仁賀奈のレビュー一覧
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過去の仁賀奈さんの作品のキャラが童話の主人公になって再登場です。
珍しい短編集になってます。
過去作はすべて読んだはずなんですけど、「溺れるほど花をあげる」なんてずいぶん前だったんで、すっかり内容を忘れてました。
新作として読めましたけど、こっちのシンデレラの王子様もかなり腹黒ですね。魔法が解けてみすぼらしい格好になるかと思いきや素っ裸にしちゃったり・・・。なんでこんなに強大な魔法が使えるのに、イレーネを見つけるのに6年もかかったのかが謎です(^^ゞ
人魚姫のお話は平安時代の日本の設定っていうのは、新しい感じがしました。過去作「初蕾」は、彰久の顔は好きでしたけど、性格が受け付けなかったんで -
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「監禁」と同じ話を弟ラルフ側の視点で書かれたお話。
ラルフがシャーリーのデートに先回りして見張っていたり、シャーリーを襲った日に人殺ししてたり、シャーリーを襲ったのは自宅の中庭で、召使いたちも見ていたんだって、「監禁」には出てきていなかった設定が出てきて、確かに答え合わせな感じがしました。
「監禁」ではシャーリーの記憶がなくなってラルフがしたい放題になってるところで終わってますが、こっちではその後の生活も書かれていて、最終的にシャーリーとラルフに血のつながりがあるってオチには驚きました。
ラルフはシャーリーを血のつながらない姉だと思っていたから、立場は姉弟だとしても、普通の女としてシャー -
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「監禁」と「虜囚」がセットになっていて、こういうのは、シフォン文庫の「いいなりラプンツェル」と「さらわれスノーホワイト 」みたいでいいかなって思ったけど、さすが「歪んだ愛」がテーマのソーニャ文庫。かなり歪んでます。
弟ラルフは仁賀奈さんの腹黒ヒーローそのままですが、シャーリーがほんとの双子じゃないと分かっていたとしてもかなりやり過ぎです。あれだけのことをされていても、すべて夢だと思っているシャーリーもかなりおめでたい人ですけど、姉を乱暴した挙げ句、事実を知って記憶をなくしたシャーリー相手に、これ幸いとやりたい放題。
天野ちぎりさんのイラストはいいんだけど、こっちだけ読むと、ちょっと嫌な感じ -
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ネタバレシフォン文庫の仁賀奈さんの作品は、前作2作とも面白かったんですけど、今回はそれらに比べるとイマイチでした。
父が亡くなって叔父に爵位を奪われて雑貨店で働くようになったミリアムですが、突然現れた王族のスチュアートと結婚することになった従妹の身代わりに初夜だけ代行することに・・。
叔父と従妹が完全悪役で、ミリアムは純粋無垢って感じでほぼいいなりです。スチュアートも最初に結婚相手はミリアムっていうのを伝えていれば、こんなにめんどくさいことにはならなかったんでは?って思いましたが、そうなるとこの話は成立しないかな?
Hシーンはいつものとおりほぼ全部って感じでお腹いっぱいになりました。お話はあんま -
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ネタバレ天野ちぎりさんが好きで度々買ってます。
最近物足りなく感じていた天野ちぎりさんですが、今回は調子が戻られたのか美しく艶やかな挿絵となっております!
ファン必見!
肝心の内容は....
毎度のことながら、優しくて頭の弱そうな主人公が、相手から受ける手練手管に身も心もトロトロ....と、いった感じです。
仔猫の為に命令を聞いたり、仔猫を脅しに使われたり....
こいつ幾つだよ!ってくらいウブで流されやすいので、感情移入せずに、スラスラ読めました。
もっと、相手の“人柄”に惹かれて、嫌なものはイヤと言えるくらいの主人公が良かったです。 -
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ネタバレはずれが多いマリーローズ文庫の中では普通だったかなぁ。
いきなり処女を奪われるというところから始まりましたけど、あとの描写で、確かに無意識に誘ってましたね、マディ。
マディとニックの描写が交互にあるっていうのは、やっぱり男性側の心情も読みたい私としてはいい感じなんですけど、マディの「ニックには他に思い人がいる」っていう思い込みがちょっと多くて、早くニックに聞けばいいのにって思いました。
なんだかんだいいながら、まあ丸め込まれたという気もしないではないですけど、ハッピーエンドで終わったと思ったら、最後の短編、マディとニックの子供時代の話は蛇足でした。
幼児趣味はないので、5歳児が欲情するっ -
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ネタバレ超がつくほどゴーイングマイウェイ、言い換えれば宇宙人のごとく話の通じないウィル王子に始めはびっくり。まぁ一目ぼれとかそんなところだろうと思いつつ、どうなるものかとハラハラ。ところが話が進むごとに彼のやりたい放題さだったりが愉快になってきた(笑
一方でヒロインの人の好さは、一線越えてお馬鹿だなぁというのが始まりから終わりまでの変わらない印象。いくら姉に言われたからって、自分の歌の実力くらいわかるでしょうに……使用人たちのことがみんな好きだとか言っておいて、結局は微塵も信じていない矛盾が不快なほどだった。姉のやりようも行き過ぎだけど、そうなる前に両親や周囲もいろいろ手を打とうよと次々に粗探しをし -
Posted by ブクログ
ネタバレ絵が池上紗京さんだったんで、ヒーローのジョジュアもヒロインのアメリアも見た目はものすごくいいんですけど、内容は余り代わり映えはしなかったかなぁ。
ヒーローがエロ満載でしかもストーカーっていうと、ちょっと引きますけど、このイラストのおかげで、あまり嫌な感じはしませんでした。もうちょっとジョジュアの気持ちが書かれているとよかったんですけど。
話の展開は、最初の再会シーンのところから、予想通りの展開で、その勘違いを逆手にとられて、エロ満載。アメリアの思い込みの強さがちょっともったいなかったかなぁ。いい加減分かれって感じでしょうか。
当て馬のロブはあんまり役には立ってなかったし、どっちかっていう
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