キャンベルが『彷徨える艦隊』の6年前に書いたミリタリーSF小説。
『彷徨える~』と違い陸軍(ただし舞台は月面)の話です。
兵士の命を何とも思わない無能な士官(や上層部)の下で戦う有能な古参軍曹の戦記物ですが、背景世界や悲惨な状況や後で使う伏線を延々と綴るのにほとんどの頁が費やされ、ようやく話が動いた、と思ったら本巻は終わり。
例によって三部作構成なのでしょうがないのかもしれませんが、本作単体ではあまり面白くありません。
こんなん出すぐらいだったら『彷徨える艦隊』の続巻はよ!と思いますが翻訳者の都合もあるしねぇ(笑)