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ヒロインの追い詰められた状況が悲しい。
元凶は叔父と従兄弟だとしても父親がビシッとしてればこんな事にはならなかった、それなのに父親は威張り散らすだけ、自分のやったことの尻拭いを子供にさせる、お兄様それで壊れてしまった。
父親も長男が壊れる程の責任を娘に背負わせたく無いというのもあるんでしょうが自分がどうにもできなかったのが原因なので娘に爵位を譲渡して但し書きは付けない。
そして結局死に逃げです。
ヒロイン信じられる人間も頼る人間も分からない、五里霧中四面楚歌です。
でそこにヒーローが絶妙に助けてくれる。
自分一人で頑張らないと!と頑なだったヒロインは少しずつ絆されていきます。
ヒーロー腹黒だけどまだ甘いね、妹の婚約者の公爵令息がスゴすぎるのかな、腹黒の妹だと思っていても結局婚約者の掌の上で転がされてる感じ。
ヒーローが青大将なら公爵令息はアナコンダくらいには格が違う?
ヒロイン色々経験して腹黒指数が上がりました。
お兄様が幸せになって欲しい。
Posted by ブクログ
エスペランサ視点だけだとルシフェールの本心が見えてこないので相当彼を疑いながら読むところだったが、割と序盤から彼視点での話も出てくるので、本気で彼女のことを思っていることが分かったし、その想いがなかなか彼女に届かないので寧ろ憐れに思えてくるという不思議。
想いが重すぎて(洒落にあらず)偏執がすぎるのだが、それはさておき。
彼の双子の妹がそもそもぶっ飛んでいたので、彼の偏執さが二番煎じに思えて相対的にマイルドになっていたから、読みやすいというか。
エスペランサ含めて、登場人物が基本的に第一印象と後ほど明らかになる性格とのギャップ、意外性がまあまああって、ちょくちょく驚かされた。
印象が最初から最後まで変わらなかったのはエスペランサの従弟とその父親くらいか。
ぶっ飛んだ双子の兄妹が、まだ10代だからか案外一部の大人には本質を見抜かれているあたり、若さからくる油断や青さが見えたのも意外。
エスペランサも最後の最後で相手を罠に嵌めるまで逞しくなったし。
ついでにルシフェールを翻弄するという。
最後まで見届けて、主人公ペアは当初予想していたより存外似ていてお似合いの二人かもと思えた。
意外性で言えば、アイリーンの婚約者が一番意外だったかも。
双子より余程怖いとも言える。
本質が似ている双子のその妹の運命の相手(好みの相手)となると、エスペランサと本質が似ているキャラかもしれないと考えられて、そういう意味でも味わいが深い。
そう言えばエスペランサも彼も「愛」を信じられない辺り似ているのか……なるほど。
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