中條由良のレビュー一覧
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極上
いや、本当に極小な話でした…。手紙一つでこうも没落していく姿を読むのははじめてだったのですが、凄いの一言につきます。続きが気になり一気読み…。
本当に極上です。ぜひ読んでほしい。
実に上手く仕組まれた、復讐劇でした。 -
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さすがです!
作者さん買いです。
冤罪で追放された公爵令嬢リーナから、冤罪のきっかけを作った王太子妃に、冤罪を煽った伯爵令嬢に、冤罪を疑う事なく断罪した王太子に、冤罪と知りつつ邪で身勝手な愛を抱いた騎士に手紙が届く…ただそれだけ。
過去の過ちを悔いながら保身にはしる者。
気付きながら他者のせいにする者。
嵌められた者が愚かなのだと嗤う者。
自分の都合の良いように解釈する者。
それぞれが読み手を裏切る事なく破滅に進みます。
自業自得…
奇想天外な展開はありませんが、「ざまぁ」好きには良きです。
マチバリさんの作品の中で、この系統はハズレ無しだと思っています。
「私が死んで満足ですか」も良かったので迷わ -
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内容はよかったです。
話の内容はよかったです、リーナというヒロインを取り巻いていた人物たちの視点でお話が進んでいきます。
ミレイアのことであろうところがリーナと誤植されているところが何箇所かあったのが現実に引き戻されて残念でした。 -
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お似合い
ヒロインは不思議な夢を見て、自分を護るため家を出ていく。もし、彼女がこの行動をとっていなかったら、元夫やエセ聖女に搾取され苦しめられていたことでしょう。大体、治療してくれた相手に懸想するなんて、相手に対する冒涜。どこまでも浅はかな人間です。
まぁ、エセ聖女に下駄をはかされた実力の英雄。ある意味お似合いですよね。 -
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時間が巻き戻ったヒロインがその能力を生かして復讐に動き始めてからが一気読みです。
物事の裏がわかっているとはいえ、その計画は緻密でひきこまれました。
最後に時間の巻き戻りの顛末がわかってスッキリできてよかったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレエスペランサ視点だけだとルシフェールの本心が見えてこないので相当彼を疑いながら読むところだったが、割と序盤から彼視点での話も出てくるので、本気で彼女のことを思っていることが分かったし、その想いがなかなか彼女に届かないので寧ろ憐れに思えてくるという不思議。
想いが重すぎて(洒落にあらず)偏執がすぎるのだが、それはさておき。
彼の双子の妹がそもそもぶっ飛んでいたので、彼の偏執さが二番煎じに思えて相対的にマイルドになっていたから、読みやすいというか。
エスペランサ含めて、登場人物が基本的に第一印象と後ほど明らかになる性格とのギャップ、意外性がまあまああって、ちょくちょく驚かされた。
印象が最初から -
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召喚士になれなかった、1度目のヒロイン。
リアムの力で、蘇り、2度目の人生で、召喚士として、目醒める。
鬼畜な婚約者と、アバズレな女の正体を暴く。
リアムの執念が実って、幸せになれて、嬉しい。 -
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がんばれヴィエラ
きっかけは酔っ払い父の間違った手紙。
出会いは夜会を抜け出しての愚痴言い合う呑み会。
貴族どうしだけど、"貴族って面倒くさい"同志でもあって、お互いフランクに会話してていい感じのはじまり。恋愛経験ゼロどうしだけど、心のままに距離を詰めて、独占欲丸出しのルカがいい。ヴィエラがんばれ笑。契約結婚はじまりなので相手の態度を素直に受け止められずちょっと焦れることも。
クレメントのややこしいお家事情と拗らせ具合、それ必要?って思ったけど、作者さんがクレメントを描きたくてこのお話考えたってことならしょうがないかなぁ。 -
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完結
これまでの経緯をまとめて、完結に至りました。危機の中に、状況改善の機会があるかもしれないと考えさせられました。主人公サイドだけでなく、様々な立場の人たちが危機に対して改善に向けて取り組む話から感じました。余命僅かの原因である敵との戦いも、予想外の結末でした。
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面白かった。
時が戻り、自分を処刑した悪人達を断罪していく。
今までと、ちょっと設定が変わってて、一気に読んでしまいました。
精霊の加護という設定も面白かった。 -
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面白かったです。
二人の関係がなかなか発展しないのが若干モダモダしますが、
まぁ、平和でほっこりしたお話でした。
扉絵のシーンから、冷たい公爵が女性とケーキ!?と世間で騒がれる様を想像していましたが、
そんなシーンはなかったし、そもそも公爵はあの姿で私的に外出はしてないし、肩すかしをくらった感じ。
婚約しただけで終わってるし、結婚式とか二人と周囲のその後をもっと読みたかったな。