりも魅力的に思えました。ただこのシリーズの最大の弱点は、その設定です。単体で見ると、スターウォーズやデューン、ハイペリオンなどと比べると、どうしてみ見劣りしてしまう部分があります。2つの対立する派閥のどちらにも深みがなく、どの惑星も魅力的ではありません。とはいえ、このシリーズには可能性があり、キャンベルはそれをどんどん利用していくのですが、序盤のうちはこの設定ゆえに驚くほど面白くないのが難点です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ数理フローや数式は唱えるに留まり、すうと息を吐く
多種多様な構成は脳内映像化おぼつかず、それでも凄惨な場面では思わずファイブファイブファイブ、、、これいいかも
個人の尊厳から人種・人類が抱える大きな問題まで、世態が複雑極める中、地球ベースだけでなく宇宙全体に展開し広げる壮大なテーマ
宇宙レベルにすると、抱える問題たちがとてもちっぽけに見えてくる
「調和:ハーモニー」
なんてシンプルな言葉だろう
ハード系じゃないことが分かった時点で、なんとなく勝手に新井素子的にビンディを変換して読む
そのくらいこの重厚なテーマをラフに持ってこれる、作者のスゴイところか -
Posted by ブクログ
ネタバレ閑職の艦長と、老齢艦が祖国のピンチに!という、割とありそうな展開ですが、そこは英国人。
閑職の艦長は、もう、アル中だし、
老齢艦は、現役なのは名簿上だけの記念艦。
機能維持も、老朽化しすぎて正規品の部品が無い。
そんな愚連隊に人類の命運が託されちゃったのである。
新鋭艦とは設計思想の違う旧式艦が、新鋭艦を圧倒した謎の異星人相手に!
艦長は、緊張しすぎると、酒に手を出したくて溜まらないし、
家庭不和の中動員された予備役である戦闘艇隊長は、部下の誘惑に…
まあ、最後はロイヤルネイビーらしさ満点。
続きがでないと、酒が飲みたくて溜まらなくなる。我慢出来ない!?