古屋星斗のレビュー一覧
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世の中の構造変化を説明する良書。改めて気づくことが多い。
今は若者に質的負荷の低い仕事が回されるというのは、分かる。幸か不幸か標準化と自動化が進んでいて、マニュアルを見れば誰にでもできる仕事と、部長級でなければこなせない複雑な調整を要する仕事との二極化が生じている。なお我々中堅は真ん中で仕事を簡素化しマニュアルを作っている。
つまり若者は職場で仕事をこなすだけでは次の選択が来るまでに質を伴う十分な経験を積むことができない。新しい仕事を見つけるか作るかしなければ成長できない。
この本では、どうなりたいのかを探す道筋は大まかにしか触れられていない。基本的には筏下りと山登りのイメージを持ち、様 -
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若者がゆるいのではなく、法改正で職場が緩くなって、若者が不満でなく不安になっている
若者は多様化していて一概に捉えられない
学生時代からさまざまに社会と関わりを持っている
新入社員は会社を評価する目を持っている
新入社員は白紙の状態ではない
昔の育て方は通用しない
ありのままの自分でいたい
でも何者かになりたい
矛盾するが心の中でグラデーションがあるのでは
パフォーマンスが高い若者ほど退職傾向にある
自律的な若者ほど離職率が高い
社外に向く目を社内に
社内に別プロジェクトとか
完全転職ではなく、現職のままで
ボランティア
副業
業務委託
といったコミットメントシフト
ミスマッチがない
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ネタバレ■Z世代の特徴
総論としては、いつの時代も上の世代から見た若者は「分からない・理解するのが難しい」存在であるという点です。著者はデータを基にZ世代の二極化を指摘していますが、昔ながらの上昇志向を持つ層・中間層・変化を嫌う層は2:6:2の割合で分布しています。
その中で、若手は「キャリア安全性」を強く意識しており、業務の質的負荷を上げることを有効な打ち手として見出しています。
例えば、育成対象者は一年前または半年前の自分と比較したとき、新しい知識・経験が積み上げられていないと感じる場合、「自分はこのままこの会社に在籍し続けた場合、同世代と比較して差がつけられているのではないか?」という不安で -
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自分は、この本のどんぴしゃの読者層だった。
ゆるい職場に危機感を募らせて、無闇に転職サイトを常にウォッチ。
一方で、やりたいこと(熱意)もなく…このままでは1万時間に達するものがない(=この仕事なら任せてくれといえる状態になれない)
つまり、「なーんだ、みんな一緒か、安心した〜」と思った(笑)
この焦りの正体も丁寧に解説があって、なんだか丸裸にされたようで恥ずかしいけれど、スッキリもした。
世代間のギャップにも納得だ。
しかしどの時代も、
一定の労働投資が必要であること
ある程度の寄り道で希少性をあげること
が大事というところには、思わずううっとなった。
感覚的にわかっちゃいるけど、突き -
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新しい年度になる前に読んでおきたかった一冊。ここ数年、若手の育成を取り巻く現状が大きく変わってきていることを実感しているものの、本書を読むことで、客観的に再認識することができました。
自分が社会人になった時に先輩から教えてもらったときのように、新人を育成していくことが困難になっている今、正直、どうしていったら良いか悩んでいます。若手への指導の仕方もさることながら、自分自身のキャリアを磨いていく姿勢だったり、社外間交流を職場に還元していく姿勢であったり、プロボノ的な活動の一端を自己開示したり、自分も若手と一緒に成長しようとする姿を見せていくことはポイントかと思いました。
若手を「ほめる」こ -
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ここ数年、「転職」や「早期退職」という言葉をよく耳にするようになった。企業側が何を考え、若手をどのように育てようとしているのか知るために、本書を手に取った。
特に印象に残ったのは、会社には若手を育てる機会が少なくなっており、つまり「会社は私を育ててくれない」という現実だ。若手は、自分が掲げる目標やキャリアのために、現在地と目標との間にある機会しか成長の場として認識できず、会社側はそれを提案して最短で導く。しかし、その方法では、自分が予想もしなかった未来には出会えない。
転職意識についても、会社で終身雇用として活躍するのではなく、市場価値を高めるために業界で通用するスキルを身につける手段とし -
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2年前の本ですが、ゆるい職場と言われる状況を的確に指摘していて、若手の育成に即した有益なアドバイスも多く、とても良い本だと思いました。
自分自身がそうだったように、その会社だけでなく他所でも活躍できるような人材になってもらえればと思い日々奮闘している中で、本書は大変参考になりました。
世間では人材と言う話になるとまだ「意識高い系」と言う言葉は死んでいないように思えます。
スタバでMacで仕事してます!から、副業して活躍してます!に変わって、より中身が伴うようになった点などは違うかと思いますし、教育の影響などもあるようですが、とにかく世間の人と違う何者かになりないと言う気持ちがより強くなってい -
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働き方改革により「ゆるく」なった労働環境下で、いかに充実したキャリアを積み上げていくかを、体系的に示した本。
心に響いた文章を以下に記載。
・「キャリアの成功は心理的成功である」(プロテアン・キャリア)
・外を知っているからやめるのではなく、外を知らないから辞める(コミットメント・シフトの文脈)
・職場で高いパフォーマンスを発揮し、様々なアクションを起こしている若手ほど不安感が強い。自分が行動を起こすことで見える範囲が広がり、自分の至らなさが認識されるからでしょう。(ダニングクルーガー効果)
・頑張っている仕事が自分にとって「近道」なのか「寄り道」なのか、考えて組み合わせながら安定させていく -
Posted by ブクログ
法改正やその影響を受けて企業も就労環境も変わった、と宣言するところからはじまる本書は、以前読んだ『ライフ・シフト』と合わせて今後のキャリア選択を考える上で非常に参考になるものだった。
・キャリアをキャンペーンの集合で考える
・スモールステップを積みながらコミットメント・シフトを実施する
この2点が特に役立ちそうだと感じたが、実現できるような就労環境を探すというのも選択の上で重要な要素となりそうだと感じた。
熱意と仕事のパフォーマンスの複雑な関係性についての記述は、意外でもあり、一部周りの人の様子をみていても腑に落ちる部分があった。この考えが一般的にももっと受け入れられていけばもっと働きやすい世