古屋星斗のレビュー一覧

  • 「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”

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    ・2040年に労働人口が不足する事により、労働に対する構造的な変化を求められるようになる。
    ・むしろ変化をしない限り日本は立ち行かなくなる。
    ・労働主役的な業務は省力化・機械化を促進し、人間にしかできない仕事の価値に回帰する

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    2024年05月08日
  • 「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”

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    募集してもずっと人が来ない
    この今の状態が一番人が来てくれる状況でこれから益々来なくなるんだよ
    ってゾッとする

    ではどうすれば良いのか?
    まで踏み込んでいくつかの成功例とそれを踏まえた提言もなされていてなかなか読ませてくれた

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    2024年04月27日
  • 「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”

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    2040年に直面する働き手1100万人不足に対して、実例を交えながらその不足を遅らせる解決策を整理して示した本。

    ①機械化・自動化
    収益性を向上し、労働環境の改善・賃上げを達成するために迅速に抜本的に行うべき。
    コンソーシアムによる開発、購入で最新技術のコストを下げる取り組みも
    コミュニケーションワークを重視、よりやりがいのある仕事に人を移動。
    ②ワーキッシュアクト
    一人の人間が色んな場面で活躍する社会へのパラダイムシフト。
    動機は何でもいい。楽しいから、お金がもらえるから、その評価が進路に役立つからなど。やりがい搾取では持続しない。企業が福利厚生の充実や効率化による可処分所得の増加に取り組

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    2024年03月31日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    若者雇用促進法(2015)により企業による積極的な情報開示(残業時間や平均勤続年数、早期離職状況、有給取得日数など)が努力義務となり環境改善の誘因が生まれた。

    確かに自分の頃(2011年卒)は企業でのインターンシップなんて大手私立大の意識高い系wだけが行くものだという感じで、せいぜいOB訪問くらいだったけど、今の大学生では別に珍しくもなんともないんだな。
    ただ「ゆるい学校」「ゆるい友達みたいな親」に育てられた「打たれ弱い若者」が、「自分が育てられたようにしか育てられない」上司に「理不尽なこと」を言われたことがない、っていうのもなんか矛盾しているような気も。やっぱり「録音やパワハラ告発が怖くて

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    2024年03月03日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    多様化している新人を「新卒」とだけ括って良いのか、研修も一括ではなくいくつかクラス分けして設計すると良いのではないかと気づいた

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    2023年11月29日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    不満でやめる時代から不安でやめる時代に。
    こういう本を読む度、自分は恵まれた職場にいることに気づく。
    関係負荷が少なくストレッチな仕事が出来ていると感じる。

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    2023年07月31日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    近年、労働時間の縮減など労働環境が急速に改善し、働きやすくなっているのにもかかわらず、若手社員が不安を抱え、その離職率が上昇しているという問題について、著者が所属するリクルートワークス研究所による調査データを中心とする分析により解き明かし、今後、職場でどのように若手社員と関係し、育成していくかの展望を示す。
    「ゆるい職場」の問題という観点や、データを基に示される「「ありのままで」、でも「なにものか」になりたい」という近年の若者の感覚など、参考になることが多かった。関係負荷を少なく仕事の質的負荷を与えるということ、また、キャリア形成の鍵はスモールステップであるということなど、著者の示す今後の若手

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    2023年07月09日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    働き方改革により、残業規制やハラスメント対策の強化などが進み、労働環境は改善されてるはずなのに、なぜ若手が、特に優秀なほど辞めていってしまうのか、についてさまざまなデータをもとに分析し考察されている内容でした

    自分の職場でも同じようなことが起こっており、参考になるかもと思い手に取りました

    期待通りの内容で、とても勉強になりました

    自分が若手だった頃に比べると、とてもラクになってるはずなのに、なんで?という部分

    今の若手が置かれた環境から、不安を感じやすくなっていること、入社してくる若手が色んな意味で多様化していることなど、育成していくうえで、会社だけでは不足していて、育成内容、方法も一

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    2023年04月06日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    ネタバレ

    「働くということ」に何を求めるのか。
    あくまで「働くということ」は手段だとしたら、手段を改善するのは当たり前。自分のために働くという価値観が共通化されていないのでは?
    大学で勉強だけしてれば良い訳では無く、社会的経験を重視するという話があったが、そもそも大学とは何なのだろうか?
    こういうことを踏まえて、教育も変容する必要がある。

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    2023年04月02日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    2010年代後半の働き方改革により、今までとは全く新しい「ゆるい職場」が生まれてしまったことや、それに伴う若者の変化が分かりやすく述べられていた。ただ問題を述べるだけではなく、それに対する解決策も論じられているので、読んでいてタメになる

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    2023年02月05日
  • 会社はあなたを育ててくれない~「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン

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    今の時代、企業は人を育てなくなった
    といよりは、育てる体力も時間もなくなった
    労働者も多様化され、企業に依存することはやめ、自らの価値観により判断する

    ただ、すべての人が自身の価値観を明確に持っているわけではなく、まだまだ企業に依存している人も多い、この裂け目にハマってしまっている人は、自ら行動に移していかないとどんどんと深みにハマっていくしかなくなる…

    如何に、成長の「機会」と「時間」を自らつくり出すか、知恵を絞らないとダメな時代になってきた

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    2025年10月26日
  • 「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”

