佐伯一麦のレビュー一覧

  • 芥川賞を取らなかった名作たち

    Posted by ブクログ

    私自身は芥川賞に何の思い入れもなく、
    賞を取った作品だからどうという事もない。
    寧ろミーハーな感じがあり、近年の受賞作品は避けてすらいる。
    しかしながら友人に
    芥川賞を取った作品を好んで−近年に至っては欠かさず−読むという人間がいて、
    その友人が勧めてくれた本。

    当然のことだが受賞作品に脚光が当たりがちなわけであるが、
    受賞を逃したからといって出来が悪いわけではなく、
    作品の出来は十分でありながらも運悪く逃した作品は多いはずで、
    そこに焦点を当てた点は非常に好奇心を刺激した。
    やはり人間の選考には好みや偏見や理解や無理解・その時々の事情や背景があり、
    またドラマもある。
    必ずしも作品そのもの

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    2016年05月08日
  • 還れぬ家

    Posted by ブクログ

    認知症の父に向き合う、ひたすら日常を重ねた物語。仙台が舞台のため、東日本大震災の話も出てくる。
    特にドラマチックというわけではないのだが、何故か読まされてしまう。
    家というもの、家族というもの。
    これから直面するであろう現実をみたきがする。

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    2015年11月14日
  • 還れぬ家

    Posted by ブクログ

    私小説である。まだ、こうした作品を生み出す作家が居たのかと驚いた。

    五十歳間近の主人公は十代で実家と疎遠になるのだが、父親の認知症により母親が介護で疲弊する姿を見て、再び実家、家族に寄り添っていく、といったストーリーである。そんな父親が亡くなり、直後に発生した東日本大震災…

    小説として面白いかと問われれば、全く面白くはないのだが、主人公と同じような年代には身につまされる内容だった。

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    2015年11月01日