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    人材不足の解消の一つの手段としてワーキッシュアクト(社会に対して機能している本業以外の活動)がある。つまり有償無償のボランティアやプロボノ、副業、趣味の延長など。たとえば派手な色の服を着てランニングがてらパトロールするなど。しかしそれってある程度生活にゆとりがある層(収入だったり、時間だったり)ができることで、本業や子育てや介護が忙しい人たちは難しいだろうな。だったら趣味やバイトや自己投資の勉強したいと思うだろう。何かメリットや楽しいことがないと。
    他の手段は機械化・自動化、シニア、ムダ改革。客が店員にすべてを任せっきりにせず、自分でもやる(セルフレジ、配膳ロボットの調整)。

    ここでも出てき

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    2025年10月13日
  • 「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”

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    これから日本が人口減少社会になることを示し、どのように進路をとっていけばいいかと論じている。本書でいうところの「労働供給制約社会」を打開するために提言されているのは「機械化・自動化」「ワーキッシュアクト」「シニアの小さな活動」「仕事におけるムダ改革」ということなんだけど、これらの手立てを講じても人手不足の進度を10年ほど緩めることにしかならない(2032年までの人手不足の上昇を一定程度抑制できる)。確かに不十分な補完策でしかない印象。でも、個々の人のウェルビーイング向上にはなりそう。
    人が、若手がどんどん減っていくことは変えられない事実だから、前述の打開策で延命を図りながら根本的な対策を打ち出

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    2025年10月11日
  • 会社はあなたを育ててくれない~「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン

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    労働時間が減ったからその分の時間を何に使うんじゃいという話
    労働基準法のもと、労働時間には天井があるから残りの時間で副業なり自己研鑽なりして自分の価値観に照らした安定したキャリアを自己決定しなさいという、話
    正しいけど普通にしんどい時もある

    新卒の私が欲しかった言葉がたくさんある
    途中のキャリア論は全体的に結果論すぎてちょっと笑ってしまった
    なんとでも言えるやん、解決の糸口は何もなかった

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    2025年09月18日
  • 会社はあなたを育ててくれない~「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン

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    私自身、最早会社が自分のために成長の機会をくれるとは思ってはいないが、後進のためにこのままではダメだとも思っているので、進言するためのヒントになればと思ってこの本を読んでみた。

    時代の変化に伴い制度や法律が変わってきたことでプライベートの自由という観点では得るものも増えてきたけど、当然代わりに失ったものだってある。それが仕事におけるキャリアなんだろう。
    おそらく私たちのような労働者が望んで得た労働環境なのだろうが巡り巡って今の若者たちに物足りなさを感じさせてしまっているのかもしれない。

    私たちが自由を手に入れた反面、会社側は労働者の教育のために割く時間が減り、積極的に関わろうとしなくなった

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    2025年08月30日
  • 会社はあなたを育ててくれない~「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン

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    『なぜ若手を育てるのは今。。。』の著者の本。
    内容としては前作をベースとしてよりHOW TOに近くなった感じ。

    前作の方が面白くはあったが、HOW TOを知りたい人にはこっちの方がいいのかな。

    変わらず、内容としては、
    社会が変わり、会社にいる時間が減り、学ぶ場は減った。その帰った後の時間を、どう使うかが、問われてますよ。という話。

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    2025年08月26日
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由

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    12/30完了
    ・現代の若者が特殊なのではなく、現代の職場環境の変化が大きい要因
    ・コンプライアンスの順守が若者の経験の場を減らしている
     →ホワイト企業の優秀な若者ほど物足りなさや焦り
    ・外の環境を見たほうが満足度は高いが離職率も上がる
    ・この社会状況では情報を開示するしかない

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    2025年07月21日
  • 会社はあなたを育ててくれない~「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン

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    在籍している会社が所謂「ゆるい職場」で。
    自分は、このままでいいのか?この仕事を続けていて自分は成長できるのか?と悩み続けているけど、だらだら転職活動もせず仕事を続けている。
    このことに対してマイナスな気持ちしか無かったけど、「ポジティブな変化」であるとあり、少し気持ちが楽になった。

    そして、先輩たちの声のような欄で、自分と同じようなマインドで仕事をしている人の声があって嬉しかった。
    "色んなものを犠牲にして頑張っても得られるものはそれほどない"
    わかる〜〜〜〜〜!!!

    会社が育ててくれないということで、上手く時間を見つけて自分の興味のある分野の勉強をしてみようかな。

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    2025年06月24日
  • 「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”

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    昨今実感するようになった「人手不足」の現状と未来予測、解決策まであげた労作。しかしここまで実施しても、なんだか「乾いた雑巾からさらに水を絞る」ような悩ましさが伝わってきた。外国人労働者の人たちに日本で働きたい、と思わせることも必要だろうが、現状の結婚と子育てが罰ゲーム化している社会の仕組みを変える必要があるだろう。いざとなったら国外へ逃げ出せる人ばかりではないし、世界はだんだん不寛容になりつつあるのだから。ネットで分断を煽って小銭を稼ぐのではなく、寛容さの普及と、不寛容さへの不寛容という意識変容を目指さなければならない。

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    2025年05月04日
  • 会社はあなたを育ててくれない~「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン

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    最短距離とまわり道を組み合わせて、この時代に成長を試みていく。

    働き方改革などの結果、会社にいるだけで成長することが難しくなっている。本書はそのような環境下で成長するために何をしていけば良いかというヒントを示してくれる。
    焦ってもしょうがないよというのは、ある程度年数や経験を積んできてるから言えることで、若いうちは不安で当然。言われてみると自分の30目前もそんな感じだったなと思い出した。若い人と向き合っていくうえでも大事だし、自分自身が成長していくためにも大事だなと。
    最後のまとめに出てくる、最短距離を求めつつもまわり道的アプローチで成長させていくという点、過去もあとから解釈を見直せるという

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    2025年04月04日